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検索結果は46件です。
- HBVとHCVの重複感染例に対し、3剤併用療法後にHBVの活動性の上昇を認めた1例
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齋藤 宰(島根大学 医学部 附属病院 消化器・肝臓内科)
【症例】20歳代、男性(中国国籍)【既往歴】心臓手術歴あり、このとき輸血あり。【経過】2001年に大学受験のための身体検査でB型肝炎の指摘あり。2009年に来日したが、このときの検査でB、C型肝炎感染を指摘された。その後、倦怠感あり、精査加療目的に2010年6月に当院肝臓内科初診となった。初診時の検査ではAST 36IU/L、ALT 60IU/Lと軽度の肝機能障害を認め、ウイルス学的検査ではHBe...
第099回中国支部例会 >
- C型慢性肝炎に対するTelaprevir/PegIFN/RBV併用療法の成績
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藤野 初江(広島大学病院 消化器・代謝内科)
【目的】C型慢性肝炎に対するTelaprevir/PegIFN/RBV併用療法の治療効果および安全性を検討した.【対象と方法】対象は当科においてTelaprevir/PegIFN/RBV併用療法を導入した1型高ウイルス量のC型慢性肝炎患者87例.男性49例/女性38例,年齢中央値62歳,66歳以上23例(26%).IL28B (rs8099917) TT 63例/TG/GG 24例,ITPA(rs...
第099回中国支部例会 >
- 上行結腸原発悪性リンパ腫と大腸腺癌の同時重複の1例
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梶谷 卓未(総合病院岡山市立市民病院 内科)
【症例】86歳、女性【主訴】血便【現病歴】平成24年10月上旬に血便を認め、救急搬送された。入院後、大腸内視鏡検査(CS)施行した所、盲腸に約30mm大のLST、回盲弁より2cm肛門側に10mm大のIsp型様の隆起性病変、肝彎曲部よりやや口側に表面退色調かつ発赤調の混在した隆起性病変、そのやや肛門側に40mm大の表面不整で頂点は陥凹し易出血性の隆起性病変と肝彎曲部に約20mm大の中心陥凹を伴う隆起...
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- 眼窩内に転移した肝細胞癌の一例
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吉福 良公(広島大学病院 消化器・代謝内科)
肝細胞癌(HCC)は,その治療法の進歩に伴い,進行癌に対しても積極的に治療を行えるようになってきた.また,抗ウイルス療法やBCAA補充療法などで,担癌患者の肝予備能を維持することにより,以前と比べてより長い期間,反復加療が可能となってきた.このため,日常の診療においても,他臓器への転移を伴う肝細胞癌患者に遭遇する機会は多くなっている.転移先の臓器は肺が最も多く,ついで骨,副腎,腹膜,胃,腎臓,脳,...
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- 膵癌に対するS-1隔日投与の治療経験
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藤本 佳史(JA広島総合病院 消化器内科)
TS-1は膵・胆道癌に対する中心的役割を担う抗癌剤である。しかしながら、通常の投与法では副作用のために治療の継続が困難となる症例を経験する。今回われわれは、切除不能膵癌に対してS-1の隔日投与を試みたので報告する。【症例】86歳男性。下血を主訴に近医を受診。大腸内視鏡検査の結果、上行結腸に全周性狭窄を認め、生検にて腺癌と診断した。大腸癌の術前精査目的でCTを行ったところ、膵尾部に膵嚢胞を指摘された...
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- ヘリコバクター・ピロリ除菌療法の当院での現況
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齊藤 俊介(福山市民病院 内科)
【背景】本邦においてヘリコバクター・ピロリ(以下HP)除菌療法の2000年11月に胃潰瘍、十二指腸潰瘍に保険適応となり、2013年2月にヘリコバクター・ピロリ感染胃炎が追加承認された。これによりほぼすべてのHP感染患者の除菌治療が可能となり、今後除菌療法の症例数は増加すると考えられる。ただしHP一次除菌療法の除菌率は2000年当初は90%強と考えられていたが、耐性菌の増加などの要因により、一次除菌...
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