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検索結果は9件です。
- 当院におけるde novo B型肝炎12例の検討
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河野 聡(北九州市立医療センター内科)
【目的】de novoB型肝炎を軽症例も含めて検討し、全体像を明らかにする。【対象および方法】1998年以降の当院検査科のデータでHBs抗原が陰性から陽性へ変化した症例のうち急性肝炎や偽陽性を除外した12例を抽出した。全例血液疾患で抗癌剤治療や造血幹細胞移植を受けていた。治療前のHBc抗体が測定されているのは3例であるが、残りの9例も治療後の経過観察中にHBs抗原が陽性化しており、de novoB...
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- B型肝炎ウイルス関連マーカー陽性血液疾患に対する造血幹細胞移植後のウイルス学的経過の検討
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具嶋 敏文(国家公務員共済組合連合会 浜の町病院 肝臓科)
【目的】 近年、HBV関連マーカー陽性患者に対する抗癌剤や免疫抑制剤投与によりHBV再活性化やde novo B型肝炎が報告され問題となっている。今回、当院におけるHBV関連マーカー陽性血液疾患に対する造血幹細胞移植後のウイルス学的経過を検討した。 【方法】 対象は2003年4月から2010年3月までの間に当院で同種造血幹細胞移植を施行された324例。男性184例、女性140例で平均年齢は4...
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- 免疫低下後のB型肝炎急性増悪、再活性化の特徴と対策
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杉本 理恵(九州がんセンター消化器内科)
【目的】B型肝炎は通常HBs抗原消失で治癒と判断されるが抗癌剤等に伴う免疫抑制後の肝炎再増悪やde novo肝炎再活性化が深刻となり、ガイドラインも作成された。我々は以前から免疫抑制状態後の肝炎再増悪や再活性化の防止や加療に取り組んでいるが未だに他疾患治療中の再活性化症例を散見し啓蒙の必要性を痛感している。今回再活性化の特徴やガイドライン適否判定目的で過去のB型肝炎再増悪例と再活性化例を検討した【...
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- de novo B型肝炎における劇症化の病態と対策
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熊谷 公太郎(鹿児島大学大学院 消化器疾患・生活習慣病学)
【はじめに】免疫抑制・化学療法の進歩とともにB型肝炎ウイルス(HBV)既往感染例からの再活性化(de novo B型肝炎)が問題となっている。今回、我々はde novo B型肝炎の劇症化例について検討したので報告する。【対象と方法】2006年から2008年までに当科で診断したde novo B型肝炎は5例であり、その臨床背景、臨床検査所見、ウイルス学的背景を解析した。全国調査におけるde novo...
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- HBs抗原陰性HBc抗体陽性悪性リンパ腫におけるB型肝炎再活性化の後方視および前方視的検討
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福島 伯泰(佐賀大学血液・腫瘍内科)
【背景】造血器悪性腫瘍は分子標的療法が最も効果的に働く分野である。特に悪性リンパ腫に用いられるリツキシマブはその代表的な薬剤であり現在では標準治療として用いられ劇的に予後を改善している。しかし使用期間が長くなるにつれて新しい問題点も浮かび上がってきた。その一つがリツキシマブにおけるB型肝炎ウイルスの再活性化である。HBs抗原陽性だけでなく既往感染者でも劇症化にいたる肝炎を認めており、肝炎阻止の対策...
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- 当科におけるde novo B型肝炎の現状と対策
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永濱 裕康(熊本大学大学院 消化器内科学)
【背景と目的】化学療法を受けたB型肝炎既往感染症例や、HBc抗体陽性ドナーからの生体肝移植(LDLT)症例では、まれにB型肝炎の再燃が問題となる。今回、我々は当院における化学療法後ならびにLDLT症例でのde novo B型肝炎において、発症とその後の経過、問題点、治療について検討した。 【対象と経過】当院において平成19年からの3年間でB型肝炎の再活性化を認めた4症例のうち、1例は化学療法...
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- 当院における免疫抑制・化学療法前のHBc抗体測定の実態とその対策
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早田 哲郎(福岡大学消化器内科)
【背景】免疫抑制剤使用時および化学療法時のHBV再活性化は、一旦起こすと致死的な重症肝炎を引き起こすため問題になっている。特に最近は、免疫抑制剤や免疫抑制効果の強い分子標的治療薬が、さまざまの疾患において広く使用されるようになり、HBs抗原陰性の潜在性HBV感染からの発症を含め、HBV再活性化の増加が危惧される。したがって、このような治療の前には潜在性HBV感染をスクリーニングする必要があり、HB...
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- 当科におけるde novo B型肝炎の検討
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河野 良太(大分県立病院)
【目的】近年、HBs抗原陰性でHBc抗体ないしHBs抗体陽性であるHBV感染既往例が、移植や癌化学療法における免疫抑制剤の使用によりHBVの再活性化をおこし肝炎が発症することが報告されている。このような病態をde novo B型肝炎と言い高率に劇症化すると言われている。今回当科で経験したde novo B型肝炎の臨床的検討を行った。【対象】当科でde novo B型肝炎と診断されたのは6例である。...
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- 当院におけるde novo B型肝炎例の検討
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柴田 大介(琉球大学医学部第一内科)
【目的】近年、免疫抑制剤や化学療法によるB型肝炎の再活性化が問題となっており、特にHBs抗原陰性の既感染者が臓器移植、造血幹細胞移植、リツキシマブなどを含む化学療法を施行された際発症するde novo B型肝炎は致死率が高く注意が必要である.今回我々は当院で経験した4例のde novo B型肝炎についてその臨床像から可能な対策に関して検討した。【対象】当院にて過去にHBs抗原陰性が確認され現疾患治...
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