セッション |
検索結果は8件です。
- Helicobacter pylori 除菌治療に際しての抗生剤感受性試験の重要性について
-
川西 昌弘(広島原爆障害対策協議会)
【目的】近年、Helicobacter pylori (H. pylori ) 除菌率は低下している。その原因の大部分は一次除菌に使用されるClarithromycin(CAM)の耐性率の増加によるところが大きい。私は2011年度より細菌感受性の結果を考慮しての除菌方法を選択している。最近の耐性率の結果と除菌率の結果を示す。【方法】私は199...
第54回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸(H.pylori)1
- 保険的適応外疾患に対するH. pylori除菌療法における個別化療法の有用性
-
杉本 光繁(浜松医大・1内科)
【目的】胃癌の高危険群である萎縮性胃炎は依然としてH. pylori除菌療法の適応外疾患で、その除菌治療は自費診療に頼らざるをえない状況である。除菌療法の成否は、CAM耐性菌の感染やPPIの代謝酵素であるCYP2C19の遺伝子多型のrapid metabolizer(RM)群かで左右される。我々は、PPIを1日4回投与することによりCYP2C19遺伝子多型のRM群でも24時間を通じて十分な酸分泌抑...
第54回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸(H.pylori)1
- PPI/AC療法とPPI/AM療法のH. pylori 一次除菌率の比較検討
-
坂本 壮(順天堂大練馬病院・救急・集中治療科, 坂本医院)
【目的】PPI+AMPC+CM (PPI/AC)とPPI+AMPC+MNZ (PPI/AM)療法によるH. pylori一次除菌率を比較検討することが目的である。【方法】千葉県香取市の診療所において2008年から2011年の間に, 上部消化管内視鏡検査中の生検でH. pylori陽性と診断し, 初回除菌治療した患者を検討対象とした. 胃・十二指腸潰瘍有病者(94例)に対しては保険適応のPPI/AC...
第54回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸(H.pylori)1
- H. pylori除菌用量におけるesomeprazoleとomeprazoleのCYP2C19遺伝子多型別の酸分泌抑制効果の比較検討
-
佐原 秀(浜松医大・1内科)
【目的】プロトンポンプ阻害剤(PPI)は薬物代謝酵素であるCYP2C19により代謝されるため、CYP2C19遺伝子多型別に薬物動態や酸分泌抑制効果が異なる。ラセミ体であるomeprazole(OPZ)からS体のみを取り出したesomeprazole(EPZ)は、OPZと比較して肝臓での初回通過効果、ひいてはCYP2C19の影響を受けにくく、他のPPIと比べて優位性を示すことが報告されている。今回我...
第54回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸(H.pylori)1
- 当院におけるH.pylori除菌治療成績-萎縮性胃炎は、胃潰瘍より除菌成功率が悪い?-
-
藤澤 智雄(松江赤十字病院・消化器内科)
<はじめに>2000年からH.pylori(Hp)陽性消化性潰瘍に対する除菌治療が保険適応となり、潰瘍再発あるいは胃癌発生抑制の治療成績が明らかとなっている。しかし、潰瘍のない萎縮性胃炎を対象としたHp除菌治療の成績は、十分には検討されていない。そこで我々は、Hp陽性萎縮性胃炎に対し、自由診療による除菌治療を行い、同時期の胃潰瘍あるいは十二指腸潰瘍のHp除菌率を比較検討したので報告する。<対象およ...
第54回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸(H.pylori)1
- 残胃症例におけるヘリコバクター除菌治療
-
伊藤 慎芳(四谷メディカルキューブ・消化器内科)
【目的】 残胃症例の除菌治療の成績および問題点を検討する【方法】 当施設で2005年から6年間に行われた残胃症例の除菌治療について、その内訳、除菌方法、成績、除菌前後の判定法を検討した。現状で保険適用にならない場合については自費診療としたが、除菌治療法は保険診療に準じて行った。除菌判定については尿素呼気試験以外に、便抗原を併用するように努めた。【成績】 20例の残胃症例(男性9例女性11例、平均年...
第54回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸(H.pylori)1
- エソメプラゾールによるH.pylori除菌成績の検討-ランソプラゾールとの比較-
-
半田 朋子(東北労災病院・胃腸科)
【はじめに】エソメプラゾールはオメプラゾールの光学異性体として新規に国内に導入されたPPIであり、日本人を対象とした国内治験では逆流性食道炎、NSAIDs潰瘍再発抑制に関しては良好な成績が示されている。一方、H.pylori除菌療法に関しては、欧米では除菌率が85%前後と報告されているが、日本人を対象とした除菌成績の検討はまだなされていない。【目的】今回、我々はエソメプラゾールによるH.pylor...
第54回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸(H.pylori)1
- 当院におけるH. pylori の4次除菌療法の成績
-
古田 隆久(浜松医大附属病院・臨床研究管理センター)
緒言:H. pylori の除菌療法において3次除菌としては、キノロンを用いた除菌療法および高用量PPI/AMPC2剤療法が行われているが、それでも除菌成功に至らない症例が存在する。当院では、難治例に対しての除菌も行っており、その成績を報告する。対象・方法:2009年以降標準療法の1次、2次除菌療法にて除菌に至らず、キノロンもしくは高用量PPI/AMPC療法にて除菌成功に至らず当院に...
第54回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸(H.pylori)1
|