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腹膜再発高危険群に対する手術に郭清は必要か
小寺 泰弘(名古屋大・消化器外科)
【目的】腹膜播種を有する症例は一般的に胃切除術の適応外と考えられているが、微小転移にとどまる場合や化学療法が奏効し転移巣が消失した場合については、積極的に切除を試みる見解もある。1)CY1症例、2)腹膜転移に対するconversion症例を対象に、これらに原発巣の切除を行う場合の郭清の意義について考察した。【成績】1)CY1症例:CY1を唯一の日治癒因子とする症例に対しD2郭清後にS-1を投与する...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

胃癌腹膜播種に対する腹腔内化学療法後の手術適応の判定における腹腔洗浄液中CEA mRNA定量の意義
山口 博紀(東京大・腫瘍外科)
【目的】胃癌腹膜播種に対しS-1+Paclitaxel経静脈・腹腔内併用投与を行い,奏効例に対し胃切除を施行し比較的良好な成績を報告してきた。今回、腹腔洗浄液中のCEA mRNAを定量的に測定し、化学療法後の手術適応判定における意義を検討した。【対象】’09年7月から’11年6月までに初発P1胃癌に対し腹腔内化学療法を開始し、腹腔洗浄液中CEA-mRNAの定量ができた53例。【方法】腹腔内化学療法...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

StageIV進行胃癌に対する治療戦略ー腹膜播種陽性胃癌に対する外科的切除の意義は?
徳永 正則(静岡がんセンター・胃外科)
【はじめに】腹膜転移陽性胃癌に対しては、治療成績向上を目指して原発巣切除が行われることもあり、その意義に関する多施設共同試験も日本臨床腫瘍研究グループで進行中である(JCOG0705)。腹膜転移を単独の非治癒因子として有する腹膜転移陽性胃癌患者における、原発巣切除の意義を明らかにすることを目的として以下の検討を行った。【対象および方法】2002年9月から2008年12月までに当院にて外科的切除もし...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

非治癒因子が単独である進行胃癌に術前化学療法を導入した治療戦略
藤原 義之(大阪府立成人病センター・外科)
(目的)非治癒因子のある初発胃癌に対しては抗癌剤が標準治療であるが、非治癒因子が単独である場合は、複数である場合と比較し予後良好である。今回我々は、非治癒因子が単独である症例に化学療法を導入し、非治癒因子が制御できる場合は手術を行う戦略が有効であるかを検討した。(対象)腹膜播種(P1, CY1)のみを有する進行胃癌43例、および大動脈周囲リンパ節(PALN)転移のみ有する17症例が対象。(方法)腹...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

cStageIV胃癌に対する化学療法と手術の役割
西川 和宏(大阪府立急性期・総合医療センター・外科)
【緒言】化学療法が中心となるStage IV胃癌における胃切除術の臨床的意義を考えたい。【対象と方法】対象は当センターでTS-1導入(2000年)以降でTrastuzumab導入(2011年7月)までのStage IV胃癌330例。非治癒因子は1因子155例、多因子175例。1因子のみの部位別では、CY陽性(CY群) 37例、腹膜 (P群) 67例、リンパ節(N群) 38例、肝(H群) 12例、副...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

予後からみたStageIV胃癌に対する外科的切除の適応
山口 和也(岐阜大大学院・腫瘍外科学)
【目的】StageIV胃癌に対する標準治療は化学療法であるが、充分な抗腫瘍効果に見合った予後への効果は満足できるものとはいえない。今後、3剤併用療法、分子標的治療薬の併用、外科的切除が重要な役割を担うと考えている。とくにR0手術に近い根治度を得ることがvolume reduction surgeryとしての効果を最大限に発揮できると考え、積極的に1次治療奏効中の胃切除術を行ってきた。個別化治療の選...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割
藪崎 裕(県立がんセンター新潟病院・外科)
【目的】高度進行胃癌(cStage IV)に対する集学的治療における手術療法の有用性、最適な手術時期、切除・郭清範囲を検討する。【対象と方法】当科では2000年以降、高度進行胃癌に対し初回治療としてS-1+CDDP併用化学療法を236例に施行した。その中のcStage IV 148例を対象とし、手術療法の有無による治療成績の比較、手術療法が有用となる時期および切除・郭清範囲を検討した。P, Hの分...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

Stage IV胃癌に対する術前化学療法と手術療法による集学的治療
岩崎 善毅(がん・感染症センター都立駒込病院・外科)
【背景と目的】ステージIV胃癌に対する術前化学療法と手術の集学的治療の意義について検討した。【対象と方法】対象は化学療法後に胃切除を施行した経口摂取可能なステージIV胃癌 38例。男性:女性は31:7。平均年齢(中央値):63歳。非治癒因子はCY1:18例、高度リンパ節転移:14例、腹膜転移:5例、肝転移:5例。他臓器浸潤:4例、遠隔転移:5例。【結果】レジメンはS-1+CDDP:34例、S-1+...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割
谷口 清章(東京女子医大・消化器外科)
(はじめに)これまで、Stage IV胃癌に対する原発巣切除は比較的積極的に行われてきたが、その外科治療成績は極めて不良であった。近年S-1を中心とした新規抗癌剤が登場し治療成績の向上が期待できるようになった。当院では治療の中心である抗癌剤の効果を向上させるのため、外科的治療をバランスよく組み合わせる必要があると考え原発巣の状態、転移形式により手術時期を分け治療をおこなっている。そこで今回当院で行...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

ステージIV胃癌に対する導入化学療法としてのDCS療法とSalvage surgery
伏田 幸夫(金沢大・消化器・乳腺・移植再生外科)
【はじめに】Stage IV 胃癌に対する標準治療は確立されていないが、最近強力な化学療法レジメンの導入によって手術可能症例が増え、その治療成績も向上している。今回我々はStage IV 胃癌に対して(分割)DCS療法をおこなった症例を詳細に検討したので報告する。【対象と方法】当科でDCS療法 (Docetaxel 35mg/m2/D1, 15, CDDP 35mg/m2/D1, 15, S-18...

第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割

平川 弘聖(大阪市立大大学院・腫瘍外科学)
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第54回日本消化器病学会大会Stage IV胃癌に対する化学療法と手術の役割