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検索結果は7件です。

免疫調節剤がインフリキシマブの体内動態に与える影響の検討
中村 健太郎(東邦大医療センター佐倉病院・内科)
目的:クローン病でのインフリキシマブ(IFX)の有効性が示されると同時に、IFX投与継続中に有効性が消失する二次無効症例も認め、対策が課題となっている。最近SONIC studyによりIFX単独投与症例群に比べアザチオプリン(AZA)併用症例群で臨床効果が有意に高いことが報告され、二次無効症例に免疫調節剤併用が有用性を発揮する可能性が推測される。従って、AZA併用によりIFX体内動態に変動を生じう...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸2

インフリキシマブ治療中のクローン病患者に対するアンケート調査-アダリムマブ承認を受けて
上野 義隆(広島大・内視鏡診療科)
【目的】クローン病治療に用いる抗TNFα製剤は2002年に点滴製剤であるインフリキシマブ(IFX)が承認され、2010年10月に皮下注射製剤であるアダリムマブ(ADA)が承認された。ADAの承認を受け、現在IFX治療を行っているクローン病患者の実態を明らかにすることを目的として以下のアンケートを行った。【方法】2010年10月より2011年3月に当院にてIFX治療を行っている患者にアンケート用紙を...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸2

クローン病に対するインフリキシマブ療法における成分栄養剤併用の意義
上野 義隆(広島大・内視鏡診療科)
【目的】成分栄養療法(Elemental Diet: ED療法)はこれまでわが国でのクローン病(CD)の寛解維持療法においてfirst line therapyとして確固たる地位を占めてきたが、2007年よりインフリキシマブ(IFX)の寛解維持投与が保険適応になって以来、ED療法の位置づけに関し、議論が分かれているのが現状である。今回我々は当院でIFXの計画的維持投与が行われたCDを対象に、ED療...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸2

クローン病インフリキシマブ投与症例における長期治療成績の検討
米野 和明(慶應義塾大・消化器内科)
【目的】クローン病では長期寛解維持にインフリキシマブの8週間隔投与が有効であるが、膿瘍発症など種々の要因で投与間隔の短縮や中止にとなった症例が存在する。インフリキシマブ投与中止症例の治療、経過などにつき検討した報告は少ないため、今回、当院で経験した症例につき、詳細な解析をした。【方法】当科で2002年から2010年5月までにインフリキシマブを投与した242例をretrospectiveに解析した。...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸2

インフリキシマブ維持投与クローン病患者206例の投与間隔短縮要因についての検討
有光 晶子(インフュージョンクリニック)
【目的】インフリキシマブ(IFX)の維持投与は、8週毎に反復投与するのが通常であるが、病状によっては投与間隔を短縮せざるを得ない場合もある。今回我々は、投与間隔短縮例について、通常間隔投与群と比較検討を行った。【方法】当クリニックでIFX維持投与中のクローン病(CD)患者について、IFX投与間隔が疾患活動性のために6週以下の間隔で治療を必要とした投与間隔短縮群(短縮群)と、それ以外の通常間隔群(通...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸2

クローン病に対するInfliximab術前投与例の検討
二見 喜太郎(福岡大筑紫病院・外科)
目的:今日、本邦においてもInfliximab(IFX)はクローン病に対する内科的治療の最も重要な薬剤の一つになっており有用性の報告も多くみられる。今回、腸管病変に対して術前にIFX投与を行なった症例を対象として、手術時の背景および周術期の安全性を検討した。対象:2010年12月までに腸管病変に対して初回手術を行ったクローン病327例中、術前にInfliximab(以下IFX)が投与された28例を...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸2

クローン病術後症例に対するinfliximabの再発予防効果の検討
横山 純二(新潟大大学院・消化器内科学)
【目的】クローン病術後症例に対するinfliximab (IFX) の再発予防効果を明らかにする。【方法】2006年から2010年までの間に当院で腸管切除(回腸‐結腸吻合)を施行されたクローン病患者12症例を対象とし、レトロスペクティブに評価を行った。12症例を、術後早期(90日以内)よりIFXの使用を開始した6症例(IFX群)と、術後より免疫調節剤を使用した3症例(IM群)、IFXと免疫調節剤の...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸2