セッション

検索結果は7件です。

IPMNによる閉塞性黄疸に対しての、経皮経肝胆道ドレナージルートよりのステント閉塞防止の試み
安倍 修(JR仙台病院・消化器科)
膵管内乳頭粘液性腫瘍(Intraductal papillary mucinous neoplasm;以下IPMN) は一般には緩徐な発育を示し、膵腫瘍の中では比較的予後の良好な腫瘍として知られているが、総胆管に穿破した場合、産生される粘液による閉塞性黄疸はほぼ必発であり、かつ胆管炎を併発する。しかも、粘液胆汁のため胆道ドレナージを行ってもチューブの閉塞をきたし、管理に難渋する症例に臨床の現場では...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)3

ガイドライン施行後の急性胆嚢炎の診療成績
田尻 和人(富山大・3内科)
【背景/目的】急性胆嚢炎は多くが胆石症を保有し重篤化しうる急性疾患である。治療の標準化のため2006年に診療ガイドラインが提唱され、急性期も含め外科的治療を前提としているが、実地診療では困難な場合も多い。今回当科において入院加療を行った急性胆嚢炎症例(総胆管結石性は除く)の治療成績、ガイドラインの有効性、高齢(75歳以上)が治療経過に与える影響につき検討した。【対象および方法】ガイドライン施行後の...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)3

当院の総胆管結石治療におけるEST・EPBD vs LCBDE選択の現状と治療手技別入院期間の検討
成瀬 宏仁(市立函館病院・消化器病センター消化器内科)
【目的】当院での総胆管結石治療におけるEST・EPBD vs LCBDE選択の現状を把握し、治療法別成績、治療法選択理由、入院期間を検討する。【対象】2007.1月~2011.12月に当院で経験した総胆管結石症例248例(男性144例、女性104例)。【成績】A群-内視鏡治療群179例(72.2%)、B群-LCBDE群55例(22.2%)、C群-開腹総胆管切石群13例(5.2%)。初診時胆管炎は2...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)3

胆嚢・総胆管結石症における総胆管結石截石術後の胆嚢摘出術の必要性
美登路 昭(奈良県立医大・消化器・内分泌代謝内科)
【目的】胆嚢・総胆管結石症に対する治療法としては、腹腔鏡下手術(LCBDE)とりわけ経胆嚢管法が理想的であるが普及はしておらず、多くの施設で内視鏡的総胆管結石截石術+胆嚢摘出術(胆摘)が標準治療となっている。この際、種々の理由で胆摘が追加されないことが問題点として挙げられる。今回、内視鏡的治療後の胆摘の必要性について検討する。【方法】対象は2005年から2011年の間に初めて胆嚢・総胆管結石症と診...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)3

当科における高齢者の胆石症に対する治療の検討
井元 章(大阪医大・2内科)
【背景】近年高齢者層の増加に伴い、高齢者の肝胆道系疾患を経験する機会が増えている。【目的】当院での高齢者胆石症に対する治療の現状と妥当性を検討する。【対象と方法】過去3年間に当院で経験した胆石症症例40例(平均年齢70.7±1.7歳、男女比25:15)を対象とした。内訳は1)総胆管結石14例、2)総胆管胆嚢結石19例、3)胆嚢結石7例であった。75歳以上を高齢者群(15例、平均年齢80.1±1.1...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)3

高齢者急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術の治療成績
横山 隆秀(信州大・消化器外科)
【目的】我々は2007年より、急性胆嚢炎に対して早期の腹腔鏡下胆嚢摘出術を第一選択としており、全身麻酔が可能であれば、高齢者においても積極的に腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行している。今回、高齢者の急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術の成績を検討した。【方法】2007年から2011年の間に93例の腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した。このうち、急性胆嚢炎以外の予定手術は69例(P群)、急性胆嚢炎は24例(A群)で...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)3

高齢者(75歳以上)における総胆管結石に起因する急性胆管炎の臨床的特徴の検討
中路 聡(亀田総合病院・消化器内科)
【背景】本邦では人口動態の変化に伴い高齢者が著明に増加している.重篤な基礎疾患を有したり,予期しない偶発症のため長期間の入院を要したり,致命的になるケースも存在するため高齢者における急性胆管炎の特徴を知っておくことは重要であると思われる.【方法】74歳以下を非高齢群,75歳以上を高齢群と分類し臨床的特徴を比較・検討した.重症度分類は国内ガイドラインを用いた.受診時の臨床症状は腹痛,黄疸,発熱,血圧...

第54回日本消化器病学会大会胆道(治療)3