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検索結果は7件です。

『目で診る門脈圧亢進症ダイナミクス』の提案
高塚 健太郎(大船中央病院・消化器肝臓病センター)
【背景】BRTOやPSEなどの門脈圧亢進症介入治療により門脈システムがダイナミックに変化することを画像描出するできるようになった。【目的】治療前後の血行動態を画像描出することで門脈圧亢進症の理解を深め、治療戦略に繋げる。【方法】IVRや観血的治療の前後の門脈像を選択的血管造影下CTを中心に、超音波(ドプラ)、血管造影などを用いて画像比較検討する。(発表ではすべて画像掲示)【症例】1.血管抵抗の低い...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-門脈圧亢進症

特発性門脈圧亢進症において、ソナゾイド造影超音波早期相で観察された特異な所見について
嶋田 太郎(千葉大附属病院・消化器内科)
【目的】特発性門脈圧亢進症(IPH)は、肝硬変との鑑別がしばしば問題となる。今回、IPH肝でソナゾイド造影超音波にて観察された特異な所見について、肝硬変や正常肝における造影所見との比較から検討したので報告する。【方法】対象は、血管造影および組織検査にて確定診断が得られたIPH10例と組織学的に診断された肝硬変48例、コントロール37例の計95例である。造影超音波(ソナゾイド、0.0075mg/kg...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-門脈圧亢進症

門脈逆流を伴った胃静脈瘤に対するB-RTO
亀崎 秀宏(千葉大附属病院・消化器内科)
【目的】門脈逆流を伴った胃静脈瘤に対するB-RTOの治療成績を検討し、高度短絡路例における本法の適応と意義を考察した。【方法】B-RTOを試みたF2以上の胃底部静脈瘤合併肝硬変109例を対象とした。術前の超音波では門脈/脾静脈血流の逆流群が35例、順流群が74例であった。なお門脈本幹を含む広範な逆流を呈した5例では、バルンカテーテルによる排血路閉塞時の門脈血流変化を超音波にて観察した。【成績】1....

第53回日本消化器病学会大会肝臓-門脈圧亢進症

Partial Splenic Embolization(PSE)の長期予後に及ぼす因子の検討
川岸 加奈(北里大東病院・消化器内科)
【目的】今回、肝硬変症(LC)、特発性門脈圧亢進症(IPH)に対してPSEが施行された症例の長期予後と、PSE併用のインターフェロン(IFN)療法の奏効率について検討した。【方法】1990年7月から2011年2月までの間に施行され長期予後を検討し得た111例(HBsAg陽性 15例,HCV抗体陽性 78例,HBsAg+HCV抗体陽性 2例,alcohol 5例うち1例はHCV抗体陽性,PBC 4例...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-門脈圧亢進症

部分的脾動脈塞栓術の血球増加および肝予備能改善効果
石川 剛(山口大・消化器病態内科学)
【目的】部分的脾動脈塞栓術(PSE)の血小板増加効果はすでに証明されているが、本研究ではその予測因子と付随効果ならびに長期経過について検討する。【方法】2007年9月~2010年12月に当科で施行し1ヶ月以上経過観察し得たPSE27症例(平均年齢;64.9歳、男/女=15/12、HBV/HCV/アルコール=2/24/1、Child-Pugh分類A/B/C=12/14/1、平均Child-Pugh ...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-門脈圧亢進症

門脈腫瘍塞栓を伴った進行肝細胞癌合併肝硬変症例に対する静脈瘤治療の必要性
金山 政洋(東邦大医療センター大森病院・消化器内科)
【背景】進行肝細胞癌(aHCC)合併肝硬変(LC)症例に肝動注化学療法(HIAC)が行われるようになり、予後が改善されてきている。しかし門脈腫瘍塞栓(PVTT)合併例の予後は非合併症例に比し悪いのが現状であり、予後が限られた症例に入院の延長を強いる事になる静脈瘤治療をどこまで積極的に導入するべきかは、議論の余地が残されている。【目的】PVTTを伴ったaHCC合併LC症例に対する、胃食道静脈瘤治療導...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-門脈圧亢進症

内視鏡的食道静脈瘤硬化療法が影響する肝硬変患者の栄養状態~BCAA含有経腸栄養剤投与による前向き調査~
古市 好宏(東京医大・消化器内科)
【緒言】肝硬変(LC)では短時間の絶食でも飢餓状態になり易い.しかし食道静脈瘤(EV)に対するEIS治療では禁食や流動食などの食事制限が必要となり,栄養障害が懸念される.【目的】EVを伴うLC患者にEISを施行した際の栄養状態を明らかにし,周術期におけるBCAA含有経腸栄養剤が齎す効果を検討する.【対象と方法】EIS治療適応となったEV41例を対象とした.治療時よりアミノレバンEN1包を開始する群...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-門脈圧亢進症