- 手術支援ロボットを費用対効果の視点からみる
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松本 純夫(国立東京医療センター・外科)
内視鏡手術は社会復帰の早さで患者の支持を受けているが,二次元のモニター経由の手術は深度感覚の習得に時間がかかるのが問題であった.2006年頃から導入された高画質内視鏡は奥行き感があり手術難易度が下がった.しかし本来の立体感とは別物であった.今回は3D視野を提供する手術支援ロボット,ダビンチと3Dフレキシブル内視鏡を取り上げて現況と将来を論じてみたい. 手術支援ロボット,ダビンチは2000年にFDA...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- 体腔内B-I再建(デルタ吻合)を用いた完全腹腔鏡下幽門側胃切除術(LDG)の治療成績
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山崎 公靖(昭和大病院・消化器・一般外科)
【はじめに】教室では1999年より早期胃癌に対し腹腔鏡手術を導入し,手術手技の安定に伴い2005年より一部の進行胃癌にも適応を拡大して行っている.また,導入当初は小切開を置いて胃十二指腸吻合を直視下に行う腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(以下LADG)を行っていたが,2005年よりさらなる低侵襲を目的に体腔内Billroth-I法再建(デルタ吻合)による完全腹腔鏡下幽門側胃切除術(以下LDG)を行ってい...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- がん専門施設における腹腔鏡下胃切除の導入過程
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木下 敬弘(国立がん研究センター東病院・上腹部外科)
当院は年間約300例の胃癌手術症例を有している.2010年8月までは全例開腹の方針であったが,演者が赴任した同年9月から腹腔鏡手術を導入,現在は約70%の症例を腹腔鏡で手術を行ない,次のステップとして手術支援ロボット導入に向けて準備段階に入っている.当院におけるこれまでの導入過程を呈示する.【導入準備】ナースを含めたチーム参加型トレーニングラボコースに参加し術式に対する理解を深めた.また術式ごとの...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- 当科における胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術の運用と成績
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山本 篤(大阪市立総合医療センター・消化器外科)
胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術(LG)は急速に普及しているが,その手技や機器も進歩しておりわれわれはこれまでに約1100例LGを行ってきており,年々その適応を徐々に拡大し,現在では胃全摘が必要な進行胃癌に対してもD2郭清,小切開をおかずに再建を行う完全鏡視下胃全摘術を行うようになっている.今回当科での腹腔鏡下胃切除術のチーム形成と運用方法,手術手技と治療成績とその普及に向けての提言を述べる.まずLG...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- 用手補助腹腔鏡下胃切除術を知っていて実際にできることが大切である
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松田 年(日本大・消化器外科)
【はじめに】演者は1996年に腹腔鏡補助下幽門側胃切除を開始.1998年には用手補助腹腔鏡下幽門側胃切除術(HALDG)を取り入れ噴門側胃切除術,胃全摘術へと手技の改良を進めていった.2002年に手技の定型化を終了し進行癌に対して適応拡大している.現時点では完全腹腔鏡下手術,Reduced port surgery(RPS)も行っているが,改めて用手補助腹腔鏡下胃切除術(HALG)の重要性について...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- 当院における胃癌に対する腹腔鏡手術の現況と将来展望
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比企 直樹(がん研有明病院・消化器外科)
近年,胃癌に対する腹腔鏡下胃切除は内視鏡外科学会のアンケート調査でも年間7000例を上回り施行され,普及している.腹腔鏡下幽門側胃切除においては定型化もなされ,一般的な術式と言えるようになってきたが,この技術を応用したD2リンパ節郭清や胃全摘術における再建,噴門側胃切除における再建など,まだまだ成績も安定していない.また,機能温存手術である腹腔鏡下幽門保存胃切除(LAPPG)においても食物停滞など...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- 胃癌に対するReduced-port laparoscopic gastrectomy (RPG) の有用性
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國崎 主税(横浜市立大市民総合医療センター・消化器病センター)
目的: RPG (multi-access port+1port)の有用性を明らかにする.対象と方法:同一術者が施行したRPDG 52,RPTG 18と5-ports + 小開腹創(5cm) のconventional LADG 45, CLATG15の治療成績を比較検討した.RPG手技:臍部に小開腹創(DG 2.5, TG4.0)をおきSILSportまたはOCTOportを, 右側腹部には12...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- 手術支援ロボットda Vinci Surgical System(DVSS)導入期における現状と問題点ー腹腔鏡下手術との比較からー
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西 正暁(徳島大・外科)
目的: 胃癌に対する手術支援ロボットda Vinci Surgical System(DVSS)は,保険適応など経済面での支援がなく,十分普及していないが,3Dハイビジョンによる明瞭な視野,手振れ補正,スケール変更可能な関節機能をもつinstrumentによる精密な手術が期待される.地方大学での導入経験から,現状と問題点を報告する.対象・方法: 2011年11月からDVSSを導入し,幽門側胃切除(...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- 胃癌に対するロボット手術の導入と現状
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齊藤 博昭(鳥取大・病態制御外科)
【目的】2009年11月に厚生労働省の薬事審議会が手術支援ロボットda Vinci Sの使用を消化器外科領域などにおいて許可し,当院には2010年8月に導入された.その後,当科では2011年1月より早期胃癌を対象とした幽門側胃切除症例に対してda Vinci Sの使用を開始し,これまでに計17 例の手術を行ってきた.そこでこれまでの経験を踏まえて,da Vinci Sを用いた胃癌手術の導入および現...
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胃癌に対するロボット手術,内視鏡外科の現況と将来
- 胃癌に対するロボット支援胃切除術:腹腔鏡下胃切除術との短期成績に関する比較検討
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須田 康一(藤田保健衛生大・上部消化管外科)
(背景)内視鏡手術支援ロボットは,関節機能,手振れ防止機能,拡大視を伴う三次元モニターによる鮮明なハイビジョン画像等,従来の鏡視下手術の欠点を補完する特長を複数有する.(目的)胃癌に対するロボット支援胃切除術の安全性,有用性について腹腔鏡下胃切除術との比較検討を行った.(方法)2009年~2012年に当科にて手術適応となった胃癌患者全例を対象とし,自費診療による手術支援ロボット(da Vinci ...
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