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検索結果は10件です。

短期、長期成績から見た総胆管結石症に対する腹腔鏡下一期的治療(LCBDE)の有用性
長谷川 洋(名古屋第二赤十字病院・外科)
1992年より総胆管結石症に対してLCBDEを第一選択として行ってきた。本手術の最大の利点は、低侵襲性とともに、乳頭機能を温存しつつ一期的に治療ができる点にある。(対象)20年間に行ったLCBDEは473例であった。術式の内訳は、経胆嚢管法232例、胆管切開法241例であった。(適応)再発例を除くすべて(術式の選択基準)成因にもとずいて選択。落下結石は経胆嚢管法、その他は胆管切開法が第一選択。(治...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

総胆管結石症に対する腹腔鏡下手術
徳村 弘実(東北労災病院・外科)
総胆管結石症に対する腹腔鏡下手術について、内視鏡治療との比較しながらメリットと現状を述べ、手技と成績を報告する。本手術は専門的施設から良好な成績が多数報告され、複数の比較試験でも内視鏡治療プラス腹腔鏡下胆嚢摘出術の2期的併用治療より優れていることが報告されている。また、十二指腸乳頭機能温存のため結石再発が少ないと考えられる。しかし、総胆管治療の環境や手術難度から一般には定着しておらず、今後さらなる...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

総胆管結石症に対する治療法の選択
北川 美智子(東京北社会保険病院・外科, 亀田総合病院・外科)
【背景】総胆管結石症の治療は本邦ではESTなどの径内視鏡的治療が主流であるが,最近では長期胆道合併症が問題視されている.当院では内科外科合意のもと総胆管径6mm以上はLCBDE,6mm未満はEST+腹腔鏡下胆嚢摘出術(EST+LC)としており,今回我々は当院での総胆管結石症の各治療成績につき検討した.【方法】2004年4月から2012年3月までに総胆管結石症と診断された開腹術を除く118例をLCB...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術からみた、内視鏡的総胆管結石採石術後の有石胆嚢合併総胆管結石症
今井 健一郎(帝京大ちば総合医療センター・外科)
当科では有石胆嚢合併総胆管結石症に対しては、まず内視鏡的乳頭括約筋切開術を付加した内視鏡的総胆管結石採石を行い、後日腹腔鏡下胆嚢摘出術を行うことを基本方針としている。腹腔鏡下胆嚢摘出術は,近年のReduced port surgeryの概念の浸透により単孔式が増加している。【目的】経乳頭的総胆管結石採石術後の単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術の成績を検討した。【方法】2009年1月から2011年3月までに当...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

Propensity score matchingを用いたEST/EPBDの長期予後の比較検討
土井 晋平(岐阜大・1内科)
【背景】総胆管結石に対する内視鏡治療、ESTとEPBDの長期予後の比較については未だ一定の見解が得られていない。その要因のひとつとして交絡因子が複雑に影響することが考えられる。【目的】Propensity score matchingを用いてESTとEPBDの長期予後を比較する。【方法】1991年10月より当院および関連施設において内視鏡的治療を行った初回総胆管結石治療患者のうち術後1年以上経過観...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

当院における胆嚢、胆管結石の治療戦略
金森 明(大垣市民病院・消化器内科)
胆嚢、胆管結石の治療は炎症や結石の有無により異なり、内科と外科の双方に治療が跨ることもあり未だ一定のコンセンサスを得られているとは言い難い。胆管結石に対する内視鏡的治療の早期および長期成績の検討を行い、施設での治療の妥当性を検討した。【対象、方法】当院で内視鏡治療を施行した胆管結石1389例中、初回治療で経過観察が可能であった1210例(EST:956例、EPBD:254例)を対象とした。検討項目...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

胆管結石に対する内視鏡的乳頭括約筋切開術後の長期成績
鈴木 安曇(京都第二赤十字病院・消化器科)
【目的】内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)は、胆管結石に対する治療法として有用な手技であるが、切石後の再発例もしばしば経験される。EST後の長期成績について検討した。【方法】1980年から2010年までに当院で胆管結石に対してESTを施行した1515例のうち、切石不能例を除外し、6ヵ月以上経過観察し得た978例(有石胆嚢636例、無石胆嚢197例、胆嚢摘出後145例)を対象とした。平均年齢66.9...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

ESTによる総胆管結石治療後の長期成績
上田 城久朗(熊本地域医療センター・内科)
当センターでは総胆管結石に対し、EST (内視鏡的乳頭括約筋切開術)を基本とする内視鏡治療を行っている。1993年4月から2004年3月までの期間にESTにより完全切石を行った762例を対象とし、2008年4月をエンドポイントと設定して1年から11年間の経過観察 (平均観察期間 5年11ヶ月)を行い再発の危険因子を検討したところ、胆管結石の再発が71例に認められ、70歳以上・男性・胆管径15mm以...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

内視鏡的乳頭バルーン拡張術(EPBD)による総胆管結石治療の長期成績
木暮 宏史(東京大・消化器内科)
[目的] EPBDによる総胆管結石治療は、乳頭機能を温存し得る治療法として、従来のESTに比べ、長期成績の改善が期待されている。一方で、総胆管結石は胆管原発結石と胆嚢からの落下結石に分けられるため、その長期成績を論じる場合、胆嚢の状態別に成績を比較・検討する必要がある。[方法] 1994年~2011年にEPBDにより当科で治療を行った胆管結石725例のうち、結石除去を完遂し、死亡まで、あるいは、3...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)

困難結石に対する経口胆道鏡下砕石の長期成績と再発の危険因子
杉山 晴俊(千葉大・消化器内科)
【目的】内視鏡的乳頭切開術・内視鏡的胆道砕石術に代表される胆管結石の内視鏡治療は確立された方法であるが、中には治療困難な症例が存在する。こうした困難結石の治療に対する経口胆道鏡下砕石術の長期成績を示し、再発に関する危険因子を統計学的に検討する。【方法】1998年7月から2011年3月までに当院で経口胆道鏡下に治療を行ったミリッチ症候群を含む困難結石150症例について、retrospectiveに検...

第54回日本消化器病学会大会総胆管結石症に対する治療法の選択と長期成績 (EST:内視鏡的治療 vs LCBDE:腹腔鏡下手術)