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検索結果は10件です。

縦隔病変に対するEUS-FNAの実際 -標準的描出法を用いた安全で確実な手技と工夫-
松崎 晋平(鈴鹿中央総合病院・消化器内科)
【目的】縦隔病変に対する病理検体採取法には種々の方法が存在する。喀痰細胞診陰性例では、気管支鏡関連手技や超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA)、胸腔鏡下アプローチなどの方法があり、病変の存在部位や手術適応の有無、施設の設備状況などにより選択されている。当院では縦隔病変の病理検体採取法として主にEUS-FNAを施行しており、これまで偶発症を認めず安全に施行している。今回、縦隔病変に対するEUS-FN...

第53回日本消化器病学会大会EUS-FNA関連の手技と工夫≪ビデオ≫

20mm以下の膵小腫瘤性病変に対するEUS-FNAの手技の工夫と成績
階子 俊平(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【背景と目的】EUS-FNAは組織学的な診断が得られる有用な検査法であるが、穿刺対象が小病変の場合、検体が十分に採取できない場合も少なくない。今回、20mm以下の膵小腫瘤性病変に対するEUS-FNAの成績について検討する。【対象と方法】On site cytologistによる判定を開始した2003年6月から2011年2月までにEUS-FNAを施行した475例中、手術あるいは臨床経過などにより確定...

第53回日本消化器病学会大会EUS-FNA関連の手技と工夫≪ビデオ≫

EUS-FNAの穿刺針径による診断能の検討
荒木 正雄(相模原協同病院・消化器病センター)
目的:EUS-FNAは今日、臨床上欠くことのできない検査として確立された手技である。EUS-FNAはその診断率向上のため様々な工夫が各施設で成されているが、穿刺針の選択も重要な要素といえる。今回我々は異なる穿刺針径別にその診断能を検討したので報告する。方法:2008年11月より2011年3月まで当院において施行した診断EUS-FNA205例のうち穿刺針の種類を変えて穿刺を行った149例を対象として...

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当科に於けるEUS-FNA診断困難例の検討
小穴 修平(岩手医大・消化器・肝臓内科)
【目的】EUS-FNAは腫瘍病理診断の有用な検査手技として確立しているが、実際に導入して見ると検体採取や診断が困難な症例も経験される。そこで今回当科での検体採取や診断不能例について検討した。【対象と方法】2003年1月~2011年1月までに当科でEUS-FNAを施行した78病変、85回の穿刺例を対象とした。食道2例、胃35例、十二指腸1例、膵30例、リンパ節6例、直腸1例、その他4例である。【結果...

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当科におけるEUS-FNA関連手技の治療成績
太和田 勝之(千葉大大学院・腫瘍内科学)
【目的】当科の胆膵領域におけるEUS-FNA関連手技の治療成績を検討する。【方法】対象は2011年2月までに当科において胆膵疾患に対してInterventional EUSを施行した243例(診断的EUS-FNA185例、治療的EUS-FNA関連手技58例)である。当科でのEUS-FNA関連手技は主にEUSガイド下膵仮性嚢胞ドレナージ(EUS-CD)であり、(1)嚢胞径60mm以上で6週間の経過で...

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当院におけるperipancreatic fluid collectionに対するInterventional EUSの検討
野間 康宏(岡山大病院・消化器内科)
【目的】当院で施行したperipancreatic fluid collection(PFC)に対するInterventional EUS(IV-EUS)の成績について検討した。【方法】対象は2003年1月から2011年2月の期間にIV-EUSを施行したPFC52例(平均年齢54.3歳、男:女=41:11)。嚢胞径中央値は66mm(28-217)、感染性嚢胞27例、非感染性嚢胞25例、観察期間中央...

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経乳頭的胆管ドレナージ困難例に対するEUS下胆道ドレナージ術の有用性
今井 元(近畿大・消化器内科)
【目的】ERCPによる胆道ドレナージが困難な症例に対してEUS下胆道ドレナージ術(EUS-BD,EUS-GBD)は有用な治療法の一つである。当院において2011年2月までに行ったEUS-BDについて治療成績を含めて検討したので報告する。【対象、方法】2011年2月までに当院で行ったEUS-BD33例EUS-GBD9例を対象とした。方法は超音波観察下で胆道を描出し、穿刺ラインに血管が存在しないことを...

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切除不能中下部悪性胆管狭窄に対する超音波内視鏡下胆管十二指腸吻合術(EUS-guided choledochoduodenostomy:EUS-CDS)のコツ
原 和生(愛知県がんセンター中央病院・消化器内科)
(背景と目的)2003年以降、我々は切除不能悪性胆管狭窄患者72例に対して超音波内視鏡下胆管ドレナージを施行してきた。その中で最も症例の集積が得られているEUS-CDSの成績をステントの種類と内視鏡の選択に関してretrospectiveに検討した。(対象)2003/9月~2010/3月の間にEUS-CDSを施行した53例を対象とした。(EUS-CDSの方法)EUS-CDSの方法は既報(Hara...

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Convex型EUSによる腹腔神経節描出のコツと腹腔神経節ブロックの治療成績
土井 晋平(岐阜大・1内科)
【目的・方法】(1)2009年5月から2010年11月まで当院でConvex型EUSを施行した連続249例に対し腹腔神経節(CG)の描出と所見の解析を前方視的に行った。 (2)2011年1月までに施行した腹腔神経節ブロック(EUS-CGN)の治療効果を調査した。【結果】(1)対象249例のうち腹腔神経節が描出されたのは245例(98.4%)。描出されたCGは合計541個、平均2.2個(1-5個)。...

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米国における超音波内視鏡関連手技の経験
橋本 裕輔(Interventional Endoscopy Service California Pacific Medical Center)
超音波内視鏡関連手技は消化管および消化管外臓器の診断および治療において重要な役割を担っている。当施設は年間2500件を超える超音波内視鏡検査および年間1000件程度の超音波内視鏡関連手技を施行している。 疾患や治療方法に応じた適切な穿刺ウインドーの描出、穿刺針の選択その他器具の選択などが重要である。進行性消化器癌 (特に膵癌)に対する 超音波内視鏡ガイド下穿刺(EUS-FNA)は常々アップステージ...

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