- PD5-01 Systemically expressed Wnt inhibitors/agonist as probes for Wnt signaling functions in the adult intestine
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大谷顕史(Department of MedicineStanford University)
The intestinal epithelium undergoes rapid and perpetual self-renewalalong the crypt“villus axisand Wnt signaling persists as a key regtilatorof homeostasis in adult self-renewing tissue. To explore ro...
第94回日本消化器病学会総会 >
粘膜再生からみた炎症性腸疾患
- PD5-02 Recapitulation of the Wnt-dependent Intestinal Stem Cell Niche in Long-term Culture
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大谷顕史(Department of MedicineStanford University)
Ongoing proureration of the adult intestinal epithelium exhibits astriki皿g dependence on extracellUlar Wnt signalingbased upon thegrowth arrest phenotypes of either adenoviral or transgenic expres-sio...
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粘膜再生からみた炎症性腸疾患
- PD5-03 IL-10KOマウスにおけるWnt関連遺伝子の発現について
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馬場重樹(滋賀医科大学消化器内科)
【目的】腸管上皮には陰窩基底部に幹細胞が存在し分化・増殖をすることにより恒常性を保っている.Wnt signallingの腸管上皮における詳細は不明である.今回我々は腸管におけるWnt関連遺伝子の発現について検討した.また大腸筋線維芽細胞は炎症局所の組織修復機転において重要な役割を果たしていると考えられているIL-10KOマウスを用い炎症局所における骨髄幹細胞から分化した筋線維芽細胞を明らかにする...
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粘膜再生からみた炎症性腸疾患
- PD5-04 IL-10は分子シャペロンHsp47の発現を制御し腸管炎症に伴う線維化を抑制する
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武田康宏(京都大学消化器内科)
【目的】炎症性腸疾患における腸管の慢性炎症は線維化を来す.よって腸管線維化の病態解明は重要な臨床的課題である.Heat shock protein(Hsp)47はコラーゲン分子の構造形成と分泌に必要である.我々はIL-10KOマウスにおけるHsp47の発現を検討し腸管線維化に関与する役割を検討した【方法】(1)几一10KOマウスの生後481216週の腸管を取り出しRT-PCR法およびWestem ...
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粘膜再生からみた炎症性腸疾患
- PD5-05 炎症性腸疾患におけるNotchシグナルを介した上皮再生機構
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岡本隆一(東京医科歯科大学消化器病態学)
【目的】腸管上皮は4種の分化した細胞で構成され局所環境の恒常性維持に貢献している.炎症性腸疾患の病変部においては「杯細胞の減少」及び「バネート細胞化生」という上皮細胞系譜の異常が出現する事が知られているがその分子機構は全く明らかでない.我々は細胞分化制御を司る主たるシグナル系であるNotchに着目し炎症性腸疾患病変部における分化制御異常の分子機序を解明し更に分子制御による「杯細胞の減少」を阻害が新...
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粘膜再生からみた炎症性腸疾患
- PD5-06 TLR9シグナル伝達による腸管粘膜再生の可能性
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片倉響子(福島県立医科大学内科学第二講座)
【目的】我々は自然免疫の認識機構であるToll-like receptor(TLR)9のリガンドである非メチル化CpG DNAがマウス実験腸炎の発症を抑制することを示しTLR9を介して産生される1型IFNが腸炎抑制効果を持つことを明らかにした.また腸管上皮においてもTLR9シグナル伝達がホメオスターシスの維持に働くことを明らかにしたし今回はTLR9を介する自然免疫の活性が腸炎の回復過程に与える影響...
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粘膜再生からみた炎症性腸疾患
- PD5-07 炎症性腸疾患における大腸粘膜治癒・再生とガスバイオロジー
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高木智久(京都府立医科大学免疫内科)
【背景】炎症性腸疾患の大腸粘膜では誘導型一酸化窒素合成酵素(iNOS)由来の一酸化窒素(NO)が傷害因子として作用しておりその一方でストレス応答蛋白であるHeme oxygenase-1(HO-1)由来の一酸化炭素(CO)は傷害抑制因子として作用することを報告してきた.さらに硫化水素(H2S)は組織保護作用を有することも報告してきた.これらNOCOH2Sはガス状メディエーターとして作用する生体内情...
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粘膜再生からみた炎症性腸疾患
- PD5-08 プロテオーム解析から同定した血中Human Neutrophil Peptide(HNP)1-3の消化管粘膜に及ぼす影響
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上村修司(鹿児島大学消化器疾患・生活習慣病学)
【背景・目的】潰瘍性大腸炎(UC)の発症や病態進展には腸内細菌に対する抗菌ペプチドなどの宿主免疫機構が深く関わっていると考えられるがその病態は十分解明されていない.プロテオーム解析は疾患の病態解明や診断マーカーに有用な蛋白質を同定できる可能性があり我々はUC患者血液中に発現が充血している蛋白の一つが好中球ペプチド(HNP 1-3)であることを見出したHNP1-3は肺胞上皮細胞の再生創傷治癒作用が報...
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粘膜再生からみた炎症性腸疾患
- PD5-09 中鎖脂肪酸の炎症性腸疾患に対する効果
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石井健一(山梨大学第一外科)
炎症性腸疾患(IBD)の栄養療法では脂肪摂取の制限が重要とされている.一方中鎖脂肪酸(MCT)は上部空腸から経門脈的に吸収され早期に代謝される特徴を持ち経腸栄養剤に応用されている.これまで我々はMCTの抗炎症効果について報告してきた.今回中鎖脂肪酸の消化管粘膜保護効果について検:討した.方法:SD種ラットに固形飼料を自由摂取させた(C群).処置群としてコーン油(CO)またはMCT(5g/kg/da...
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