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検索結果は183件です。
- 膵腫瘍を否定できなかった外傷性膵嚢胞の一例
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藤村 成仁(福岡大学筑紫病院 消化器科)
症例は70歳代の女性、洞不全症候群・心房細動・大腸ポリープの既往歴あり。2005年2月よりジギタリス・ワーファリンの内服を開始していた。同年9月16日入浴中に浴槽で転倒し背部を強打した。打撲後、右背部痛が3日間持続し近医整形外科受診したが背部痛の原因は不明であった。5日目からは心窩部痛も出現し近医内科を受診したが内服処方のみで経過観察されていた。20日目には心窩部から前胸部にかけての疼痛と37.5...
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- インターフェロン著効10年後に発生した混合型肝癌の1切除例
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馬場 真二(甘木朝倉医師会立 朝倉病院)
症例は70歳男性。C型慢性肝炎に対してインターフェロン(IFN)療法が著効し、10年経過後もHCV RNAは陰性化し、トランスアミナーゼも正常化が持続している。近医定期フォローの腹部エコー検査で肝に腫瘍性病変を認め、精査加療目的にて当院入院となる。腹部CT検査で肝外側区域に75x42mmの腫瘍を認め、肝動脈DSA像で同部位に濃染像を示し、CTAでhigh attenuation(一部low部位の混...
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- 食道脂腺の1例
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村田 友佳(熊本県総合保健センター)
症例は56歳男性。検診目的で当センターを受診した。胃内視鏡検査にて食道全長全周にわたり小さな黄白色の低い扁平隆起を多発性に認めた。生検にて、異型のない重層扁平上皮層に連続して、皮膚表皮と類似の漏斗様の構造を認め、食道脂腺と診断した。 食道脂腺は比較的稀な良性疾患であるが、単発性病変の場合にはIIa型食道癌との鑑別を必要とする場合もあり報告する。...
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