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検索結果は7件です。
- SSA/P-Cancer sequenceにおけるACFの前癌病変としての意義
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藤野 泰輝(徳島大学病院 消化器内科)
<背景・目的>SSA/Pは右側大腸に多く発生し、BRAF変異が高率に認められ、CIMPのマーカー遺伝子であるMINTやp16などのメチル化を認めることが報告されており、MSI陽性癌の前病変として注目されている。一方、aberrant crypt foci(ACF)は、マウスやラットの大腸発癌モデルにおける最も初期の前病変と考えられている。我々はこれまで直腸及び左側結腸のACFを観察し、ACFと腺腫...
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- 体外式超音波検査における早期胆嚢癌拾い上げ診断―検診(スクリーニング)の有用性と傾向―
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宮田 英樹(愛媛県立中央病院 消化器内科)
[背景]近年、腹部超音波検診の進歩に伴い、診断困難であった早期胆嚢癌が指摘され、その後の精査で診断可能となってきた。超音波検査の普及、発展における最も恩恵を受けた癌は、胆嚢癌であるといっても過言ではない。しかし、超音波検査で胆嚢癌の兆候が指摘できているにもかかわらず、精査に回らないケースも多い。今回われわれは、検診およびスクリーニングで発見された胆嚢癌と紹介あるいは有症状例で発見された胆嚢癌を対比...
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- 潰瘍瘢痕併存早期胃癌のNBI拡大内視鏡の有用性についての検討
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松永 多恵(香川大学医学部附属病院 消化器神経内科)
(背景/目的)潰瘍瘢痕併存早期胃癌は既存の潰瘍瘢痕のため粘膜表面の色調変化や凹凸がわかりにくく, 癌部の存在範囲診断が困難であることが多い. そこで潰瘍瘢痕併存早期胃癌の存在及び範囲診断におけるNBI併用拡大内視鏡の有用性について検討した.(対象)期間は2011年1月~2013年6月とし, 当院で早期胃癌に対して胃内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施行した174例のうち潰瘍瘢痕併存8例を対象とした...
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- 香川県下10施設における肝細胞癌実態調査結果から検討した非B非C肝細胞癌に対する早期発見への囲い込み
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谷 丈二(香川大学 医学部 消化器・神経内科)
近年、HBVやHCVを背景にもたない非ウイルス性の肝細胞癌(NBNC型肝細胞癌)が増加しており、香川県下10施設における肝細胞癌の実態調査を行い、NBNC型肝細胞癌の背景因子、特徴、予後などについて検討を行ったので報告する。対象は2000年から2009年までの間に香川県下の基幹病院10施設を受診した初発肝細胞癌患者1006例で、年齢中央値は70歳、男性678例、女性328例である。これらを成因別に...
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- 当センターにおける潰瘍性大腸炎に合併したcolitic cancer/dysplasiaの臨床病理学的特徴
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河内 修司(松山赤十字病院 胃腸センター)
【目的】当センターにおける潰瘍性大腸炎(以下UC)に合併したcolitic cancer(以下CC)/dysplasiaの臨床像、内視鏡所見および病理組織学的所見を検討し、より効率的なサーベイランス法を明らかにすること。【方法】1982年4月から2013年8月までに当センターで診療したUC656例中、CC/dysplasiaを合併した15例を対象とし、その臨床病理学的特徴を遡及的に検討した。【成績...
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- 早期病変を含む腫瘍径2cm以下の肝細胞癌切除例の画像的特徴
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荒澤 壮一(高松赤十字病院 消化器内科)
【背景】これまで早期診断が困難とされてきたstage I肝細胞癌(HCC)および早期HCCの画像的診断が、EOB-MRI, ソナゾイド造影超音波検査(CEUS)の登場により可能となった。しかし発見および治療方針決定おいて重要と考えられる術前の腫瘍全体の範囲診断および肉眼分類、分化度診断、門脈浸潤などの評価はいまだ画像診断や肝生検では限界があるとされる。【目的】術前診断時において腫瘍径が2cm以下で...
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- 高齢者における膵・胆道悪性腫瘍の現状
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榊原 一郎(香川県立中央病院)
【背景・目的】膵・胆道悪性腫瘍は診断時には高度進行で手術不能例が多く、特に高齢者の予後改善には早期発見が必須である。高齢者は、非高齢者に比し基礎疾患のための定期通院率は高いことが想定され、当科にて治療した高齢者症例を定期通院の有無により検討し、医療側からの介入による予後改善の可能性を検討した。【方法】症例は、2008年1月~2013年3月までの当科入院歴のある、80歳以上の膵・胆道悪性腫瘍患者44...
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