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検索結果は8件です。

遺伝子改変慢性膵炎モデルマウスにおける癌関連遺伝子の解析
尾崎 宣之(熊本大大学院・消化器外科学)
【目的・方法】EGFRなどは慢性膵炎でも強発現し,発癌に寄与するとされているが,慢性膵炎から発癌に至るメカニズムはいまだ不明である.慢性膵炎マウスの樹立を目的に遺伝性膵炎の原因遺伝子の一つである膵内トリプシンインヒビターserine protease inhibitor Kazal type1 (SPINK1) 遺伝子のマウスホモログSpink3遺伝子のノックアウトマウ...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(基礎)

MiR-365によるゲムシタビン耐性誘導機構の検討
濱田 晋(東北大病院・消化器内科)
【目的】マイクロRNAは多数の遺伝子発現を網羅的に制御することで細胞機能を変化させる重要な制御分子である.我々はこれまで,浸潤性膵癌(IDA)と膵管内乳頭粘液腫瘍(IPMN)のマイクロRNA発現プロファイルを網羅的に比較することにより浸潤性増殖に寄与する複数のマイクロRNAを同定した.今回,IDAにおいて発現が有意に増加するマイクロRNAのうち,ゲムシタビン処理後の膵癌細胞生存率を増加させるものを...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(基礎)

演題取り消し
 
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第55回日本消化器病学会大会膵臓(基礎)

膵癌進展に及ぼすB細胞活性化因子(BAFF)の作用
小泉 光仁(愛媛大大学院・消化器・内分泌・代謝内科学)
【目的】B細胞活性化因子(BAFF)は, B細胞の活性化, 生存維持や分化を促す. 造血器腫瘍および乳癌の進展にBAFFが関与することが報告されているが, BAFFが膵癌の進展に関与するか否かについては不明である. そこで膵癌の進展に及ぼすBAFFの作用機序を明らかにすることを目的とした. 【方法】膵癌症例44例およびコントロール症例44例の血清BAFF濃度をELISAで測定し, 臨床背景との関連...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(基礎)

膵癌におけるガレクチン-9の増殖抑制効果の検討
大倉 亮一(香川大附属病院・消化器・神経内科)
【目的】ガレクチン-9(Gal-9)は,β-ガラクトシド結合蛋白質の1つであり,種々の癌細胞において増殖抑制効果が示されている.しかし,膵癌(PK)においてガレクチン-9による増殖抑制効果については報告されていない.今回我々は膵癌細胞においてガレクチン-9による増殖抑制効果を検討するとともに,その抑制機構について検討した.【方法】3種類の膵癌細胞株(PANC-1,PK-1,PK-9)を使用した.こ...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(基礎)

膵臓がんにおけるIRF1およびIRF2の発現とその働き
酒井 利隆(秋田大・消化器内科)
【目的】我々はインターフェロン制御因子(Interferon regulatory factor, IRF)2が急性膵炎の発症に関与する因子であることを明らかにした.膵炎は膵癌のリスクファクターであり,IRF1は癌抑制遺伝子,IRF2は癌遺伝子としての機能も報告されている.今回,IRF1,2の発現と膵臓がんの関連ついて検討した.【方法】当院にて外科的切除を行った膵臓がん47症例について,IRF1,...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(基礎)

次世代シークエンサーを用いた膵炎関連遺伝子異常の解析
中野 絵里子(東北大病院・消化器内科)
【目的】膵炎発症の第一段階は膵腺房細胞内でのトリプシノーゲンの異所性活性化とされ,遺伝子異常によりトリプシン活性化と不活性化のバランスが崩れると膵炎発症にいたると考えられている.代表的な膵炎関連遺伝子異常として,PRSS1遺伝子のp.R122H変異やp.N29I変異,SPINK1遺伝子のp.N34S変異やc.194+2T>C変異などが挙げられる.しかし,家族歴の濃厚な遺...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(基礎)

セルレイン慢性膵炎モデルマウスを用いた糖代謝異常の検討
川崎 慎太郎(慶應義塾大・内科)
【目的】2006年は糖尿病が日本で820万人,世界で1億7100万人存在し,境界型糖尿病は日本で2000万人存在する.インスリン分泌や抵抗性に関する研究が進んでいるが,まだ不明な点が多い.In vivoで膵臓組織のインスリン分泌を研究するためには動物モデルが必要であり,我々は今回慢性膵炎マウスモデルを用いて糖代謝を検討した.【方法】マウス体重50mg/kgのセルレインを1時間毎6回投与する膵炎を週...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(基礎)