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検索結果は9件です。

自己免疫関連胆道疾患-IgG4関連硬化性胆管炎と原発性硬化性胆管炎の相違点-
内藤 格(名古屋市立大学大学院 消化器・代謝内科学)
【目的】従来より自己免疫関連胆道疾患のひとつとされている原発性硬化性胆管炎(PSC)と近年、疾患概念が定着しつつあるIgG4関連全身疾患の胆道病変と考えられているIgG4関連硬化性胆管炎(IgG4-SC)の鑑別は時に困難であるが、両者は治療法、予後が異なるため、適切な鑑別診断が重要である。今回、我々は両者の相違点を明らかにする目的で検討を行なった。【方法】IgG4-SC75例、PSC46例を対象と...

第117回東海支部例会

自己免疫性膵炎診断における診断的ステロイドtrialの有用性についての検討
石川 卓哉(名古屋第一赤十字病院)
【目的】自己免疫性膵炎 (AIP) の診断における診断的ステロイドtrialの有用性について検討すること。【方法】当院で各種検査から自己免疫性膵炎が疑われたものの確定診断が困難であったため、診断的ステロイドtrialを行った2例についてretrospectiveに検討した。ステロイドtrialとして経口プレドニゾロン30mg/日を2週間投与した後の画像所見の変化、臨床経過を検討した。【結果】症例1...

第117回東海支部例会

当院における自己免疫性膵炎の治療経験 ―長期経過を中心に―
加藤 晃久(春日井市民病院 消化器科)
【目的】ステロイド(PSL)治療は自己免疫性膵炎(AIP)の標準治療であるが、治療の適応や方法について未だ議論されるところである。今回我々はAIPの長期経過についてPSL治療を中心に検討した。【方法】1993年7月以降当院で経験したAIP25例のうち1年以上経過を追えた21例を対象とし、膵病変を伴わないIgG4関連硬化性胆管炎(IgG4-SC)1例も含めた。男性18例、女性3例、年齢23~82歳(...

第117回東海支部例会

自己免疫性膵炎の診断におけるEUS-FNAの位置付け
鷲見 肇(名古屋大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
【目的】自己免疫性膵炎診断基準2011におけるEUS-FNAの位置付けについて検討した。【方法】対象は2006年1月より2011年12月までに画像診断にてAIPが疑われEUS-FNAを施行した44例。全44例を診断基準2011を用いて最終診断(確診、準確診、疑診、診断不能、その他)し、FNA所見と比較検討した。FNAは22G穿刺針を第一選択に使用し(2例は25G)、lymphoplasmacyti...

第117回東海支部例会

自己免疫性膵炎の各診断基準における診断能の比較検討
夏目 まこと(岐阜県立多治見病院 消化器内科)
【目的】自己免疫性膵炎(AIP)の新たな診断基準であるInternational Consensus Diagnostic Criteria(ICDC)、臨床診断基準2011(2011年基準)とこれまでの診断基準である臨床診断基準2006 (2006年基準) の診断能を検証する。
【方法】1998年~2011年に当院でAIPと診断された21例(男性16例、女性5例、平均年齢66.4±9.0歳...

第117回東海支部例会

潰瘍性大腸炎に対する免疫抑制剤の有用性に関する検討
小木曽 富生(岐阜市民病院 消化器内科)
【目的】 潰瘍性大腸炎(UC)の治療薬は5-ASAが基本薬剤であるが、一方では副作用の強いステロイド剤の投与を使用せざるを得ない症例も少なくない。最近、免疫抑制剤としてのタクロリムスや生物学的製剤が保険適応となり臨床的有用性が注目されている。今回、我々は当院においてUCに対する免疫抑制剤の有用性について後ろ向きに検討を行った。【対象】2011年4月から2012年8月まで当院で治療を行ったUC患者1...

第117回東海支部例会

自己免疫膵炎に対するステロイド治療の問題点
山本 智支(藤田保健衛生大学 坂文種報徳会病院 消化器内科)
【目的】自己免疫性膵炎(以下AIP)に対してステロイド投与が行われているが,適正な維持療法は確立していない。今回,AIPのステロイド治療中に生じた合併症と再燃を中心にステロイド治療の問題点を検討した。【対象と方法】対象は1997年7月から2012年8月までの間に当科ならびに関連施設でAIPと診断した24例で,平均観察期間は43ヶ月(3~144ヶ月),平均年齢は64歳(30~85歳),性別は男性20...

第117回東海支部例会

当院における自己免疫性膵炎の検討
大畠 昭彦(藤枝市立総合病院 消化器科)
【目的】当院での自己免疫性膵炎(AIP)の臨床像を明らかにする。【対象と方法】当院において2001年5月~2012年8月にAIPと診断した17例に対しretrospectiveに診断、治療、経過の検討を行う。【患者背景】男女比14:3、平均年齢66.3歳、主な受診契機 腹痛4例、黄疸4例、画像検査による胆管・膵異常4例、糖尿病の既往10例。平均観察期間は1828日。【検討項目】(1)診断当時の診断...

第117回東海支部例会

当院におけるtype I自己免疫性膵炎の臨床的特徴と長期予後の検討
樋口 俊哉(豊橋市民病院 消化器内科)
【背景と目的】自己免疫性膵炎(AIP)は、悪性疾患の合併もなく予後良好とされている。ステロイド(PSL)治療により、多くは比較的速やかに初発症状は軽快する。しかし、その長期経過や経過不良因子については不明な点も多く、PSL治療の導入、維持療法についても明確なコンセンサスはない。今回の目的は、当院におけるAIPの臨床的特徴と長期予後について検討し、経過不良因子を明確にすること。【方法】2003年2月...

第117回東海支部例会