セッション

検索結果は7件です。

IPMN新コンセンサス診療ガイドラインの検証
毛利 輝生(広島大病院・消化器・代謝内科)
【目的】これまで我々は,病変の主座により主膵管型と分枝型に形態分類を行い,主膵管型あるいは分枝型での嚢胞内結節や主膵管拡張を悪性所見とし治療方針を決定してきた.今回ガイドラインの改定に伴い,新たな形態分類,手術適応基準の妥当性について検討した.【方法】対象は当科で診療したIPMN200症例である.新ガイドラインで提唱されている形態分類,手術適応基準である“造影効果を有する結節”の有無について症例の...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN1)

分枝型IPMN(BD-IPMN)における経過観察例の検討
安藤 暢洋(岐阜県総合医療センター・消化器内科)
【背景】『IPMN/MCN国際診療ガイドライン2012年版』ではBD-IPMNの治療方針アルゴリズムにhigh-risk stigmataとworrisome featuresが提唱され以前より経過観察される頻度が増加する事が予想されるが,経過観察法や間隔などについては明らかにされていない【目的】BD-IPMNの経過観察例の予後を明らかにする【対象】2006年9月から2011年12月までにEUSに...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN1)

分枝型IPMNの進行に関する高危険因子の検討
塚本 啓祐(宮城県立がんセンター・消化器科)
【目的】結節のない分枝型IPMN(以下,BD-IPMN)の進展及び悪性化の高危険群について検討する.【対象と方法】1996年4月~2013年3月に当施設でBD-IPMNと診断した210例のうち,壁在結節を有さず180日以上の経過観察が可能であった96例を対象とした.進展の定義は壁在結節の出現,新たな嚢胞の出現,10mm以上の嚢胞径拡大,2mm以上の主膵管拡張,主膵管の狭窄の出現とした.病変の進展を...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN1)

主膵管型IPMNの組織学的亜分類の検討
野々垣 浩二(大同病院・消化器内科)
【はじめに】主膵管型IPMNは悪性度が高く,診断された時点で手術が可能であれば全例に外科的手術が推奨されているが,主膵管の拡張の程度,症状の有無,壁在結節の有無を含め,明確な悪性の指標は報告されていない.2010年に提唱されたWHO分類では,IPMNはIntestinal type ,Gastric type ,Pancreatobiliary type,Oncocytic typeの4つの組織学...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN1)

膵管内乳頭粘液性腫瘍におけるFDG-PETの意義
高畠 央(公立松任石川中央病院・消化器内科)
【背景】膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMNs)は前癌病変として捉えられる.このために診断時,経過観察中には膵癌合併の指標が重要となり国際診療ガイドラインが作成されている.しかし,現状でガイドライン中にFDG-PETについての言及はない.今回,当院でのIPMNs診療におけるFDG-PETの意義について検討し報告する.【対象】2006年4月1日より2012年12月31日までの期間中,当院のIPMNs25例...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN1)

IPMN/MCNの手術例の検討
知念 健司(沖縄県立中部病院・消化器内科)
【背景】IPMN/MCN国際ガイドラインが2012年に改訂され,手術適応にも変化が見られる.【目的】当院におけるIPMN/MCNの手術例について検討し,IPMN/MCNの手術適応を考えたい【方法】対象は2009年4月から2013年2月までにIPMN/MCNに対し手術を行った8例.【結果】男女比2:6,平均年齢63.5歳.症状は腹痛,背部痛で37.5%(3/8)に認めた.IPMNが7例,MCNが1例...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN1)

IPMNに対する当院の手術時期と経過観察の判断
増田 作栄(湘南鎌倉総合病院・肝胆膵疾患治療センター)
【諸言】IPMNは本邦で初めて報告され,画像診断技術の亢進などによりその発見数も増加している.悪性化する場合があるため問題となっているが,IPMNに対する手術時期や経過観察を判断する十分な文献やエビデンスは未だない.今回は,過去3年間に当院紹介となった75症例について報告する.【症例】症例は33歳から87歳までの75例であり,平均年齢は70.23歳であった.女性が47例,男性が28例であった.国際...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN1)