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検索結果は7件です。

胃疾患に合併する巨赤芽球性貧血の3症例から検討した危険因子
永山 学(えびの市立病院)
【緒言】胃全摘後のビタミンB12補充療法は広く行われている.他の胃疾患でもビタミンB12や葉酸の欠乏による巨赤芽球性貧血を認める場合があり,その診断は比較的容易であるが危険因子に関する報告は少ない.【症例1】87歳女性.10年前に十二指腸潰瘍に対する幽門側胃切除術の既往を有し,2ヶ月前から認める下腿浮腫で当科受診した.WBC 2210 /μl,RBC 1...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)1

A型胃炎に併発した多発性胃カルチノイドの2切除例
六車 一哉(大阪市立大大学院・腫瘍外科学)
[症例1]73歳、男性。心窩部不快感にて上部消化管内視鏡検査を受けたところ、胃体部中心に最大5mmの粘膜下腫瘍の形態をとる多発性腫瘤を認め、生検にてカルチノイドと診断された。血中ガストリン値は3500pg/dlと著明に高値を示し、24時間胃内PHモニタリングにて無酸症であり、抗胃壁細胞抗体陽性であった。A型胃炎と高ガストリン血症を伴う多発性胃カルチノイドと診断し、幽門側胃切除術を施行した。術後、血...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)1

当院における経皮内視鏡的胃瘻造設術後の予後因子の検討
藤本 美幸(阿南共栄病院・消化器病センター)
【目的】経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)は摂食障害症例に対し広く施行されている。簡便かつ低侵襲に施行できるといわれているが対象者が高齢者であることが多く、PEG施行後の経腸栄養の利点が得られないまま死亡することも多い。当院でのPEG施行例の生命予後因子について検討した。【方法】当院において2009年4月から2011年12月までに施行したPEG165例(男性83例、女性82例、平均年齢81.2歳)の...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)1

当院における内視鏡的胃瘻造設の適応と造設後の管理
上嶋 弾(阪和住吉総合病院・消化器センター)
【はじめに】当院はグループ内に5000床以上の療養型ベッドを持つ一般急性期病院である。そのため主に病病連携による毎年約100~150例の経口摂取困難な患者に対するPEGを行っている。我々のグループ内でのPEGの適応と成績、安全管理の現状を紹介する。【適応と成績】当院ではまず依頼元の主治医がPEGの適応について判断し、その後必ず紹介状とともに患者家族が当院の外来を受診することで適応に関して2重チェッ...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)1

当院の超高齢者に対するPEGの現状
西山 竜(駿河台日本大病院・消化器肝臓内科)
【目的】当院の超高齢者に対する経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の現状をまとめ、PEGの妥当性、安全性について検討する。【対象と方法】2007年1月から2011年12月末までに当院でPEGを施行した96例うち年齢が85歳以上の超高齢者16例を対象とした。検討項目は背景疾患の内訳、PEG施行の理由、施行時のperformance status(PS)、施行前の栄養法、転帰および退院率、PEGに伴う合併...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)1

癌患者における消化管減圧目的の経皮内視鏡的胃瘻造設術14例の検討
木藤 陽介(石川県立中央病院・消化器内科)
【目的】癌浸潤に伴う腸管狭窄や癌性腹膜炎による嘔気嘔吐などの腸閉塞症状に対して、消化管減圧目的に行われる経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の現状と有効性を検討する。【方法】2006年から2011年の間に当院で行われたPEG 463例のうち、癌患者において消化管減圧目的に行われた14例を対象とし、retrospectiveに検討した。【成績】患者背景は年齢中央値58(40-83)歳、男/女=4/10、...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)1

療養型病棟を併設する地方病院におけるPEG施行例の実際
吉永 寛(宇和島徳洲会病院・消化器科)
【目的】経鼻内視鏡の出現やPEGキットの改良などによりPEG施行自体は短時間で安全にできるようになった。消化器内科医は胃瘻造設の依頼を受けるが、その適応に関しては関与しづらい状況がある。超高齢者社会において療養型病棟を併設した地方病院におけるPEGの実際を振り返り、適応と安全管理について検討する。【方法】対象は2004年4月から2012年1月までにPEGを施行した218例(平均年齢81歳 男性10...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)1