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検索結果は9件です。
- ゲノムワイド関連解析による慢性B型肝炎感受性遺伝子の探索
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松田 浩一(東京大医科学研究所・ヒトゲノム解析センター)
HBVキャリアは世界で2億人以上,国内でも100万人以上存在すると推定されており,肝癌の最大の原因ともなっている.一方,HBV暴露後の経過は個人差が大きく,我々は慢性B型肝炎(CHB)の発症に関与する遺伝因子を明らかにするため,ゲノムワイド関連研究を行った.CHB 786サンプル,コントロール2201サンプルを用いたスクリーニングと独立した3集団での追試のの結果,慢性B型肝炎発症とHLA-D...
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肝疾患におけるGWAS研究と実臨床へのインパクト
- IL28B遺伝子によるC型肝炎の治療効果予測と,第二の関連遺伝子の探索
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西田 奈央(国立国際医療研究センター・肝炎・免疫研究センター, 東京大大学院・人類遺伝学)
【目的】ゲノムワイド関連解析(GWAS)により同定されたC型肝炎の治療効果の予測因子であるIL28B遺伝子の3剤併用療法に対する治療効果予測率を明らかにするとともに,さらなる治療効果予測率の向上を目指して,第二の関連遺伝子の同定を本研究の目的とする.【方法】日本人HCV患者群895検体(2剤併用療法の治療無効(NVR)例321検体,SVRやTVRが得られた治療有効例574検体)を対象...
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肝疾患におけるGWAS研究と実臨床へのインパクト
- IL28B SNPはgenotype 2のC型慢性肝炎に対するPEG-IFN/RBV療法のSVR予測因子となりえるか?
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野崎 昭人(横浜市立大市民総合医療センター・消化器病センター, 横浜市立大市民総合医療センター・輸血部)
【目的】genotype 2のC型肝炎におけるIL28B SNPの影響については報告が少なく,コンセンサスが得られていない.今回,当センターにおけるPEG-IFN/RBV併用療法を行ったgenotype 2症例について,治療効果予測因子を同定すべく宿主因子及びウイルス側因子の解析を行った. 【対象と方法】2005年より2012年までにPEG-IFN/RBV療法を12週以上行い,SVR判定可能...
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肝疾患におけるGWAS研究と実臨床へのインパクト
- Genome wide association study (GWAS)解析によるNAFLDの発症,進展に関わるPNPLA3, SAMM50, PARVB遺伝子の関与
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河島 圭吾(横浜労災病院・消化器病センター, 横浜市立大・消化器内科)
【目的】nonalcoholic fatty liver disease (NAFLD)は近年遺伝子多型により発症頻度の違いがあることが報告されている.全ゲノム関連解析(genome-wide association studies: GWAS)は多因子疾患の遺伝的原因を網羅的に検索する画期的な手法であり,現在アメリカのNASH-CRN,日本の厚生労働省班会議の検討で,patatin-like p...
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肝疾患におけるGWAS研究と実臨床へのインパクト
- 原発性胆汁性肝硬変(PBC)の疾患感受性遺伝子による病態の解明
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中村 稔(長崎大大学院・肝臓病学, 国立長崎医療センター・臨床研究センター)
近年,欧米人を対象としたゲノムワイド関連解析(GWAS)により,PBC疾患感受性遺伝子としてHLA領域の遺伝子多型の他に,IL12/IL12Rシグナル伝達,TLR/TNFα-NFkBシグナル伝達,B細胞の成熟・分化,上皮細胞の分化・アポトーシスなどに関連する計21の遺伝子多型が報告された.今回,国立病院機構肝ネットワーク研究班,厚生労働省難治性疾患克服研究事業“難治性の肝胆道疾患に関する調査研究班...
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肝疾患におけるGWAS研究と実臨床へのインパクト
- ゲノムワイド関連解析によるC型肝硬変/肝癌の感受性遺伝子の同定
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室山 良介(東京大医科学研究所・先端ゲノム医学)
【背景】肝炎ウイルスによる慢性肝炎(CH)・肝硬変(LC)・肝細胞癌(HCC)への病態進展には著しい個人差が存在し,その個人差には一塩基多型(SNP)に代表される宿主因子が関与している.ゲノムワイド関連解析(GWAS)はSNPを足がかりとして疾患・治療感受性遺伝子の同定を網羅的に行う手法であり,さまざまな領域で多大な成果を挙げている.現在までに我々はGWASを用い,C型肝炎ウイルス(HCV)による...
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肝疾患におけるGWAS研究と実臨床へのインパクト
- 肝細胞癌における宿主および腫瘍のゲノムワイド解析
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三木 大樹(理化学研究所・統合生命医科学研究センター・消化器疾患研究チーム, 広島大・消化器・代謝内科)
【目的】C型慢性肝炎からの肝発癌過程においていまだ十分に解明されていない遺伝的要因の関与を明らかにするため,宿主ゲノムの一塩基多型(SNP)を網羅的に調べるGWASおよび腫瘍の全ゲノムシークエンスの手法を用いて,検討を行った.【方法】1)55歳以上のC型慢性肝炎977例(HCC合併有212例,HCC合併無765例)を対象としてゲノムワイドSNP genotypingを行い,HCC合併との関連を解析...
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肝疾患におけるGWAS研究と実臨床へのインパクト
- C型肝発癌におけるMICA,DEPDC5,IL28B 遺伝子多型の意義の検討
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前川 伸哉(山梨大・1内科)
【目的】近年,C型慢性肝炎における治療感受性あるいは病態進展にIL28B,MICA,DEPDC5のSNPが関与することが報告された.一方,これらの意義について不明な点も多く,臨床像がどのように特徴づけられるのか十分に明らかとはいえない.【方法】上記3 SNPを検索したC型慢性肝疾患1251症例においてGenotype1b, HCV-RNA陽性391例(CH,N254;LC,N 47;HCC,N 1...
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肝疾患におけるGWAS研究と実臨床へのインパクト
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溝上 雅史(国立国際医療研究センター・肝炎・免疫研究センター)
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