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検索結果は7件です。

炎症性腸疾患に対して免疫調節療法施行患者におけるB型肝炎ウィルスの再活性化の当科での検討
石田 哲也(大分赤十字病院・消化器内科)
[緒言] HBs抗原陰性でHBc抗体陽性もしくは、かつHBs抗体陽性症例は、これまでB型肝炎既往感染者(occult HBV)と考えられ臨床的には治癒症例と判断してきた。しかしこのようなHBV既往感染者からHBV再活性化による肝炎(de novo B型肝炎)が報告されている。de novo B型肝炎は ある報告では致死率20%とされ、発症させない配慮が臨床上不可欠である。今回免疫調節療法施行中の炎...

第54回日本消化器病学会大会大腸(その他)1

炎症性腸疾患(IBD)患者におけるPPI(プロトンポンプ阻害薬)使用および上部消化管症状についての検討
長堀 正和(東京医歯大・消化器内科)
【目的】炎症性腸疾患(IBD)患者におけるPPI使用の実態と上部消化管症状(GERDおよびFD)の実態を明らかにする
【方法】当院定期通院中の同意が得られたIBD患者を対象とし、自記式調査票による調査を行った。調査内容は、年齢、性別、身長、体重、喫煙歴、IBD病名、発病年齢、現在および過去のIBD内服治療、抗精神病薬およびNSAIDs、またH2阻害薬やPPI内服の有無を調査した。また、FDの...

第54回日本消化器病学会大会大腸(その他)1

当院における虚血性腸炎の検討
吉原 靖典(JR東京総合病院・消化器内科)
【目的】虚血性腸炎の臨床的特徴を明らかにするため,当院で経験した虚血性腸炎症例を検討した.【方法】2006年4月から2011年12月に行った下部消化管内視鏡検査11946件のうち,虚血性腸炎と診断した54例を対象とした.症例の年齢,性別,基礎疾患,発症の時期や時間などについて検討した.【成績】全体54例の平均年齢は55.1歳であり,49歳以下の若年者が20例(37%)であった.性別は,男性20例(...

第54回日本消化器病学会大会大腸(その他)1

虚血性大腸炎において性差はあるか?
若林 直樹(大津市民病院・消化器内科)
【目的】虚血性大腸炎は、日常診療でよく遭遇する良性疾患である。発症病態の観点からは、動脈硬化や便通異常などといった生活習慣の影響が大きいといわれている。これまでもどちらかというと女性に多い疾患とも言われてきたが、性差の有無も含めその関与については未だ明らかではない。本研究では、本疾患に性差があるか否かを明らかにすることを目的とした。【方法】2011年1月より2011年12月まで約1年間に、当施設に...

第54回日本消化器病学会大会大腸(その他)1

先端透明フードと体位変換を用いた患者にやさしい大腸内視鏡挿入法
平野 直樹(東邦大医療センター大森病院・消化器内科)
大腸内視鏡挿入法は基本的にはいかに患者の苦痛を少なく、速やかに挿入できることが重要である。できるだけ挿入時の疼痛がないような挿入法で行うことで、鎮静剤、鎮痛剤の使用量を減らすことでき、それらによる呼吸抑制、血圧低下等の偶発症を防ぐことができ、患者にとってやさしい大腸内視鏡が施行できる。先端透明フードと体位変換を用いた大腸内視鏡挿入法によりスムーズな大腸内視鏡検査が可能となっているので今回我々はこれ...

第54回日本消化器病学会大会大腸(その他)1

大腸内視鏡検査と大腸3D-CT検査の被験者受容性に関する比較検討‐多施設共同試験(JANCT)アンケート調査から‐
加藤 貴司(北海道消化器科病院・内科, 大腸3次元CT研究会)
【目的】大腸癌検診は定期的に繰り返す必要性があるため大腸3D-CT検査(3DCT)を検診に導入するにあたり被験者の受容性を評価することは重要である。3DCTの精度検証のために施行された多施設共同試験のアンケート調査から3DCT の被験者受容性について大腸内視鏡検査(TCS)と比較し検討した。【方法】JANCTでは3DCTとTCSの共通の前処置PEG-C法を用いた。TCSは全例を消化器内視鏡専門医が...

第54回日本消化器病学会大会大腸(その他)1

大腸癌発見のための病院全体の取り組み~消化器病プロジェクトの成果報告~
橋口 一利(嶋田病院・内科)
大腸癌死亡率が男性3位、女性1位(2009年国立がんセンターがん対策情報センターより)となり、さらに増加傾向にあるのは、大腸がん検診受診率と精検受診率の低さが大きな要因とされている。当院では、地域医療を通して大腸癌の早期発見早期治療の啓蒙活動をおこない、積極的に全大腸内視鏡検査をおこなっている。
【目的】2010年より地域の大腸癌死亡率減少を目指した消化器病プロジェクト(以下PJ)を立ち上げ...

第54回日本消化器病学会大会大腸(その他)1