セッション

検索結果は7件です。

当院における高齢者肝細胞癌診療の現状
土居 忠(王子総合病院・消化器内科)
【背景・目的】肝癌ハイリスク群の高齢化に伴い肝細胞癌(HCC)症例も高齢化しつつある。高齢者では様々な理由から非高齢者と同じ治療選択が行われないことを経験する。そこで今回は当院における高齢者HCC診療の現状について検討した。【対象・方法】2003年4月より2010年3月までに当院で経験した初発HCC 169例中、80歳以上の高齢者は38例、非高齢者は131例であった。高齢者群と非高齢者群の併存疾患...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-腫瘍8

当科における高齢者肝癌(75歳以上)の特徴~高齢化と発ガンについて~
久保田 陽子(長崎大病院・消化器内科)
【背景と目的】わが国では高齢化とともに高齢者の肝細胞癌(HCC)が増加傾向にあることを我々は以前報告した (Oncology reports 21:223-237,2009 ).今回我々は、高齢者(75歳以上)のHCCの臨床病理学的背景を検討し、その特徴を明らかにした.
【対象と方法】 1981年から2007年まで当院消化器内科にてHCCと初めて診断された624症例(年齢63.9±9.8歳、...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-腫瘍8

肝癌治療法の変遷と予後~高齢者・非高齢者の比較~
三宅 達也(島根大・2内科)
【目的】島根県は日本の最高齢化県であるが、2006年に当科に入院した消化器疾患患者の集計では、患者総数632人のうち65歳以上の高齢者が60.6%を占めており、悪性疾患では肝癌の入院患者が最多であった。そこで当科に入院したHCC患者について高齢者・非高齢者に分け検討を行った。【方法】1981年~2004年に当科に入院した初発HCC症例496例を対象とし、1980年代(126例)、1990年代(25...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-腫瘍8

高齢者(80歳以上)の肝細胞癌診療の臨床的検討
金原 猛(東芝病院・消化器内科)
【目的】近年HCC症例における高齢者の占める割合は増加傾向にあるが、身体機能の低下や併存疾患を有する例が多く、非高齢者と同様に治療を行う有用性は明らかではない。今回我々は高齢HCC症例に対する治療の有用性について臨床的検討を行った。【対象】1994年4月から2011年2月までに当院にてHCCと診断された診断時80歳以上の症例46例中、stage I~IIIかつChild-Pugh A、Bの抗癌治療...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-腫瘍8

香川県における高齢肝細胞癌患者の特徴と治療選択
宮武 宏和(三豊総合病院・内科)
【背景・目的】高齢化に伴い高齢肝細胞癌患者に対する治療が増加しているが積極的治療の是非については十分検討なされていないためこの妥当性について検討した。【方法】香川県下10施設における2004年1月から2008年12月の初発肝細胞癌患者のうち早期死亡例を除き180日以上の経過観察がなされた776例について80歳以上(超高齢群)92例、75歳以上80歳未満(高齢群)135例、75歳未満(若年群)549...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-腫瘍8

当院における脈管・胆管浸潤を伴う進行肝細胞癌に対する放射線治療併用肝動注療法の現状
谷 丈二(香川大・消化器・神経内科)
【目的】進行肝細胞癌に対する治療については、外科切除・RFA・肝動脈カテーテル治療・分子標的薬が選択されるが、ガイドラインに記載はないものの放射線治療の有効性が報告されている。今回、我々は骨転移の疼痛緩和を除く当院にて施行した脈管・胆管浸潤を伴う進行肝細胞癌に対する放射線治療併用肝動注療法の現状について検討したため報告する。【対象・方法】2007年1月より2010年12月の間で骨転移の疼痛緩和を除...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-腫瘍8

肝細胞癌に対する定位放射線治療の検討
森 敬弘(JR大阪鉄道病院・消化器内科)
【目的】肝細胞癌(HCC)に対する放射線治療は,治療範囲内の肝細胞障害も伴うため肝機能の低下した症例では行いにくく,主として門脈腫瘍塞栓に対する集学的治療の一つとして行われてきた.近年HCC自体に対する放射線治療,とくに定位放射線治療(Stereotactic Radiotherapy:SRT)の有用性が報告されており,原発病巣が直径5cm以内で転移病巣のない原発性肝癌は保険適応にもなっている.今...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-腫瘍8