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検索結果は10件です。

PD2-1 クローン病におけるTop-down治療と長期予後
飯室正樹(兵庫医科大学内科学下部消化管科)
【はじめに1インフリキシマブ(工FX)によるTop-down治療がクローン病(CD)における寛解導入維持に高い効果を示.し予後の改善が期待されている、しかしながらIFX治療をうけた症例が生物学的製剤から離脱できるかについて.は結論が出ていないそこで当院においてTop-down治療後にIFX治療からの離脱を試みたCD症例に.ついてレトロスペクティブに検討した.【対象】Top-down治療は診断後2年...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-2 抗体製剤使用炎症性腸疾患患者における血中濃度測定と中和抗体測定の意義
藤井俊光(東京医科歯科大学消化器内科)
【目的】Infliximab(IFLX)などの分子生物製剤は炎症性腸疾患(IBD)にとって重要な治療の一つとなっている.しかし40%近くの症例で効果減弱といった二次無効をみとめ闘題となっている.こういつた二次無効例に対して投与期間短縮や増量他の抗TNF製剤他の治療法へ切り替えて対応しているのが現状である.近年IFX血中濃度とIFXの中和抗体と考えられているan価body to inflixi皿ab...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-3 クローン病におけるInfliximab増量(10mg/kg)投与の有効性の検討
吉村直樹(社会保険中央総合病院内科・炎症性腸疾患センター)
【目的】生物学的製剤In且iXimab(IFX)の登場で活動期クローン病(CD)患者の寛解導入率維持率は向上したが一方で維持療法中の二次無効症例(効果減弱例)が問題となりその対策が急務である.効果減弱例に対しては投与間隔の期間短縮フルボトルによる増量などが効を奏したが当院でもその約半数で再度の効果減弱を認めてお.り新たに保険認可されたIFXIOm9∠kgの増量:投与の効果が期待される.今回IFXを...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-4 Crohn病の抗TNF-α抗体療法における経腸栄養療法併用の意義
横山薫(北里大学東病院消化器内科)
【目的】Crohn病(CD)のInfliximab(IFX)維持療法における経腸栄養療法併用の意義を明らかにする【対象・方法】当院でIFX維持療法を6ヶ月以上継続した53例を対象とした.病変範囲は小腸型5%小腸大腸型72%大腸型23%で腸切除歴を32%に認めた腸管合併症として狭窄を15例外痩を5例t内割を3例に認めた.IFX投与開始時の併用療法は経腸栄養療法(EN)79%5-ASA製剤94%副腎皮...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-5 Crohn病に対するazathioprine治療の効果と副作用の検討―生物学的製剤治療との位置づけ―
杉田昭(横浜市民病院外科)
【目的】Crohn病に対する免疫調節薬は腸管痩難治例に有効とされているが現在は生物学的治療製剤が使用される頻度が増加している。今回は腸切除例を含めた腸管痩やステロイド抵抗離脱困難な痩孔を伴わない活動性病変(以下難治)に対するazathioprineの効果と副作用を分析し生物学的治療製剤と本剤の位置づけを検討した.【対象と方法】Azathioprineを投与したCrohn病66例(腸切除後症例52例...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-6 Adalimumabのクローン病に対する臨床的内視鏡的有効性の検討と治療戦略
鎌田紀子(大阪市立大学消化器内科学)
【目的】当科のAdali皿umab(ADA)投与クローン病(CD)例の検討から生物学的製剤の治療戦略を検討する.【方法】2011年9月末までのADA投与CD63例を対象に全例投与前田視鏡検査を施行し投与28週後の(1)有効性.(2)内視鏡的評価(3)血清ADAトラフ値を検討した。有効性はHarvey-Bradshaw lndex(HBI:寛解4以下)CRPで評価し.内視鏡的評価はSi皿ple en...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-7 当科におけるクローン病に対するアダリムマブの治療成績
矢野豊(福岡大学筑紫病院消化器内科)
【背景】本邦においても2010年10月よりクローン病(CD)に対して完全ヒト型抗TNFα抗体であるアダリムマブ(ADA)の投与が可能になったが多数例での治療成績や安全性に関しての報告はまだ少ない【目的】CDに対するADAの短期~中期の治療成績および安全性について知ること.【対象と方法】2010年10月より2011年9月までCDに対してADAを投与した45例について検討した.対象の背景は性別(男:女...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-8 日本人クローン病患者に対するアダリムマブ長期継続投与による3年間の寛解維持効果
 
【目的】アダリムマブ(ADA)は日本人クローン病(CD)患者に対する多施設二重盲検ブラセボ対照試験により寛解導入及び1年間の寛解維持効果が確認され2010年にCDの適応が承認された.この臨床試験を承認申請後も継続しADA長期継続投与による寛解維持効果及び忍容性を検討した.80mg隔週投与への増量及び自己投与の有効性安全性についても検討した.【方法】ADAの維持療法試験に参加した日本人CD患者を対象...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-9 ステロイド依存・抵抗性潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブの寛解導入および寛解維持効果の検討
河内修司(松山赤十字病院胃腸センター)
【目的】ステロイド依存・抵抗性潰瘍性大腸炎(以下UC)に対するインフリキシマブ(以下IFX)の寛解導入および寛解維持効果を明らかにすること.K方法】2006年7月から2011年8月までの最近5年間当センターでIFXを投与した活動期UC46例を対象とした。男性22例女性24例で発症年齢は平均28歳罹病期間は平均8年であった.全大腸炎36例左側結腸炎110例で再燃寛解型が33例慢性持続型が13例であっ...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略

PD2-10 潰瘍性大腸炎に対するinfliximab治療の有効性と位置づけ
 
【背景・目的】潰瘍性大腸炎に対するinfliximab(IFX)治療が2010年6月より保険適応となり既存治療抵抗例に対する有効性が期待されている.本研究では当院での難治性潰瘍性大腸炎に対するIFXの治療成績を検討しIFX治療の有効性とその位置づけを明らかとすることを目的とした【方法12010年6月から2011年3月までに当院でIFXにより治療を受けた潰蕩性大腸炎27例を対象とした.Lichtig...

第98回日本消化器病学会総会生物学的製剤時代におけるIBDに対する治療戦略