- Toward standard multidisciplinary treatment for advanced pancreatic cancer
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H. Friess(Department of Surgery, Klinikum rechts der Isar)
In resectable pancreatic cancer oncological resection followed by adjuvant chemotherapy is the standard of care in Europe. The key element in resectable pancreatic cancer is still oncological resectio...
第55回日本消化器病学会大会 >
進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- Neoadjuvant Treatment for Patients With Localized Pancreatic Adenocarcinoma
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P. W. T. Pisters(MD Anderson Cancer Center)
For patients with operable pancreatic cancer, who account for only 10 to 15% of new cases, the only known curative treatment is surgical resection of the primary tumor. However, most patients, includ...
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進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- Borderline resectable膵癌に対する治療戦略-2010年膵切研究会集計成績を中心にして-
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岸和田 昌之(三重大・肝胆膵・移植外科)
【目的】NCCNガイドラインは,動脈系と門脈系の浸潤程度にてresectable(R),borderline resectable(BR),unresectable(UR)に分類し治療指針を明示.2010年の第37回日本膵切研究会(会長:伊佐地秀司)でBR膵癌の膵切アンケートを集計し報告(JHPBS2013).一方,当科ではBR膵癌に対して化学放射線療法(CRT)後に切除を施行.膵切集計と当科の成...
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進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- cStageIVa膵癌に対する放射線化学療法,動注化学療法,全身化学療法の治療成績
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小野 道洋(札幌医大・4内科)
【背景】膵癌は予後不良な疾患で,各治療を組み合わせた戦略が重要となる.現在まで多くの集学的治療の報告がなされているが,その内容はまだ確立していない.
【目的】cStageIVa膵癌に対する治療成績を検討する.
【方法】2012年9月までに当院で診断・治療した膵癌患者のうち,cStageIVa膵癌と診断した155例(年齢中央値70.0歳(37-89),男78例,女77例)を対象とし,1....
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進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- 化学(放射線)療法が奏功している切除不能膵癌に対する外科切除の役割-日本肝胆膵外科学会 膵01研究最終報告-
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里井 壯平(日本肝胆膵外科学会プロジェクト委員会膵01研究グループ)
【目的】今回われわれは,化学(放射線)療法が奏功している画像上切除不能膵癌に対し切除手術を加える意義を明らかにすること,適切な手術適応とそのタイミングを探ることを目的に,全国の高度技能医修練施設にアンケート調査を行い,症例を集積して解析した.【対象と方法】切除不能膵癌に対して化学(放射線)療法が奏功し,初回治療開始後6ヶ月以降に切除した58名をadjuvant surgery群(Surg群),切除...
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進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- 局所進行膵癌に対する非切除治療の長期成績とadjuvant surgeryの試み
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須藤 研太郎(千葉県がんセンター・消化器内科)
【目的】近年,化学療法および放射線治療の進歩により,切除不能局所進行膵癌の治療成績は改善しており,生存期間中央値(MST)15ヶ月を越える臨床試験も複数報告される.また,化学療法や化学放射線療法(CRT)が奏効し,根治切除可能となった症例も報告され,conversion therapyとしての役割にも期待される.本検討では局所進行膵癌に対するCRT(S-1併用放射線療法ほか)および全身化学療法(G...
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進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- 進行膵癌に対する集学的治療標準化の可能性
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庄 雅之(奈良県立医大・消化器・総合外科)
【目的】進行膵癌に対する治療標準化に向けて,Borderline resectable(BR)膵癌および切除不能膵癌に対する治療成績を解析・検討した.【方法】自施設治療成績及び国内外の臨床試験結果に基づき,当科における現在の進行膵癌治療方針は,(1) BRを含む切除可能膵癌にはFull-dose GEM併用の術前化学放射線治療(NACRT)及び術後補助化学療法,(2) 局所進行切除不能膵癌(LAP...
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進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- 局所進行切除不能膵癌に対するTS-1併用化学放射線療法第2・3相臨床試験
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新地 洋之(鹿児島大・保健学科)
【目的】切除不能膵癌に対する新しい治療法として,TS-1併用加速過分割放射線療法を試みており,その有効性および安全性について第2相,3相臨床試験の結果を報告する.【方法】審査腹腔鏡検査により,遠隔転移のない局所進行切除不能膵癌50例を対象としたTS-1併用化学放射線療法第2相臨床試験を施行した.さらに,TS-1併用放射線化学療法の優越性の有無を検証するために,TS-1単独化学療法とのランダム化比較...
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進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- 化学放射線療法は,切除不能の局所進行膵癌の予後を改善するのか?
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井岡 達也(大阪府立成人病センター・検診部)
【はじめに】膵癌のキードラッグであるゲムシタビンおよびS-1(以下,GS療法)を同時に併用して化学放射線療法をおこなったので報告する.【方法】対象は,局所進行膵臓癌のうち,主要動脈浸潤などにより切除不能と診断された症例.放射線照射(以下RT)は,連続28日間,1日1回1.8グレイ(計50.4グレイ)を照射した.PTVはGTV+10-15mm,予防照射は行わないこととした.先行したI相試験の結果,ゲ...
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- 切除不能進行膵癌に対するGEM+erlotinib併用化学療法における,皮疹の治療効果予測因子としての検討 ~当院での治療成績とメタアナリシス~
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今岡 大(愛知県がんセンター中央病院・消化器内科)
<背景>切除不能進行膵癌に対する膵癌に対するgemcitabine(GEM)とerlotinibの併用化学療法において,皮疹が有望な治療効果予測因子である可能性がいくつかの報告により示されている.そこで我々は皮疹とGEM+erlotinib併用化学療法の治療効果の関連性について,当院での治療成績と文献報告に基づいたメタアナリシスを実施した.<方法>2011年8月より2012年8月の間に当院にてGE...
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進行膵癌に対する集学的治療の標準化に向けて
- 膵癌術後肝転移に対するGemcitabine肝動注を中心とした集学的治療の検討
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田島 秀浩(金沢大・消化器・乳腺・移植再生外科)
近年,当科では膵癌術後肝転移症例に対してGemcitabine (GEM)を中心とした動注化学療法を行っている.膵癌根治手術後肝転移9例を対象とし,GEM 800mg/標準肝容積 (SLV)をday1に30分かけて動注した.併用薬剤については5-FU併用群(6例)は GEM動注に続いて250mgを24hr持続で5日間動注することを1コースとし,S-1併用群(3例)ではGEM動注に先行してS-1 6...
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