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検索結果は7件です。

潰瘍性大腸炎関連遺伝子多型の寛解維持への影響
浅野 光一(九州大・病態機能内科, 九州大病院・光学医療診療部)
【目的】本邦潰瘍性大腸炎(以下UC)の疾患関連遺伝子としてHLA-DRB1*1502,rs6671847 (FCGR2A),rs17085007 (13q12),rs2108225 (SLC26A3)が同定されている.しかし,UCの臨床経過への影響は不明である.【方法】当科にて2006年5月から2008年2月に遺伝子解析を行ったUC患者のうち,DNA採取時に寛解であった109名を対象とした.上記遺...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎2)

VDZの日本人UC患者を対象とした第I相多施設共同非盲検用量漸増反復投与試験
小林 清典(北里大東病院・消化器内科)
【目的】ヒトα4β7インテグリンに対するヒト化IgG1モノクローナル抗体であるvedolizumab(VDZ)について,日本人潰瘍性大腸炎(UC)患者での安全性,薬物動態(PK),薬理学的作用(PD)及び有効性を検討した.【方法】日本人UC患者に対し1,15及び43日目に150mg又は300mgのVDZが静脈内(IV)投与された.5-ASA,ステロイド及び免疫調節薬のいずれかを組入れ時に投与してい...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎2)

当院における難治性潰瘍性大腸炎に対するTacrolimusの有用性
渡辺 修(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】Tacrolimus (Tac)を難治性潰瘍性大腸炎(UC)患者に投与し,有効性を検討した.【方法】対象はUC40例(重症15例,中等症25例).治療効果はLitchigerのClinical activity index (CAI) を用い,投与後のCAIが4以下を寛解,投与前より5以上低下を有効とした.一部の症例に投与前と2週間後にS状結腸内視鏡検査(CS)を行い,潰瘍・易出血性・浮腫...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎2)

当院における5-ASA製剤の服薬状況
深井 泰守(伊勢崎市民病院・内科)
【目的】潰瘍性大腸炎患者における5-ASA製剤内服状況の実態と1日1回投与変更後のアドヒアランスを調査する事を目的とした.【方法】経口5-ASA製剤の投与により寛解維持中の潰瘍性大腸炎患者を対象に,2012年10月1日~2013年1月初旬にかけて服薬状況についてのアンケートを無記名で実施した.1.患者背景(性別,年齢,勤務状況,食事の有無),2.服薬状況(5-ASAの服薬回数,寛解維持量,服薬遵守...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎2)

潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブのステロイド減量・離脱効果の検討
亀崎 秀宏(国保君津中央病院・消化器科)
【目的】ステロイド依存・抵抗を示す潰瘍性大腸炎(UC)患者には,免疫調整剤や血球成分除去療法の併用が推奨されてきた.しかし,免疫調整剤には骨髄抑制や催奇形性作用など重篤な副作用の可能性もあり,血球成分除去療法には設備の点などより普遍的な使用には限りもある.抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤のインフリキシマブ(IFX)は2010年6月よりUCへの使用も承認され,その良好な治療効果が認知されつつある...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎2)

潰瘍性大腸炎合併大腸癌の術前診断の有用性と問題点
辰巳 健志(横浜市立市民病院・外科)
背景:潰瘍性大腸炎(以下UC)の長期経過例では大腸癌発生の頻度が増加することが知られているが,早期に診断をするための問題点は多い.目的;潰瘍性大腸炎合併大腸癌(colitic cancer:以下CC)の術前診断におけるsurveillance colonoscopy(以下SC)の有用性,問題点を明らかにする.対象・方法:2007年から2013年に手術を施行したCC76例(癌62例,dysplasi...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎2)

潰瘍性大腸炎患者に対する新規メサラジン製剤(メサラジン腸溶剤)の治療成績と服薬コンプライアンス
諸星 雄一(横浜市立市民病院・消化器内科)
【背景・目的】軽・中等症の潰瘍性大腸炎(UC)に対する基本薬は5-ASA製剤である.2009年12月に大腸へのドラッグデリバリーを持ち,より副作用の少ないPH依存型メサラジン放出調節薬剤(商品名:アサコール)が承認となり,当科でも総例71人に使用した.そこで,既存の5-ASA製剤(サラゾスルファピリジン:SASP,メサラジン徐放錠)との比較を副作用・治療成績・服薬コンプライアンスの点から検証した....

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎2)