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検索結果は8件です。

W2-1 大腸内視鏡からみたわが国の大腸憩室症の経年変化について
岡本真(JR東京総合病院消化器内科)
【背景】わが国の大腸憩室症は増加していると言われるしかしその経年変化をみた報告は注腸造影による1990年代までのものが多く最近の内視鏡によるものは少ない.そこで過去と最近の大腸内視鏡症例を対象に大腸憩室症がどのように変化しているか検討した.【対象1当施設で同一術者による内視鏡施行症例を対象とした.全大腸観察不能前処置不良術後大腸炎症性腸疾患などは除外した.時期は前期(2000年7月から2002年1...

第98回日本消化器病学会総会大腸憩室の諸問題と解決法

W2-2 大腸憩室出血における関与薬剤の検討
福知工(大阪府済生会中津病院消化器内科)
【目的】大腸憩室出血における薬剤の関与と臨床的特徴を検討した.【対象及び方法】対象は2001年1月1日より2010年12月31日までに受診した大腸憩室出血182症例(平均年齢689歳男女比115;67)である。これと年齢性別をマッチングさせた上部潰瘍出血群(n=182平均年齢689歳男女比115:67)とコントロール群(n=182平均年齢68.9歳男女比115:67)を作戚しNSAIDsアスピリン...

第98回日本消化器病学会総会大腸憩室の諸問題と解決法

W2-3 大腸憩室出血症例の臨床像と治療上の問題点
藤野靖久(岩手医科大学救急医学講座)
【目的】大腸憩室出血治療の問題点を探る.【方法】対象は1980~2010年に当科に搬送された大腸憩室出血95例.背景や臨床像を検討した後再出血群と非再出血群に分けて比較し再出血要因適切な入院期間について検討した.【成績】年次推移は1980~84年1例~892例~947例~9912例~20〔}424例一一〇9 38例(一一10 11例).年齢23~92平均63.8歳.男/女比72/23.憩室出血歴有...

第98回日本消化器病学会総会大腸憩室の諸問題と解決法

W2-4 大腸憩室出血の出血様式からみた内視鏡的治療法の検討
松本恵子(広島市立広島市民病院内科)
【背景と目的】我々はこれまで大腸憩室出血の出血部位同定に早期の造影CT検査が有用であり大腸憩室出血に対し内視鏡治療を行うことで有意に再出血率を低下させられること(日消誌2011:108:223-230)また非活動胃出血ではクリップにより良好な止血効果が得られるh「.活動性出血では再四二率が高くより有効な止血法が必要であること(日消誌2011in press)を報告してきた.今回我々は大腸憩室出血に...

第98回日本消化器病学会総会大腸憩室の諸問題と解決法

W2-5 抗血栓薬内服中の大腸憩室出血における造影CT検査を先行した大腸内視鏡検査の有用性
毛利裕一(倉敷中央病院消化器内科)
【目的】近年低用量アスピリンなどの抗血栓薬の使用の増加にともない憩室出血の症例は増加している.その出血部位は緊急内視鏡検査でも確認できないことが多く造影CT検査を先行することで出血源の同定を向上させる報告がある.今回我々は抗血胃薬を内服している場合と内服していない場合で造影CTを先行する効果に違いがあるか検討した.【方法】2006年1月から2010年12月までに当院にて憩室出血と診断され入院となう...

第98回日本消化器病学会総会大腸憩室の諸問題と解決法

W2-6 内臓脂肪と憩室炎の関連についての検討
山田英司(横浜市立大学付属病院消化器内科)
【目的1近年食生活の欧米化に伴い大腸憩炎とくに左側憩室炎が増加している左側憩室炎は右側と比べ開腹手術となった場合その治療成績は不良であることが報告されているそのため左側憩室炎のリスク因子を明らかにし発症予防を行うことが重要である.海外からの報告で生活習慣特に肥満と憩室炎の関連を示唆する論文は多い.本研究では肥満関連因子と右側および左側憩室炎の相関解析を行い左側憩室炎のリスク因子を検討した.【方法】...

第98回日本消化器病学会総会大腸憩室の諸問題と解決法

W2-7 大腸憩室炎の超音波重症度分類のCTでの評価
 
【目的1近年食生活の欧米化高齢化社会の到来により大腸憩室症.憩室炎が増えている.我々は第91回総会において憩室炎の超音波重症度分類外来治療プロトコールについて発表した(Aliment Pharmacol Ther21:889-8972005).一方で憩室炎診断のgold standardはCTとされている.今回超音波重症度分類のCTでの評価を行なった【対象と方法】1998年1月から2009年12月...

第98回日本消化器病学会総会大腸憩室の諸問題と解決法

W2-8 我が国における大腸憩室炎の治療の現状について―多施設共同後ろ向き研究―
 
【目的】我が国では高齢化社会や食生活の欧米化に伴い大腸憩室症が増加しており臨床の場で憩室炎や出血を経験する機会が増えているがその現状については情報が少なく明らかではない.今回は我が国の大腸憩室炎に対する治療の現状を明らかにすることを目的とし検討を行った.【方法12006年1月から2011年5月の期間に全国16施設において画像(CTあるいはUS)で大腸憩室炎と診断した1251症例を対象に後ろ向き調査...

第98回日本消化器病学会総会大腸憩室の諸問題と解決法