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検索結果は7件です。
- 当科における切除不能膵癌に対する一次治療の現況
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藤森 尚(国立九州医療センター・消化器内科)
【背景】切除不能膵癌に対して分子標的薬のerlotinibが使用可能となってから2年余りが経過した.Gemcitabine(GEM),GEM+erlotinib(GE),S-1,GEM+S-1(GS)などの複数の治療レジメンを実地臨床でどのように使い分けるかが今後の大きな課題である.【目的】GE療法導入以降の当科における切除不能膵癌に対する治療成績をまとめ,各治療レジメンの有効性や安全性を検証する...
第55回日本消化器病学会大会 >
膵臓(腫瘍4)
- 膵臓癌における当院のタルセバの使用経験
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安藤 知子(神奈川県立がんセンター・消化器内科(肝胆膵))
【目的】エルロチニブは進行膵癌に対する治療薬として2011年に本邦で承認された.海外で行われたゲムシタビン+エルロチニブ療法の第3試験ではハザード比0.82,生存期間中央値:5.91か月vs. 6.24か月であり,従来の治療成績を大きく上回るものではなく,また肺癌とは異なり,膵癌でのバイオマーカーは報告されていない.しかしゲムシタビン+エルロチニブ療法の恩恵を受ける患者は少なからず存在すると考え,...
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膵臓(腫瘍4)
- 膵癌化学療法における膵腫瘍マーカーの有用性
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武田 洋平(鳥取大・機能病態内科)
【背景と目的】進行膵癌の化学療法の効果判定は主に画像診断にて行われ,膵腫瘍マーカー(CEA,CA19-9,DUPAN-2,Span-1)は参考所見とされているが,画像所見に先行して膵腫瘍マーカーが増減することも多く経験する.今回,切除不能進行膵管癌での化学療法の効果判定における膵腫瘍マーカーの有用性を検討した.【対象と方法】2004年10月~2012年9月までに当院で病理学的に診断し化学療法による...
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膵臓(腫瘍4)
- 進行膵・胆道癌に静脈血栓症(VenousThromboembolism)を合併した3症例の検討
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高見 麻佑子(伊勢赤十字病院・消化器科)
【はじめに】進行癌において,診断の契機や加療中の合併症としてVTEを認める事がある.消化器癌・膵癌・肺癌に多いとされるも,そのメカニズムは明らかにはされていない.VTEに対する治療開始によりHistological Evidenceが得られなくなることがあり問題となるほか,緩和医療に移行してからも予後を縮めうる合併症であることより治療を要することが多い.今回,特徴的な3症例を経験したので報告する....
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膵臓(腫瘍4)
- EUS-FNAB検体中hENT1発現による局所進行膵癌gemcitabine併用化学放射線療法の予後予測
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山田 玲子(三重大附属病院・消化器・肝臓内科)
【目的】当院では,EUS-FNAB/ERCP等で確定診断した局所進行膵癌に対し,gemcitabine併用化学放射線療法(GEM-CRT)を施行,切除可能症例に対しては積極的に根治切除を行ってきた.当院の検討でGEMの細胞内輸送蛋白であるHuman equilibrative nucleoside transporter-1 (hENT1)の腫瘍内発現はGEM-CRTの治療効果と相関があり,今回,...
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膵臓(腫瘍4)
- 進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて---化学療法の選択を中心に---
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小林 陽介(聖隷浜松病院・消化器内科)
【目的】膵癌は代表的な予後不良の悪性腫瘍である.特に進行癌における有効な治療の選択肢は少なく,効果も不良である.今回当院での膵管癌の治療成績を解析し治療の標準化に向けての方向性を検討した.【対象と方法】2009年1月から2012年7月までの連続した新規発症膵管癌160例を対象とし,患者背景・病期・治療・無増悪生存期間(PFS)・全生存期間(OS)等を検討した.【結果】160例は男/女 97/63,...
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膵臓(腫瘍4)
- 切除不能膵癌の化学療法において2次治療不可となる因子の分析
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秋山 巧(佐賀県立病院好生館・肝胆膵内科)
【背景】切除不能膵癌に対する1次化学療法の選択において,現在GEM,S-1の単剤治療,GS療法の選択がある.単剤治療で開始する場合は,通常2次治療のことまで考慮して治療選択を行うが,単剤治療で開始するも2次治療まで遂行できない患者群が存在する.2次治療まで施行できない因子を同定し,1次治療の選択材料とする.【方法】2007年1月~2013年1月までに切除不能膵癌に対し1次治療としてGEMを導入した...
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膵臓(腫瘍4)
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