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P-175 非切除胃に発生したgastritis cystica profunda合併早期胃癌の3例
 
1背景・目的】Gastritis cystica profunda(GCP)は胃腺窩上皮の過形成と粘膜深部に増生する嚢胞状拡張腺管を特徴とする胃炎として知られている.多くは切除後の残胃吻合部に発生し非切除胃での発生は比較的稀とされていたが近年は非切除胃での発生報告も増加している.今回当科にて非切除胃に発生したGCP合併早期胃癌を3例経験したので文献的考察を含めて報告する.【症例1180歳男性胃体上...

第98回日本消化器病学会総会胃癌

P-176 組織学的に“sci”を呈する早期胃癌症例の検討
 
いわゆるスキルス胃癌は予後が悪く治療に難渋することが多い.しかし組織学的にsciを呈する胃癌のうち進行度の低い胃癌はそれほど予後が悪い印象はない.今回組織学的にsciである早期胃がん症例について臨床病理学的に検討した.【方法】1997-2007年の間富山大学第2外科で手術を行った437例の胃癌症例のうち組織学的にsciを呈した症例69例であった.その中で壁深達度msm症例を抽出し予後調査を行った....

第98回日本消化器病学会総会胃癌

P-177 胃生検でAtypical Epithelium(Group2)病変のNBI拡大内視鏡像
 
【緒言】2010年に胃癌取扱い規約の改定で胃生検Group分類の改定が行われ再生癌との鑑別が困難な病変がGroup2となった.当院では従来からGroup分類は用いられておらずatypical epithe丘um(以下AP>として報告されてきたすなわち現行のGroup2にあたる.今回我々は胃生検でAPと診断された症例中診断にNBI拡大内視鏡を併用した38例について検討した.【対象】2009年1月から...

第98回日本消化器病学会総会胃癌

P-178 早期胃癌に対するESDの治療成績と不完全切除要因
五嶋敦史(山口大学消化器病態内科学)
【目的】早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic submu-cosal dissection:ESD)の普及によって従来の内視鏡的粘膜切除術(End・scopic mucosa1 resection:EMR)では困難であった病変の一括切除が可能となった適応拡大により内視鏡的治療の症例数が増加しているが治療後の病理診断の結果から適応外と判定される症例が少なからず存在する本研究は...

第98回日本消化器病学会総会胃癌

P-179 適応拡大に留まる未分化型早期胃癌の特徴
山田展久(京都府立医科大学消化器内科学教室)
【背:景と目的】UL(一)2cm以下のpTla(M)の未分化型胃癌は適応拡大病変であるがUL大きさ深達度のいずれか一つの条件が外れるだけで適応外となり追加治療を要する.ESD後に未分化型胃癌で適応拡大に留まる症例の特徴を明らかにしたい.【方法】2002年6月から2011年10月までに当院においてESDで一括切除した早期胃癌560病変のうち未分化型(優位)胃癌であった24例を対象として適応診断と術前...

第98回日本消化器病学会総会胃癌

P-180 早期胃癌(手つなぎ型)側方進展範囲の内視鏡診断についての検討
 
[目的】手つなぎ型胃癌の側方進展範囲についての内視鏡診断の現状を把握しその対策を検討すること【対象・方法】2008年4月から2011年9月にESDを施行し病理診断の確定した早期胃癌61例のうち病理学的にtub2手つなぎ型と診断された4例について術前通常内視鏡観察インジゴカルミン色素観察酢酸加インジゴカルミン色素(AIM)法や拡大観察NBI観察negative biopsy(NB)の所見をretro...

第98回日本消化器病学会総会胃癌

P-181 当院において死亡までを追跡しえた進行胃癌患者の検討
中田悠紀(大阪厚生年金病院内科)
【目的】現在切除不能進行胃がんに対してはSPIRITS St験をもとに本邦においてはS-1CDDP(SP)併用療法が標準治療の一つとされており一次治療として使用されることが多い.しかし2次治療以降の薬剤選択など未だ胃癌全体の.治療体系が確立されていないのが現状である.今回我々は当院において死亡までを追跡しえた進行胃癌症例から治療の現状及び治療効果につき検討を行った.【方法】2006年9月より201...

第98回日本消化器病学会総会胃癌