セッション

検索結果は9件です。

PD5-2 GRADEシステムについて
吉田雅博(国際医療福祉大学臨床医学研究センター化研病院/日本医療機能評価機構EBM医療情報部)
【GRADEとは】Grades of RecommendationAssessment. Development and Evalu-ation(GRADE)systemは2004年GRADE working groupによってBMJに初めて報告されたエビデンス評価や推奨グレーディングシステムである.1背景】1970年代以来t世界中の多くの組織が多様なエビデンス分類・推奨度評価方法を用いてきた.特...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して

PD5-3大腸がん検診
 
便潜血検査あるいはsigmoidosopyによる大腸がん検診は大腸がんの罹患率を低下させるエビデンスが確立しており大腸ポリープの切除がその後の浸潤癌のリスクを低下させることから発見ポリープ切除による効果と考えられる.便潜血検査では陽性者の約40%にポリープが発見され検診は大腸ポリープ診断につながる機会であることは確かであるが大腸がん検診の目的はその死亡リスクの低下であり臨床診断とは異なり大腸がんや...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して

PD5-4 内視鏡診断
岩男泰(慶應義塾大学予防医療センター)
大腸ポリープ診療ガイドライン(Practice GUideline:PG)作成委員会における内視鏡診断の分野について進捗状況を報告する.第1回作成委員会の後各委員より提案を受けた大腸ポリープの診断・鑑別診断・スクリーニングに関するC血rical question(CQ)案は.当初90項目にのぼった.委員聞の意見交換の後第2回目作成委員会においてCQ案の絞り込み・内容修正の作業を行い内視鏡診断に関す...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して

PD5-5 5mm以下の大腸微小病変の内視鏡治療指針
斉藤裕輔(大腸癌研究会「微小大腸病変の取り扱い」プロジェクト研究班)
【目的】拡大内視鏡やEUSは用いずに5mm以下の大腸微小病変に対する内視鏡治療指針を作成する.【対象と方法1病理組織が明らかな5mm以下の微小病変を前向きに検討した.検:討内容は1内視鏡的診断2.癌であれば深達度3癌と診断した病変における内視鏡所見4.微小病変の取り扱いについて検討した.【結論1.内視鏡診断と病理診断の一致率:非腫瘍か腫瘍かの内視鏡診断と病理診断の一致率は93.0%±2.7%であり...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して

PD5-6 消化管ポリポーシスの特徴と診療ガイドライン
松本主之(九州大学病態機能内科学)
消化管ポリポーシスとは同一の組織像を有する隆起が消化管に多発し多彩な消化管外徴候を呈する症候群の総称であり大腸が主な罹患部位である.腺腫性ポリポーシス過誤腫性ポリポーシスその他のポリポーシスに大別され悪性腫蕩の高危険群と考えられている腺腫性ポリPt一シスは大腸腺腫が多発し大腸癌を発症する疾患でありAPCのヘテロ変異に起因する家族性大腸腺腫症(FAP)が代表的疾患である.しかしAPC変異陽性かつ10...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して

PD5-7 遺伝性大腸癌
渡邉聡明(帝京大学外科)
遺伝性大腸癌では家族性大腸腺腫症(Farnilia1 Adenomatous Poly-posis:FAP)とリンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス大腸弼:Heredi-tary Non-poSyposis Colorectal Cancer:HNPCC)が重要な疾患である両疾患ともに常染色体優性遺伝形式で大腸癌を発生する.両疾患で大きく異なるのはリンチ症候群では多発性腺腫(ポリポーシス)を認めないの...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して

PD5-8 大腸ポリープの内視鏡治療
五十嵐正広(がん研有明病院内視鏡診療部)
大腸ポリープに対して現在主に用いられている内視鏡的治療法は。高周波を用いたホットバイオプシースネアポリペクトミー内視鏡的粘膜切除術(EMR)内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などである.各治療手技法には適応と安全に施行するための手技がある.ホットバイオプシー:5mm以下の小さな隆起性病変が適応.癌が疑われる場合は5mm以下でも他の手技を選択する.スネアポリペクトミー:基部が20mm以内の隆起型の病変...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して

PD5-9 大腸SM癌の取扱い
味岡洋一(新潟大学大学院医歯学系分子・診断病理学分野)
大腸pSM癌にはリンパ節転移リスクがあるため治療の原則はリンパ節郭清を伴う腸切除である.しかしpSM癌の中にはリンパ節転移リスクが極めて希な病変も存在する.こうした病変に対する外科的治療は結果的には過剰治療となる可能性が高い.他方内視鏡的治療技術の進歩と普及に伴い内視鏡的切除pSM癌の頻度が増加している.内視鏡的切除pSM癌が内視鏡切除で根治か期待できるのか追加腸切除が必要とされるのかの治療方針の...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して

PD5-10 大腸癌スクリーニングとサーベイランス―Japan Polyp Studyが目指すもの
 
Japan Poly:p Studyは我が国初の内視鏡を基盤とした大規摸な多施設共同前向き比較試験であり平成18年(最終登録者数13.926名)をもって登録が完了し割付後のフォローアップ全大腸内視鏡検査(TCS)と病理中央判定割付前検査データの解析が現在進行申である.今回本研究のデザイン・中間報告と併せてJPSWorking Groupが巨指すものについて報告する.1対象1;40歳~69歳の健常者...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(大腸ポリープ)を目指して