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検索結果は10件です。

S3-1 C型慢性肝炎に対するビタミンD併用リバビリン・ペグインターフェロン療法:サプリメントを用いた無作為化比較試験
 
【目的】ビタミンD(VD>は強力な免疫調整因子でありC型慢性肝炎に対するリバビリン(RIB>併用ペグインターフェロン(PEG一][FN)治療にCholecalciferolを併用するとSVR率が向上することが報告された.同.研究で用いられたのは非活性型VD3のサプリメントで我が国で保険適応のある活性型製剤(1-OH)ではないそこで埼玉県下の医療施設の共同で活性型と非活性型の抗ウイルス効果を比較する...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-2 インターフェロン治療の難治性に関与する宿主因子の検討:抗インターフェロン抗体について
榎本平之(兵庫医科大学内科肝・胆・膵科)
【目的】C型慢性肝炎に対する標準療法はPEG-IFNとリパビリン(RBV)の併用であるが1型高ウイルス量でのSVR率は50%程度に留まる.最近PEG-IFN+RBV+プロテアーゼ阻害薬(PI)の3剤併用療法が可能となったが標準治療でNu皿responder(NR)であった症例における治療成績は十分とは言い難くPEG-IFN +RBV治療における難治要因の検討は依然重要である.今回は宿主側因子の検討...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-3 IL-6を介したC型慢性肝炎のインターフェロン治療抵抗性機構
 
【目的】C型慢性肝炎(CHC)に対してプロテアーゼ阻害剤であるテラプレビルとペグインターフェロン(PEG-IFN)・リバビリン(RBV)の3剤併用療法が認可され約7割の症例で治癒が期待されるがPEG-IFN・IRBV前治療無効例に代表されるIFN不応型の宿主・ウイルス遺伝子を有する痙例は3剤併用にても以前難治であることからIFN抵抗性の分子機構について解析を行った.{方法】当院および研究協力施設で...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-4 GenotypelbのC型慢性肝炎の新規治療を視野に入れたSOCの治療効果規定因子の検討
 
【目的】GenotypelbのC型慢性肝炎(CHC)に対するTVRとの3剤併用療法はSOCの治療反応性によって規定されることが報告されている.そこでSOCの治療効果規定因子を検討した.【方法】対象はGenotypelbのCHCで皿.28B(rs8099917). ITPA遺伝子(rsl127354)多型t ISDR変異数CGre領域70〆q. 1置換を測定し48/72週のSOCを完遂した262/1...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-5 ウイルス変異と宿主ゲノムから見たPEG-IFN+RBV療法の治療成績と発癌リスクを考慮した新規治療法への展望
 
【目的】PEG」IFN(P)+RBV(R)療法の治療効果をウイルス変異と宿主ゲノムから総括し発痛リスクを考慮した新規治療法(PI).の可能性を検討した.【方法】(1)2003年12月から当科および関連施設で組織するY-PERSに登録されたP斗R1038例54.9±10」4歳(17~80歳)M/F=585/4481b/2a/2b/その他=672/194/140/32を対象としHCVウイルス変異(IS...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-6 C型肝炎治療はPEG-IFN/RibavirinからTelaprevir併用療法の時代へ
芥田憲夫(虎の門病院肝臓センター)
【目的】C型肝炎治療はPEG-IFN/斑bav㎞標準治療からTelapreVir 3剤併用療法の時代を迎えた今回は標準治療と3剤併用療法の治療成績と効果予測因子の変遷から如侮なる症例が克服され更に残された問題点について検討する.【方法1〔検討1〕当院でRibavirin併用療法娼週間(標準治療)を完遂したHCV-1bの474例と〔検討2〕Te・laprevirrPEG-FNn2b/RBV併用24週...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-7 C型肝炎の三剤併用(TVR/PEG/RBV)療法におけるテラプレビル投与量の検討
豊田成司(札幌厚生病院肝臓科)
【目的】C型慢性肝炎に対してプロテアーゼ阻害剤を含む三剤併用療法が導入され.欧米諸国に比較し高齢・低体重:の日本人に対するテラプレビル(TVR)の至適投与量を検討する、1方法】三舟併用療法を施行した94例を対象にリバビリン(RBV)の全身クリアランス(CL/F)別にt融剤併用12週間のTVRRBVの投与率体重あたりの投与量を算出し貧血および臨床効果との関連を検討した【結果1CL/F値別にA群:9L...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-8 インターフェロン不応性の予測とプロテアーゼ阻害薬3剤併用療法の治療効果
朝比奈靖浩(武蔵野赤十字病院消化器科)
【目的】テラプレビル+PEG/R 3剤併用療法においてもIFN不応例に対する治療効果は朱だ十分ではな.いとされる.そこでPEGIR 2剤投与早期におけるウイルス動態からU28B SNPとIFN不応性を予測しプロテアーゼ阻害剤+PEG/R 3剤併用療法の恰療効果を明らかとした【方法】PEGIR 2剤併用療法を施行した1b型C型慢性肝炎772例を対象とし投与4週以内のHCV動態解析例においてrs809...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-9 IL28B遺伝子多型からみた3剤併用療法に対する難治性要因の検討
今村道雄(広島大学消化器・代謝内科学)
【目的】1b堅甲ウイルス量のC型慢性肝炎においてt IL28B遣伝子がTG/GGの症例で前治療無効例はtelaprevirを用いた3剤併用療法の治療効果が低いことが報告されている、今回IL98B遺伝子TG/GGの症例においてどのような因子がPEG-IFN/RBV療法において無効であったかを検討した.【方法】対象は当科および関連施設においてPEG-IFN/RBV療法を施行した1b山高ウイルス量のC型...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開

S3-10 C型肝炎に対する第2世代Protease阻害剤(TMC435)の治療効果と現時点での治療待機の妥当性について
 
第1世代Protease阻害剤であるTelaprevirが保険認可されPeg・一IFN/RBVとの併用によりGenotype1型C型肝炎初回投与例の約7割で著効が得られることが想定されるが貧血や皮疹などの副作用が増強される可能性があり治療への忍容性が低い症例の適応が難しい.今回.第2世代Protease阻害剤であるTMC435とPeg・一IFNα2a/RBV併用のGenotype1型初回投与例を対...

第98回日本消化器病学会総会C型慢性肝炎の新たな治療展開