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検索結果は7件です。

経過観察となった手術適応膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の検討
香月 優亮(慶應義塾大・一般消化器外科)
(背景,目的)IPMNは高齢者に多く,slow growingであるといった特徴を有するものの,治療指針としては一定の見解が得られていなかった.2006年にIPMN/MCNの国際診療ガイドラインが示され,2012年に改訂版が示されある一定の指針がだされたものの依然その自然史について解明されていない.今回,当科で手術適応となるも経過観察された症例を検討したので報告する.(対象,方法)対象は,当科で1...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN2)

新ガイドラインに基づいたIPMN診療の現状と問題点
香川 幸一(NTT東日本関東病院・消化器内科)
【目的】新ガイドラインでは悪性のリスクに応じ,”high-risk stigmata”と”worrisome features”が規定された.今回,high-risk stigmataを高危険群(H群),worrisome featuresを中危険群(M群),その他を低危険群(L群)に分類しIPMN診療の現状を検討した.【対象と方法】2002年4月から2013年2月の間にEUS施行後に切除もしくは...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN2)

新しいIPMN診療ガイドラインにおけるIPMNの型分類基準,手術適応基準の検証
萬代 晃一朗(京都第二赤十字病院・消化器内科)
(背景)2012年にIPMN/MCN国際診療ガイドラインが改訂された.(目的と方法)2012年12月までに当院において切除した主膵管型を除くIPMN症例について検討し,新ガイドラインでの型分類基準と切除適応基準について評価した.1親等以内の膵癌患者の有無によるIPMNの癌化リスクについても検討した.なお,ガイドラインに基づき,5mm以上の主膵管拡張を伴う分枝型IPMNを混合型と判断した.(成績)切...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN2)

分枝型IPMNの患者背景:対照群および通常型膵癌群との比較
武田 洋平(鳥取大・機能病態内科)
【背景と目的】画像診断の普及により分枝型IPMN(BD-IPMN)の発見が増えている.患者管理ではIPMCへの悪性化,異所性の通常型膵癌(PDAC)の発症,他臓器癌の合併に留意する必要がある.新ガイドラインでは画像所見を中心としたリスクが検討されているが,患者背景については不明な点が多い.BD-IPMNの患者背景を詳細に検討し,PDACとの比較も行った.【対象と方法】対象は2003年7月~2012...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN2)

MUC染色による混合型IPMNにおけるhigh risk群の抽出~International consensus guideline 2012を踏まえて~
竹中 完(神戸大・消化器内科)
[背景・目的]IPMNでは形態学的,病理組織学的な診断により,主膵管型の多くはMUC2陽性のintestinal typeが多く,carcinoma in situやinvasive carcinomaなどの悪性群の頻度が高いとされ,分枝型は MUC2陰性でgastric type が多く,悪性群の頻度は低いとされている.一方で混合型については定義・取り扱いが未だcontroversialであり,...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN2)

当院における分枝型IPMNの経過観察症例の検討
佐藤 英之(山形県立中央病院・内科)
【目的】分枝型IPMNは,検診などで発見されることが多くなり,日常診療で経過観察をする機会が増えてきている.そこで当院の外来で経過観察をしている症例の傾向を分析し,今後,分枝型IPMNをどのように経過観察していくのが望ましいかを検討した.【対象と方法】 2004年4月から2013年2月まで当科に通院している膵IPMN症例 151例を対象とした.調査項目は臨床的背景,嚢胞径の増大率,壁在結節の出現率...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN2)

癌合併の陽性的中率よりみた膵IPMN新旧ガイドラインの比較検討
織田 典明(富山県立中央病院・内科)
【目的】2006年にIPMN国際診療ガイドライン第1版(以後GL1)が出され,2012年10月GL第2版(GL2)に改訂された.今回我々は,GL1の手術適応により外科的切除が施行された症例に対して,GL2の手術適応を当てはめ,癌合併の陽性的中率よりみた膵IPMN新旧ガイドラインを比較検討した.【方法】2007年8月から2013年3月までに膵IPMNにて外科的切除を施行された32例を対象とした.男女...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(IPMN2)