セッション

検索結果は7件です。

P-150 精神疾患を合併するC型慢性肝炎に対してIFNβによる治療を施行した5例の検討
北山素(長崎大学消化器内科)
【背景1現在c型慢性肝炎の治療はPEG-IFN・+リバビリン(Rib)併用療法が基本とされているしかしPEG-IFNαによる副作用として治療開始8から12週目に不眠や謡うつなどの精神症状が出現することが知られておりうつ病合併例へのIFN治療は制限されている.また軽躁状態や不眠不穏など多彩な精神症状の報告があり随うつに対する治療薬であるSSRIやSNRIの導入が困難であることから統合失調症合併例に対...

第98回日本消化器病学会総会C型肝炎・B型肝炎

P-151 当院における瀉血療法の効果
楡井和重(日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野)
【目的】C型肝炎ウイルス(HCV)に対するプロテアーゼ阻害剤の併用により70%程度にHCV除去が可能となってきている.しかしながら無効例や導入困難な症例も少なからず存在している.C型慢性肝炎患者の鉄代謝状態と肝炎の病態の関係を述べるとともに従来の強ミノやウルソを投与するといった肝庇護療法のみの治療との比較を行い肝予備能や発癌率を含めその効果について検討した【方法】2005年01月01日から日本大学...

第98回日本消化器病学会総会C型肝炎・B型肝炎

P-152 摘脾・PSE後にIFN治療を導入した肝硬変症例の治療成績
出口章広(香川大学医学部消化器神経内科)
C型肝硬変では汎血球減少症を伴っている症例が多くIFNやリバビリンの投与量を十分に確保することができないため治療効果不十分となる症例が多く見られる当科ではそのような症例に対して積極期に緩怠あるいはPSEを施行しIFN治療を行っている.今回摘脾・PSE後にIFN導入を行った肝硬変症例の治療成績について検:卑したので報告する.対象は青玉あるいはPSEを施行後にIFN治療を導入した30例で平均年齢は60...

第98回日本消化器病学会総会C型肝炎・B型肝炎

P-153 ヒト肝細胞移植uPA-SCIDマウスを用いたtelaprevirの抗HCV効果および耐性株出現の検討
平賀伸彦(広島大学大学院消化器・代謝内科学)
【目的】これまでチンパンジーのみに限られていたC型肝炎ウイルス(HCV)のinvivo研究はuPA-SCIDマウスにヒト肝細胞を移植したヒト肝細胞キメラマウスの開発により飛躍的に進歩した.本マウスはHCVの投与によりヒトと同程度のウイルス血症が長期間継続するため抗HCV薬の効果判定あるいは新規治療法開発に有用である今回われわれは且CV感染ヒト肝細胞キメラマウスを用いて今後C型肝炎に対する治療におい...

第98回日本消化器病学会総会C型肝炎・B型肝炎

P-154 PLC/PRF/5細胞株におけるB型肝炎ウイルスDNAの組み込み形態
 
【目的1B型肝炎ウイルス(HBV)は不完全環状二本鎖のDNAウイルスでありヒトへ感染するとホストDNAへ組み込みを起こすことが知られている.この現象はウイルス発癌に重要な役割を果たしていると考えられており肝細胞癌でも頻繁に見られB型肝炎ウイルスと肝細胞癌の間には疫学研究および生物学的研究においても密接な関係を持っているとされていがその発癌機構については未だ明らかにされていない.我々はこの機構を解明...

第98回日本消化器病学会総会C型肝炎・B型肝炎

P-155 当科におけるHBV genotypeの検討
國吉徹(獨協医科大学越谷病院消化器内科)
【目的】当科におけるHBV genotypeについて検討した.【方法】2011年5月から10月に当科を受診したHBs抗原陽性症例50例(男性33例女性17例)を対象とした.平均年齢は47.3±14.3(16-76)歳であった.対象の内訳は健常肝18例急性肝炎5例慢性肝炎21例肝硬変6例であった.肝細胞癌の合併は6例に認めた。これらの症例におけるHBV genotype(以下genotype)を測定...

第98回日本消化器病学会総会C型肝炎・B型肝炎

P-156 HBs抗原陽性肝細胞癌発生状況の年次的推移に関する検討
安部宏(東京慈恵会医科大学葛飾医療センター消化器・肝臓内科)
【背景】本邦の肝細胞癌(HCC)発生状況はHCV関連の頻度は減少傾向で非ウイルス性の頻度が増加している一方でHBV関連の頻度は核酸アナログ登場後もほとんど変化がない.【目的】HBs抗原陽性肝細胞癌発生状況の年次的推移の実態を明らかにする.【方法】2000~11年に当科で診断したHCC575例説HBs抗原単独陽性例は52例(90%)で2000~05年(前期)19例と2006一一11年(後期)32例の...

第98回日本消化器病学会総会C型肝炎・B型肝炎