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検索結果は9件です。
- 長崎大学消化器内科における医師獲得に向けた我々の試み
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宮明 寿光(長崎大学病院消化器内科)
2009年3月1日に長崎大学消化器内科は、新しい診療科として誕生した。魅力的な診療科であることを学生や研修医にしめすことが、消化器内科医育成にとって重要であると考えており、我々の現在の取り組みを紹介する。 学生に対しては、スキルラボを利用した技術指導セミナー(春合宿、夏合宿)を今年より開催している。このセミナーは3~4日間シミュレーター実習を中心にいろいろな手技を体験できる内容となっており、...
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- 当センターにおける消化器専門医育成の取り組み
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上田 城久朗(熊本市医師会 熊本地域医療センター 内科)
内科系の消化器専門医は、消化器疾患の診断、保存的治療や治療内視鏡などの観血的治療の施行、緊急手術を含む手術適応の判断など幅広い守備範囲を必要とされる。併存する基礎疾患についても、急性期については自身で治療方針を決めざるを得ない状況に遭遇するケースがある。当センターの消化器内科では、治療内視鏡は年間 1000件以上に及び、卒後4年目以降のレジデントにも十分なトレーニングを積んだ後に、指導医の監督下で...
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- 当科における消化器専門医の育成システムについて
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阿部 慎太郎(産業医科大学第3内科, 産業医科大学病院産業医臨床研修等指導教員)
平成16年度に新臨床研修制度が導入され、全国の大学病院における初期研修医の割合は、平成17年度以降50%を下回る厳しい状態が続いている。当院においても、本年度より初期研修医の定員枠が年間10名までに制限され、初期研修医不足は否めない。しかしその反面、旧制度に比べ基本的臨床能力が高いとされている後期研修医(卒後3~6年目に大学に在籍し、当院では専修医と呼称)が、産業医学修練のため大学に戻ってくる割合...
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- 離島医療における消化器内科医養成の現状と課題
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山西 幹夫(長崎県島原病院)
地方における医師不足が社会問題となり、その対策として、大学医学部における地域枠や、奨学金制度による医師確保対策が各地でとられる中、将来地方で勤務する医師にとっては、専門領域における育成が不安要素となることが少なからず認められる。長崎県では離島医療確保のため、昭和47年の自治医科大学派遣制度に先駆けて、昭和45年より県独自の医学修学資金貸与制度設けて医師確保を行ってきた。この制度は自治医大制度と同じ...
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- これからを担う消化器専門医の育成:われわれの取り組みと課題-内科系の立場から-
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神代 龍吉(久留米大学消化器内科, 久留米大学医学教育学)
【目的】消化器専門医の育成に必要な取り組みと課題を明らかにする。 【方法】消化器専門医の訓練の現状を振り返り、今後の課題を探る。 【成績】1.消化器専門医に必要な要件は以下のものと思われた。1)消化器疾患理解のため栄養(絶食を含む)・消化・異化・排泄に関する理解。2)消化管出血など緊急を要する病態に対応し、その予後を早期に判断できる。3)消化器疾患で用いる薬物(自律神経系作用薬、全身反...
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- 病院総合診療医における消化器疾患専門性のための教育
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林 純(九州大学病院総合診療科)
私どもの総合診療科に入院する未診断患者の主訴をみると、発熱が21.9%と最も多く、次いで全身倦怠感17.7%、腹部症状10.8%で、以下、胸部症状5.3%、体重減少4.3%、失神4.2%、気道症状4.0%、発疹3.7%、頚部腫瘤3.1%、頭痛2.9%、めまい・ふらつき2.9%、腰背部痛2.2%である。消化器疾患を考慮しなければならない主訴(発熱、全身倦怠感、腹部症状、体重減少、腰背部痛)は50%を...
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- 地域中核病院における消化器専門医育成
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小森 敦正(国立病院機構長崎医療センター肝臓内科、臨床研究センター)
長崎医療センター消化器科では、肝臓内科および消化管内科グループに所属する複数の専門医・指導医と豊富な症例を基に、幅広い知識と技能の習得が可能である。このことから長崎県内のみならず、福岡、熊本、沖縄など九州全域で活躍する肝臓・消化器専門医の育成に関わってきた。 この伝統をさらに発展させるべく、人材のリクルートへつながる広報活動の充実、ならびに消化器科後期研修カリキュラムの適時改善を目的として、...
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- 消化器病学にいかに興味をもつか―卒前・卒後医学教育を通したハンズオンセミナー
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江口 有一郎(佐賀大学 医学部 附属病院 総合診療部)
【背景】現行の臨床研修制度では、消化器専門医の育成に先立ち、消化器病学を専攻する医師の確保が重要である。当大学は、当大学卒業後、当院で初期研修を行う医師が半数以上を占める特徴を生かして卒前教育及び卒後の一貫した教育システムによる各専門診療科の医師の育成に取り組んでいるが、専門診療科に対して「いかに興味をもつか」という動機付けとその持続が重要となる。その中で消化器病学を専攻するための工夫を紹介する。...
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- 当院における後期研修膵胆道系内視鏡検査トレーニング法の検討
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水上 一弘(大分大学消化器内科)
【目的】膵胆道系内視鏡手技は難易度が高く、新研修制度における指導方法が系統的に考慮されるべきである。今回、当施設において後期研修における膵胆道内視鏡検査トレーニング法を作成し、またそれの客観的評価を行った。 【方法】当院における後期研修での内視鏡手技習得プログラムとして(1)膵胆道系解剖・生理の確認、(2)膵胆道系内視鏡手技の適応、合併症、禁忌の熟知、(3)指導医の下で上部消化管内視鏡手技1...
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