セッション

検索結果は12件です。

肝癌2次検診におけるEOB造影MRIの有用性についての検討
今井 康陽(市立池田病院・消化器内科)
【目的】わが国のC型肝炎患者の高齢化に伴い肝細胞癌(HCC)患者も高齢化し、肝癌2次検診においてより非侵襲的な診断法が望まれる。今回肝癌2次検診におけるEOB-MRIの有用性について検討した。【方法】1)組織学的に診断した乏血性HCC27結節、CTHA・CTAPにて診断した多血性HCC52結節おいてEOB-MRI肝細胞相とSonazoid造影US Kupffer phaseの検出率を比較した。2)...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

肝癌検診における現状と問題点~2次検査施設の立場より~
小川 眞広(駿河台日本大病院・内科)
【はじめに】検診(健診)の目的は、無症状の段階で疾病を早期発見し早期治療により死亡率を向上させることにある。当学会平成20年度肝胆膵検診の全国集検成績によると総受診者数1,000,238人中、原発性肝癌0.009%、であり高い発見率とはいえない。しかし超音波検査は非侵襲的な検査法で単一臓器の検診ではなく検査対象が広範囲に渡り全癌の合計では0.187%となり、さらに治療の対象になりうる疾患の発見率を...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

精検医療機関における早期膵・胆道癌診療成績
原田 亮(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【目的】膵・胆道癌は,画像診断法の進歩した現在においても予後不良であり,検診での早期発見が予後の向上に重要である.今回,精検施設として位置づけられる当センターでの小膵癌(pTS1)と早期胆道癌の発見契機,画像診断能,治療成績についてretrospectiveに検討した.【方法】1997年5月から2010年11月までに切除したpTS1膵癌36例(Stage I;9,II;2,III;21,IV;4)...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

膵癌早期診断を目指した検診-精検機関の連携
深澤 光晴(山梨大・1内科)
【目的】膵癌の治療成績向上のためには無症状期での早期診断が必須であり,そのためには適切な検診システム,効率的な診断体系の構築が重要となる.検診施設である山梨厚生連健康管理センターと精検機関である山梨大学の共同研究により,膵癌検診の実状と検診発見膵癌の診療成績について解析した.【方法】2001年~2010年までの検診受診者のべ605,948例を対象として検診成績を検討,同時期に山梨大学で診療した膵癌...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

2次検査施設における超音波検査を中心とした膵癌の早期発見の診断体系
金森 明(大垣市民病院・消化器内科)
【目的】膵臓癌において、根治的治療の選択、予後改善のためには早期発見は最も重要な因子の一つと考えられる。膵臓癌の早期発見のためには検診施設との連携は益々重要となっている。当院では2次検査施設として超音波検査を中心としたこれらの画像診断における20mm以下の小膵癌診断における検討を行った。【対象、方法】対象は1986年1月~2011年2月までに当院にて診断された膵臓癌719例(男:女442:277)...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

健診による膵癌高危険因子(膵嚢胞・主膵管軽度拡張)の検出:超音波検査と低線量非造影CTとの検出能の比較
田中 幸子(大阪府立成人病センター・検診部)
【目的】膵癌は早期診断困難であり高危険群に対する慎重な経過観察が勧められている。我々は前向き試験により膵嚢胞(5mm以上)および主膵管の軽度拡張(膵体部で2.5mm以上)がそれぞれ独立した膵癌の高危険因子であり、両所見を併せ持つ人の膵癌罹患リスクは27.5倍、5年累積膵がん罹患率は5.6%であることを報告してきた(Radiology 2010)。これらの高危険群を健診の場で検出することが望ましいが...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

肝胆膵がん検診における当院の現状
小山 里香子(虎の門病院・消化器内科)
【目的】肝胆膵領域のがん発見には検診施設は、がんが疑われる所見を的確に拾い上げ2次検査施設に紹介する必要がある。特に腹部超音波(US)が重要なカギを握り所見に応じていかに的確な期間内に的確な精検に回すかが重要となる。当院では人間ドックUSは技師が行うが、その所見は全て当院消化器内科(肝胆膵内科)の医師が読影し再検時期・方法などを指示している。また当院付属健康管理センターは当病院と一体化して健診、そ...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

腹部超音波検診の現況 -施設検診ならびに精査機関の立場から-
長川 達哉(札幌厚生病院・2消化器科(胆膵科))
【目的】1985年4月より当院健康管理センターでは施設検診時に上腹部臓器を対象とした超音波スクリーニングを施行してきた.今回はその検診システムとがん検診成績,事後管理の現況ならびに精査機関として当院外来における精検方法について報告する.【検診システム】当院では放射線技師3~4名が1日平均70件の超音波検査を担当し,受診者1名あたりの検査時間は平均5分間である.Sonoprinterにて記録した画像...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

腹部超音波検診施設と精検施設の連携について
依田 芳起(山梨県厚生連健康管理センター)
【目的】県内の検診施設から超音波検査で要精密検査と判定され、精検施設に紹介された受診者動向、受診状況、受診結果の報告連携について報告する。また県内における肝癌に対する取り組み、病院、患者、検診施設との連携について報告する。【方法】超音波検診受診者を対象にその後の動向、結果の把握状況について報告する。【結果】人間ドック、巡回検診で要精密検査と判定された方への精検依頼状を発行し、精検結果を把握するよう...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

腹部超音波検診における精密検査に関する検討
小野寺 博義(宮城県立がんセンター・消化器科)
【目的】胃,大腸がん検診の場合には精密検査は内視鏡である。しかし,肝胆膵がん検診の精密検査はCT,MRI,EUS,血管造影など多岐にわたり,その選択も精度も医療機関により異なる。今回は精度の高い精検システムについて検討する。【方法】平成13から20年度に宮城県対がん協会で実施した超音波検診(受診者37,329人)の精密検査について調査した。肝胆膵の精度の高い検査を行える施設が限られるため,検診精度...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

腹部超音波検診の成果と事後管理の重要性
大竹 宏治(日赤熊本健康管理センター)
我々は、1983年8月から人間ドックおよび集検において腹部超音波検診を行ってきた。今回、その成果および事後管理の重要性について報告する。【成績】2008年3月までの25年間の受診者数は延べ1,703,350人(実質387,725人)で、肝細胞癌393例、胆嚢癌165例、膵臓癌151例、腎細胞癌389例、膀胱癌178例など1,678例(対延べ受診者発見率0.10%)の悪性疾患が発見された。切除例は肝...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携

森山 光彦(日本大・消化器肝臓内科)
...

第53回日本消化器病学会大会肝胆膵がん検診における検診施設と2次検査施設の連携