セッション

検索結果は12件です。

Toward standard multidisciplinary treatment for advanced liver cancer.
T. M. Pawlik(Johns Hopkins Hospital)
During the last decades, few fields of medicine have advanced as much as oncology, and the advent of new diagnostic and treatment modalities has rendered the management of patients highly personalized...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

V. Mazzaferro(Gastrointestinal Surgery and Liver Transplant Unit, Fondazione IRCCS Istituto Nazionale Tumori di Milano)
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第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

高度門脈腫瘍栓を伴う肝細胞癌に対する肝切除の適応と再発予防-多施設共同試験に向けて-
波多野 悦朗(京都大・肝胆膵・移植外科)
【背景】高度門脈腫瘍栓を伴う肝細胞癌のnatural courseは2.7カ月と極めて不良とされる (Hepatology, 1999). BCLCのガイドラインではportal invasionがあればsorafenibが推奨されている. 本邦のコンセンサスに基づく肝癌治療アルゴリズムでは, Vp1-2では肝切除もしくはTACEとあるが, Vp3-4では肝動注もしくはsorafenibが推奨され...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

局所進行肝癌に対するPIHPを基軸とした外科的治療戦略;どこまで治療可能か?
福本 巧(神戸大大学院・肝胆膵外科学)
(目的)我々はSorafenibしか適応とならない両葉多発や脈管侵襲を伴う局所進行肝癌に対して減量肝切除と経皮的肝灌流(PIHP)による2段階治療を実施し,良好な成績を報告してきた.しかし,深部門脈腫瘍栓(PVTT)合併例や主肝静脈や下大静脈を巻き込んだような減量肝切除困難例は2段階治療が困難であった.このような困難例に対してBack Flow Thrombectomy(BFT)法や術前PIHPに...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

脈管侵襲を伴った進行肝癌に対するIFN併用化学療法を基軸として集学的治療成績とその効果予測
和田 浩志(大阪大大学院・消化器外科学)
【はじめに】脈管侵襲を伴った進行肝癌は,たとえ根治肝切除を施行したとしても早期に再発を来たし予後不良である.教室では,門脈本幹から一次分枝に腫瘍栓(Vp3-4)を伴った高度進行肝癌に対して,肝切除とIFN併用化学療法(FAIT)を基軸とした集学的治療を行ってきた.そこで,脈管侵襲陽性の局所進行肝癌の治療成績について検討するとともにFAITを基軸とした集学的治療の有効性および効果予測因子について検討...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

門脈腫瘍栓を伴う進行肝細胞癌に対する治療戦略
調 憲(九州大大学院・消化器・総合外科学)
【目的】門脈腫瘍栓を伴う進行肝細胞癌(HCC)の治療成績は未だ不良である.これらの症例が長期生存するための条件と治療戦略を明らかにし,治療の標準化を図る目的で以下の解析を行った.【対象】Vp3以上の門脈腫瘍栓を伴う肝切除30例.肝切除は肝葉切除と腫瘍栓摘出を基本とした.【方法】検討I:術後5年以上生存の5例と5年未満の25例で術前の予後規定因子を比較検討した.検討II:術後再発に対する治療戦略を明...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

肝内高度進行肝細胞癌に対するIFN併用5-FU持続肝動注化学療法に関する検討
山下 竜也(金沢大附属病院・消化器内科)
【目的】当科で2003年より肝内進行肝細胞癌に対して行ってきたIFN併用5-FU持続肝動注化学療法について検討した.【対象】対象は2003年から2012年まで当科にてIFN併用5-FU持続肝動注化学療法にて加療した肝内進行肝細胞癌症例294例.治療法は5-FU 300mg/m2/dayをインフューザーにて5日間持続動注し(day1-5, day8-12), IFNα-2b 3MIU/body週3回...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

当科における切除不能脈管浸潤合併肝細胞癌に対する治療成績
新関 敬(久留米大病院・消化器内科)
【目的】高度脈管浸潤を有する進行肝細胞癌の予後は依然として不良であり,治療に関しては肝動注化学療法(HAIC),Sorafenib,放射線治療(RT)などが試みられているが,当院ではHAICを主体とした集学的治療を施行してきた.検討1)切除非適応の脈管浸潤合併Stage IvA HCCを対象にNew FP療法(AP&T 2010; 32: 543-550) (N群)の治療効果を,Low-dose ...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

進行肝細胞癌に対する分子標的治療,肝動注療法の位置づけと今後の展開
中馬 誠(北海道大大学院・消化器内科学)
【目的】進行肝細胞癌に対する集学的治療の標準化に向けて,治療成績からみた病期別のSorafenibと肝動注療法の適切な位置づけの検証を行った.【方法】2002年から2012年までに進行肝細胞癌(Stage III, IVA,B)に対して,肝動注療法が施行された93例(H群)とSorafenibが投与された87例(S群, 短期中止例除く)を対象とし,両群における病期別の1)治療効果,2)生存率(MS...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

動注化学療法の標準化に向けて
小尾 俊太郎(杏雲堂病院・消化器肝臓内科)
【はじめに】肝細胞癌は転移性肝癌と比較して,1. hyper vascular である 2. 他臓器転移が少ない 3. 門脈浸潤を来しやすい などの特徴があり,動注化学療法の特性と合致していたため切除不能進行肝細胞癌の治療手段の一つとして発展してきた.しかし治療方法が標準化されていないこと,Evidence levelが低いなど問題点も多い.一方Sorafenibは,標準化されEvidence l...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

進行肝癌集学的治療における画像検査とバイオマーカーの意義~分子標的薬不応例の早期診断や著効例での肝切除検討の判断~
土谷 薫(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】肝切除・RFA・TACE非適応進行肝癌の治療は分子標的薬・肝動注療法などが選択されるが治療法選択や変更時期,down staging達成例での肝切除検討についてのエビデンスは存在しない.今回分子標的薬治療中の画像所見とバイオマーカーの変動を検討し進行肝癌の集学的治療戦略について考察した.
【方法】2009年7月から2013年2月までソラフェニブを導入した進行肝癌127例を対象とした....

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて

門脈腫瘍栓を有する肝細胞癌治療における陽子線の役割
福田 邦明(筑波大・消化器内科)
【緒言】門脈腫瘍栓(PVTT)を有する進行肝癌は治療に難渋し,PVTT進展による肝機能低下を来すため予後不良である.通常進行が早く,外科的切除が肝不全を防ぐ意味でも有用である.手術困難例に対しては動注やネクサバールの投与が行われるが,非腫瘍栓例と比べ成績は悪い.我々はこれまで陽子線治療(PBT)がPVTTに対し有効であることを報告してきた.(菅原ら, Strahlenther Onkol.185(...

第55回日本消化器病学会大会進行肝癌に対する集学的治療の標準化に向けて