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検索結果は7件です。

潰瘍性大腸炎確定診断以前の大腸内視鏡像のretrospectiveな分析による潰瘍性大腸炎初期,先行病変の検討
港 洋平(東京都立墨東病院内科)
【目的】潰瘍性大腸炎では臨床症状が出現して大腸内視鏡検査を行った時点で,すでに典型的な病変を認めることが多く,初期,先行病変は明らかになっていない.今回,潰瘍性大腸炎と診断される以前に大腸内視鏡検査が行われていた症例の内視鏡所見をretrospectiveに分析し,早期診断に役立つ先行する初期病変の所見がないか検討した.【方法】2005年1月から2012年7月に潰瘍性大腸炎と診断された症例で,診断...

第99回日本消化器病学会総会大腸炎1

当科における虚血性大腸炎診断の取り組み
武藤 修一(苫小牧市立病院消化器内科)
【目的】虚血性大腸炎の診断に,内視鏡検査やCT検査に比べて腹部エコー検査は診断能に遜色がない事を報告した(第98回総会,第20回JDDW).近年放射線被爆への関心も高まっており,急性期には腹部エコーを行う事が第一選択と考えるが,多くの施設でCT検査が汎用されているのが現実である.そこで,エコーの有用性を皆に周知後,当科において虚血性大腸炎に対する診断の変遷に付いて検討した.【方法】対象は,2012...

第99回日本消化器病学会総会大腸炎1

壊疽性虫垂炎関連因子についての検討
石塚 満(獨協医科大学第二外科)
【背景】壊疽性虫垂炎は容易に穿孔を生じ腹膜炎に至るため,手術の絶対的適応であると考えられる.同様に虫垂炎の重症度はその炎症の強度と相関すると考えられる.【目的】壊疽性虫垂炎に最も関連した術前臨床背景因子の検討を行うこと.【対象,方法】2000年1月から2009年12月までの間に,急性虫垂炎の診断にて当科で開腹手術を施行した症例の中で,解析に十分な術前データを有する222症例を用いた.壊疽性虫垂炎症...

第99回日本消化器病学会総会大腸炎1

大腸憩室症患者における嵌頓便の細菌叢検討
渡辺 心(順天堂大学救急災害医学研究室)
【目的】大腸内視鏡検査時,長期間にわたり憩室にはまり込んだ形跡のある便(嵌頓便)が頻繁に認められる.嵌頓便は通常便と硬度や所見が異なり,特徴のある細菌叢を構成することが予想される.そこで今回T-RFLP法を用いて,嵌頓便と健常人のデータを比較することとした.また同患者の嵌頓便と通常便も比較した.【方法】健常人28例平均66.5歳(I群),憩室症(嵌頓便:CF時採取)15例平均70歳(II群),憩室...

第99回日本消化器病学会総会大腸炎1

当科における大腸憩室炎の検討
大山 恭平(日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科分野)
【目的】本邦において大腸憩室症は平均寿命の延長,食生活の欧米化を反映して急速に増加し日常よく経験する疾患の一つとなっている.罹患率の増加に伴い,重篤な合併症もしばしば経験されるようになってきた.そのため,今回当科において経験した大腸憩室炎の検討を行った.【方法】2008年4月1日から2012年3月31日までの4年間で当科に大腸憩室炎の診断で入院された68例のべ73件について年齢,性別,入院期間,病...

第99回日本消化器病学会総会大腸炎1

当院におけるアメーバ性大腸炎,赤痢アメーバ感染症の検討
青柳 裕之(福井県立病院消化器内科)
【目的】国内で見つかるアメーバ性大腸炎は,海外渡航者などの輸入感染症,あるいは免疫不全状態に続発する日和見感染といわれている.近年は男性同性愛患者に本症が見つかるケースも増えてきている.しかし交通網の発達や輸入加工食品の摂取量が増加している現状では海外渡航歴や同性愛の有無によらず同感染症に罹患する可能性がある.今回は当院におけるアメーバ性大腸炎,赤痢アメーバ感染症と診断された10例についてその臨床...

第99回日本消化器病学会総会大腸炎1

当院における虚血性大腸炎症例の検討
戸田 万生良(関西労災病院消化器内科)
【目的】虚血性腸炎は比較的頻度の高い疾患で,血管側および腸管側の因子によって発症すると考えられている.当院において虚血性大腸炎と診断された症例の臨床像を検討した.【方法】対象は2007年1月から2011年12月までに虚血性大腸炎と診断され当科で入院加療を行った88例.男性27例,女性61例で,年齢は37-88歳(平均68歳).年齢を10歳毎で群別し検討を行った.【結果】60歳未満は19例,60-6...

第99回日本消化器病学会総会大腸炎1