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検索結果は104件です。

4型大腸癌の一切除例
高取 寛之(慈愛会今村病院外科)
4型大腸癌の早期診断は極めて困難であり, そのため予後は不良とされている.今回4型大腸癌の切除例を経験したので報告する.症例は68歳の男性.2012年5月イレウスの診断.症状は保存的に改善.その後大腸内視鏡検査にて盲腸に腫瘍性病変を認め,生検にてwell to poorly diff.adenoca.の診断.2012年6月当院へ紹介入院.入院時イレウスは認めず.腹部CTにて腫瘍は回盲部に存在し,回...

第100回九州支部例会

当院の潰瘍性大腸炎患者における悪性腫瘍合併の検討
宮田 生弥子(慈愛会今村病院消化器内科, 鹿児島大学大学院 消化器疾患・生活習慣病学)
【はじめに】本邦における潰瘍性大腸炎の患者は近年増加の一途をたどっている。それに伴い,内科治療の選択肢は5-ASA,ステロイド,血球除去療法,免疫調節薬,生物学的製剤と多く,予後の改善にもつながっていると考えられ,近年の報告では生存率は一般集団と比較し差が無いとの報告もみられる.長期経過に伴い,悪性腫瘍の合併例もみられるようになっており,当院で治療を行った潰瘍性大腸炎患者における悪性腫瘍合併例につ...

第100回九州支部例会

生物学的製剤を使用中に肺結核を発症したクローン病の二例
小野 陽平(慈愛会 今村病院 消化器内科, 鹿児島大学 消化器疾患・生活習慣病学)
【背景】クローン病(CD)の治療は,従来栄養療法,5-ASA製剤を中心に行われてきたが,2002年Infliximab(IFX),2010年Adalimumab(ADA)の生物学的製剤(Biologics)が使用可能となり,より高次の治療が可能となった.一方、IFXの使用開始後10年が経過しその安全性についても様々な報告がなされており、結核を含めた感染症は頻度の高い副作用の一つである。今回、Bio...

第100回九州支部例会

長期胆管stent留置による総胆管結石に対して内視鏡的アプローチが困難で手術による治療を施行した1例
和田 純治(医療法人信和会 和田病院)
(症例)77歳女性。統合失調症の診断で、精神病院に長期入院中であった。H17年1月7日、総胆管結石症の診断で、他院でEPBD後切石術を施行されている。その際巨大な傍十二指腸憩室を認め、結石再発の可能性が高いとのことで胆管stent(double pig tail catheter)が挿入されている。その後、同精神病院で再び入院加療を行っていたが、胆管stentを留置されたままであった。H23年11...

第100回九州支部例会