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検索結果は8件です。

当科における切除不能進行膵癌に対する治療成績
末永 成之(山口大大学院・消化器病態内科学)
【目的】Gemcitabine(GEM)やS-1の登場により切除不能進行膵癌患者の治療成績は向上しているが,未だにその予後は不良である.また,局所進行膵癌に対する治療は化学放射線療法(CRT),全身化学療法などの選択肢があり標準的治療が定まっていないのが現状である.今回,当科で施行した切除不能進行膵癌に対する治療成績をretrospectiveに検討したので報告する.【方法】2002年8月から20...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(腫瘍5)

高齢者の胆膵領域の進行癌に対する治療成績
三浦 由雄(市立伊丹病院)
高齢化社会が到来し高齢者に対する癌治療の必要性が増しているが,中期・後期高齢者に対する癌治療のエビデンスは乏しい.また,胆膵領域の進行癌は胆道ドレナージ下の化学療法など集学的治療を要することが多い.今回当院における中期・後期高齢者の胆膵領域の癌に対する集学的治療成績を明らかにする目的で以下の検討を行った.対象と方法:平成20年1月から平成24年8月までに当院で胆道癌・膵癌と診断された86名のうち当...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(腫瘍5)

進行膵癌の予後はどこまで伸ばせるか.- CPT-11によるGEM,S-1無効後の chemotherapyの検討 -
伊藤 由紀子(日本赤十字社医療センター・消化器内科)
【背景・目的】進行膵癌に対し,GEM,S-1無効後にはevidenceのある治療法がない.当院では次なる治療として倫理委員会の承認を得て,CPT-11の隔週投与を施行している.その成績について検討した.
【方法】対象は2011年11月から2013年2月までにGEM, S-1無効となった切除不能膵癌で,CPT-11加療を施行した12例.CPT-11を100mg/m2で隔週投与,1コース4週間と...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(腫瘍5)

切除不能膵癌に対する栄養療法介入の有用性と課題
林 大樹朗(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】癌化学療法に併用した切除不能膵癌(PC)に対する成分栄養療法(ED)の有用性を検討すること.【方法】2009年4月から2013年12月までに当院を受診し,病理組織学的確診を得て化学療法を施行したstage4bのPC52例を対象とした.化学療法はGemcitabine(GEM)を使用し,併せてED(エレンタール®2包/日)の投与を行った.2011年7月6日以降はErlotinib(E...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(腫瘍5)

局所進行膵癌に対するS1併用術前化学放射線療法の成績
土井 晋平(岐阜大・1内科)
【目的】局所進行膵癌に対するS1併用術前化学放射線療法の治療成績について報告する.【対象・方法】局所進行膵癌のうち門脈系への浸潤もしくは動脈系への1/4周未満の接触を認めるものを適格症例の基準とした.術前治療として放射線療法(1.8Gy)をWeekdayのみ合計22回(Total 39.6Gy)行い,照射日に合わせてS-1(80mg/m2)の内服を行った.4週間のインターバル...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(腫瘍5)

膵癌患者における抑うつの合併とQOLへの影響
杉本 啓之(名古屋大・消化器内科)
【目的】膵癌患者における抑うつの合併率およびQOLについて検討すること.【方法】2011年11月から2013年2月までに本研究に関し書面で説明と同意を得た膵癌50例を対象とし,抑うつの有無およびQOLについて初期治療開始前に評価した.抑うつはhospital anxiety and depression scale(HADS),QOLはEuropean Organization for Resea...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(腫瘍5)

閉塞性黄疸をきたした切除不能局所進行膵癌に対する内視鏡的減黄後の化学放射線療法と化学療法の比較検討
清島 淳(富山県立中央病院・内科)
【目的】切除不能進行膵癌の閉塞性黄疸をきたし,内視鏡的減黄を施した症例において,化学放射線療法(CRT)と化学療法単独の長期生存率について検討した.【対象と方法】2003年から2013年までで当院で切除不能局所進行膵癌(stage4a)と診断され,内視鏡的減黄処置(胆管ステント)をしたPS0の症例(33例)で,化学放射線療法完遂群(n=27,男性11例,女性16例,平均年齢63歳)と化学療法単独群...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(腫瘍5)

小膵癌診断におけるENPD留置による連続膵液細胞診の有用性
齋 宏(広島赤十字・原爆病院・消化器科)
【目的】従来,膵癌に対する質的診断法としては内視鏡逆行性膵管造影(ERP),膵液細胞診が主流であった.しかしVilmannらが膵癌に対するEUS-FNAの有用性について報告して以降,徐々にその立場が逆転しつつある.しかしEUS-FNAの診断は腫瘍の大きさに依存する場合が多く小病変においては診断が困難な場合が多い.我々は,早期確定診断目的に,ENPDを留置し3日間連続で細胞診を行っている.今回,小膵...

第55回日本消化器病学会大会膵臓(腫瘍5)