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検索結果は50件です。
- 肝生検にて診断し得た肝サルコイドーシスの2例
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今泉 博道(福島県立医科大学 消化器・リウマチ膠原病内科)
【症例1】60歳, 男性. 2009年12月に発熱を認め近医で受診. 採血にて肝障害(AST 200 U/l, ALT 134 U/l, ALP 2973 U/l), CRP上昇(6.55 mg/dl), sIL-2R上昇(3031 U/l)を認められた. CTにて腹腔内リンパ節腫大と肝内胆管, 総胆管拡張を認めたため, 胆道系疾患を疑われ, ERCPを施行されたが異常は認めなかった. 2010年...
第196回東北支部例会 >
- 腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した右側肝円索に伴った左側胆嚢の一例
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渡辺 伸和(青森厚生病院 外科)
【症例】66歳、男性。【主訴】なし。【既往歴】前立腺肥大、高血圧で近医にて治療中。【現病歴】近医にて前立腺肥大、高血圧症にて通院中であったが、平成25年4月の近医での超音波検査にて胆嚢結石を認め、8月に精査のため紹介医を受診した。精査にて、胆嚢頚部に嵌頓する胆嚢結石を認めた。8月下旬に手術目的に当科紹介となる。なお、術前に左側胆嚢の診断ができなかったが、retrospectiveに検討すると、胆嚢...
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- 医事性に消化管病変が出現したヘノッホ・シェーンライン紫斑病の一例
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長澤 仁嗣(八戸市立市民病院 消化器科)
【症例】43歳 男性【主訴】腹痛【現病歴】平成25年6月末より心窩部痛、嘔気・嘔吐が出現するようになり、軽快しないため近医を受診した。腹部単純写真を施行したところ腸閉塞が疑われたため精査加療目的に当科紹介となった。【経過】7月5日当科初診時の血液検査にて白血球増多、炎症反応の上昇を認めるほか、造影CT検査にて十二指腸、空腸にかけて全周性の壁肥厚が認められ、何らかの腸炎が疑われた。絶食、補液で治療を...
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- 腸管Behcet病(単純性潰瘍)に対するAdalimumabの使用経験
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佐藤 剛司(山形大学 医学部附属病院 光学医療診療部)
【症例】37歳男性,主訴は:腹痛.既往歴:虫垂炎.【経過】平成17年に口腔内アフタ,血便で受診,精査の結果,腸管Behcet病(単純性潰瘍)と診断され,翌年腹腔鏡下回盲部切除術が行われた.術後は安定したが,3年後症状が再燃,内視鏡上も吻合部近傍に潰瘍の再発を認めた.2年後にはさらに症状が増悪,潰瘍はほぼ全周性となった.ステロイド増量の上,アザチオプリン併用,コルヒチンを開始するも,改善乏しく中止....
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- 漢方薬の服用が原因として考えられた特発性大腸腸間膜静脈硬化症の症例
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小松 恒太郎(岩手県立中央病院 内視鏡科)
【背景】特発性大腸腸間膜静脈硬化症(IMP)は2003年岩下らにより初めて報告され、腸間膜静脈硬化に起因した還流障害による慢性虚血性大腸病変とされる。近年この疾患の原因の一つとされる漢方薬(特に生薬サンシシ)の長期服用症例が報告されている。【症例】70代男性。主訴:腹部違和感。既往歴:脳梗塞(ラクナ梗塞)を発症、高血圧、ブドウ膜炎の治療歴あり。平成20年前立腺癌手術、大腸ポリープ切除術。現病歴:以...
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- 腸管嚢腫様気腫症の4例
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松本 信(岩手県立中央病院 内視鏡科)
【はじめに】腸管嚢腫様気腫症(pneumatosis cystoides intestinalis:以下PCI)は腸管壁の粘膜下あるいは漿膜下に多数の含気性嚢胞が形成される比較的希な疾患である。PCIは種々の原因で生じるが、腹腔内遊離ガスや門脈ガスを伴う症例もあり、これらの症例では消化管穿孔や腸管壊死の有無の判断が重要である。今回我々は保存的に加療しえたPCI症例4例を経験したので若干の文献的考察...
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- 胃切除術後ビタミンB12欠乏による大球性貧血ならびにビタミンB1欠乏による下腿浮腫を呈した1例
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小高 尚子(国立病院機構 仙台医療センター 総合診療科)
【症例】61歳、男性。【主訴】倦怠感、易疲労感、下腿浮腫。【既往歴】平成20年(56歳)早期胃癌にて幽門輪温存胃切除術。【現病歴】平成25年9月中旬より倦怠感、易疲労感、両側下腿の浮腫が出現したため9月下旬に当科を受診した。【身体所見】身長165cm、体重54kg、血圧113/76mmHg、HR 83bpm。眼瞼結膜に貧血軽度、眼球結膜黄染なし。舌乳頭の委縮あり。頚部リンパ節は触知せず、心音・呼吸...
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- 診断に苦慮した膵神経内分泌腫瘍の1例
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菅原 心平(日本海総合病院 消化器内科)
【症例】42歳男性【主訴】左側腹部痛【既往歴】特記事項なし【家族歴】特記事項なし【生活歴】飲酒:焼酎500ml/毎日 23年間【現病歴】平成24年10月,左側腹部痛を自覚,増悪するために当科受診.【現症】BP 146/86 mmHg, HR 74 bpm, 体温 36.8℃. 腹部 平坦・軟.左側腹部に圧痛あり.反跳痛なし.歩行で疼痛の増悪あり,胸膝位で軽快.【検査所見】[血液検査]p-Amy 6...
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- リンパ節転移を伴った長径5 mmの直腸神経内分泌腫瘍の1例
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梶原 大輝(東北大学病院 胃腸外科)
【症例】30歳代、女性。【主訴】左腹部痛。【家族歴】父、大腸癌。【既往歴】16歳から気管支喘息。【現病歴および経過】平成24年頃から続く左腹部痛を主訴に平成25年1月に近医を受診した。全大腸内視鏡検査で直腸 (Rb) に直径5 mmの粘膜下腫瘍を指摘され前医紹介となった。前医で超音波内視鏡検査を行ったところ、第3層に主座をおく低エコー腫瘤を認めたが、第4層への浸潤所見はなく、同年3月にESMR-L...
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- Upside down stomachを呈した食道裂孔ヘルニアの2例
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渋谷 健吾(秋田組合総合病院 消化器科)
【症例1】84歳、女性【主訴】嘔吐【既往歴】虫垂炎。高血圧、不整脈治療中【現病歴】平成25年8月22日から吐気、嘔吐あり同月24日当院救急外来受診した。胸部単純X線写真で縦隔部に鏡面像を認めた。CT検査で胃は拡張し穹隆部は腹腔内、胃前庭部は縦隔内にあり食道裂孔ヘルニアにupside down stomachを伴った状態と思われた。【入院後経過】入院後胃管挿入し約1500mlの胃内溶液が吸引された。...
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