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検索結果は7件です。

Clinical biomarkerからみた切除不能大腸癌における1st-line Cetuximab の治療成績
佐川 保(国立北海道がんセンター・消化器内科)
【背景と目的】大腸癌治療は分子標的治療薬登場以降,個別化医療の時代となり,biomarkerによる治療選択が注目を集めている.一方,個々の患者の病態・予後グループやearly tumor shrinkage(ETS)などclinical biomarkerの観点からの個別化も注目されつつある.そこで1st-line Cetuximab治療症例のclinical biomarkerからみた治療成績に...

第55回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法1))

フッ化ピリミジン系薬剤,オキサリプラチン,イリノテカン治療歴を有するKRAS野生型切除不能な進行・再発大腸癌に対するPanitumumabとイリノテカン併用療法の臨床第II相試験(OGSG1001)
三宅 泰裕(箕面市立病院・外科)
[目的]我々はフッ化ピリミジン系薬剤,オキサリプラチン,イリノテカン抵抗性KRAS野生型転移性大腸がんに対するpanitumumabとイリノテカン併用療法の臨床第II相試験を計画した.[方法]対象: KRAS野生型転移性大腸がん,フッ化ピリミジン系薬剤,オキサリプラチン,イリノテカン抵抗性を示し,測定可能病変を有するECOG PS 0-2の症例.治療方法: panitumumab (6 mg/kg...

第55回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法1))

高齢者大腸癌に対するmFOLFOX6+Bevacizumab療法の安全性と有効性の検討
梶浦 新也(富山大・3内科, 富山大・臨床腫瘍部)
【目的】高齢者の化学療法のエビデンスは非高齢者に比べて不十分である.本研究では高齢者大腸癌患者におけるmFOLFOX6+Bevacizumab(BV)療法の安全性と有効性を検討する.
【対象と方法】2007年4月から2011年10月までに1次治療としてmFOLFOX6+BV療法を開始した切除不能・再発大腸癌92症例 を,70歳以上症例(E群26例)と70歳未満症例(Y群66例)に分けて遡及的...

第55回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法1))

高齢の進行大腸癌患者に対するXELOX療法の安全性の検討
中田 悠紀(大阪厚生年金病院・内科)
【目的】XELOX療法は,大腸癌の標準治療であるFORFOX療法に対してNO16966試験などの第III相試験により,非劣勢が証明されている.またFORFOX療法に比べCVポート造設の必要がなく非侵襲的であり,注入ポンプの管理やポート感染などがないことから高齢者の治療により適していると考える.そこで我々は高齢者のXELOX治療の安全性について分子標的治療薬との併用例も交えて検討を行った.【方法】2...

第55回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法1))

FOLFOX/FOLFIRI治療前後における血清鉄変動機序の検討
落合 匠(東部地域病院・外科)
【目的】抗癌剤投与時における血清鉄変動に関してはすでに1985年にFollezooらにより報告されている.今回我々はFOLFOX/FOLFIRI治療前後における血清鉄変動機序解明を目的に血清鉄制御機序の主役であるhepcidine-25 と赤芽球数を反映するといわれている可溶型トランスフェリン受容体を加療直前・直後に測定し新知見を得たので報告する.【対象】H24年9月からH24年11月に当科にて放...

第55回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法1))

再発例を除く進行切除不能大腸癌の治療成績の検討
丸木 雄太(日本医大付属病院・消化器内科)
(背景)切除不能進行再発大腸癌の治療成績は分子標的薬の登場もあって大きく飛躍してきている.近年,個別化医療の重要性も指摘されており,その一環として腫瘍量の違いで治療を層別化する試みも検討され始めている.一般に進行切除不能例は再発例より腫瘍量が多いことが予想される.そこで,今回我々は再発例を除く進行切除不能大腸癌の治療成績を検討し,進行切除不能大腸癌の治療戦略について考察した.(方法)2008年12...

第55回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法1))

当院における進行再発大腸癌に対するBevacizumab Beyond Progression(BBP)の治療成績
小谷 大輔(北九州市立医療センター・消化器内科)
【背景】2012年5月にArnoldらによってML18147試験結果が報告され,前向き試験において初めてBevacizumab Beyond Progression(BBP)の有用性が証明された.そこで,当院におけるBBPの治療成績をretrospectiveに検討し,報告する.
【対象と方法】2008年10月から2013年2月に進行再発大腸癌と診断され,当院で一次治療としてBevacizu...

第55回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法1))