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検索結果は12件です。

三代 俊治(東芝病院・研究部)
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第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

当院における7年間の急性肝障害症例における非B非C肝炎ウイルス症例の検討
岡野 宏(鈴鹿中央総合病院・消化器内科)
【目的】当院で発生した非B非C急性肝炎症例についての検討。【方法】2003年10月から2011年2月までの82か月間で、当院で発生した急性肝障害例で、B及びC型肝炎以外のウイルス性肝炎、及び原因不明肝炎症例を対象とした。【成績】122例の急性肝障害症例が発生していた。34例の薬物性、その他の原因17例を除く71例がウイルス性あるいはウイルス性疑い症例であった。71例中非B非C肝炎症例は28例、原因...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

初診時血小板数はA型急性肝炎の重症化を予測する因子である
広瀬 俊治(東海大・消化器内科)
【目的】A型急性肝炎において血小板数が低下している症例が散見されるが、本邦において初診時血小板数と肝炎の重症度について詳しく解析した報告は殆どない。初診時検査値でA型急性肝炎の重症化の予測因子がないか検討する。【方法】1998年以降東海大学に入院しIgM-HA抗体陽性からA型急性肝炎と診断された症例を対象とした。PT活性が40%未満となった症例を重症と定義した。重症と非重症で性別、年令、初診時の血...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

当院における経口感染ウイルス性肝炎(A型およびE型)35例の臨床的、ウイルス学的検討
渡邊 俊司(自治医大・消化器内科)
【背景】かつてよりA型肝炎は経口感染ウイルス性肝炎として知られており、近年でも感受性者の高齢化による重症化、隣国韓国での大流行、あるいは予防のためのワクチン接種なども話題としてあがることは、しばしばである。また近年では、かつて輸入感染症として知られていたE型肝炎の、国内感染事例も増加しており、A型、E型肝炎は、感染拡大の危険性を孕んでいる経口感染ウイルス性肝炎として、その対策が求められている。【目...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

経口型肝炎ウイルス肝炎の臨床病理学的比較検討
児玉 和久(東京女子医大・消化器内科)
【はじめに】近年、E型肝炎(E型)の国内感染例が相次いで報告されており、その病態を明らかにすることが必要である。今回、経口型肝炎ウイルスA型肝炎(A型)と比較検討したので報告する。【対象・方法】1999年以降に当院で経験したA型40例とE型3例を対象とし、その特徴と両者の比較検討を行った。【結果】臨床病理像:A型は男性70%、平均年齢42歳であった。E型は全例男性で、年齢は47歳2例、56歳1例で...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

急性肝障害症例におけるE型肝炎の検討
新井 雅裕(東芝病院・消化器内科)
【目的】E型肝炎に関する問題点を明らかにするため、当院を受診した急性肝障害症例の検討を行った。【方法】2009年4月以降受診した急性肝障害症例を対象とし、臨床背景、経過を検討すると共に、初期血清でA、B、C、E型肝炎ウイルス、EBウイルス(EBV)、サイトメガロウイルス(CMV)の感染を検討した。【結果】(1)2年間で31例が、急性のトランスアミナーゼ上昇を理由に入院した。原因は、HAV2例、HB...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

E型急性肝炎遷延化例の臨床像
松居 剛志(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【背景と目的】E型急性肝炎(AHE)重症化にはHEV側因子(genotype 4)、宿主因子(高齢)の関与が報告されている。一方、AHE黄疸遷延例の存在はかねてから指摘されているが、その臨床像や臨床上の意義に対する定まった見解はみられない。そこで、AHE遷延化例の臨床像を明らかにしその背景をを検討した。【方法】1999年から2011年3月までに経験したAHE83例のうち、肝炎発症1か月後の総Bil...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

函館地区E型肝炎の実態 -函館4病院における後方視的症例探索から-
梅村 真知子(市立札幌病院・消化器内科)
【目的】北海道はHEV高侵淫地域とみなされている.函館市内には比較的大規模な医療施設が集中し渡島地方44.9万人をその医療圏としているが,地域的なHEV感染実態は不明である.函館市内4病院(計2077床)は北海道E型肝炎研究会に2007年発足当時から参加し,診療経験を蓄積してきた.函館地域E型肝炎の実態解明を目的とした.
【方法】07~010年の4年間に函館市内4病院で診断したE型肝炎症例を...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

健常成人の肝障害ウィルスとしてのEBウィルスとサイトメガロウィルス
本合 泰(市立枚方市民病院)
【目的】非B非C肝炎ウィルス以外の肝障害の原因としてEBウィルス(EBV)とサイトメガロウィルス(CMV)が挙げられるが、健常成人では感染既往がほとんどであり初感染の実態はつかめていないのが現状である。2009年4月から2011年2月まで両ウィルスの検査がなされた健常成人症例を対象にして、肝障害の原因としての両ウィルスの現状を把握し、両ウィルス肝炎の臨床経過を検討する。【対象と方法】対象は2009...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

市中病院におけるEBV, CMVによる肝炎の実態
狩山 和也(岡山市立市民病院・肝疾患センター)
【緒言】非肝炎ウイルスによる肝炎の中でもEBVとCMVによる肝炎は臨床上しばしば遭遇するが、これらの比較した報告は1997年のWatanabeらの報告、2000年のTakedaらの報告以降ほとんど皆無である。近年成人におけるEBVあるいはCMVの抗体陽性率は次第に低下しているとの報告もあり、今後、さらに成人における肝炎の原因ウイルスとして重要になる可能性が考えられる。今回我々は一般市中病院における...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

非B非C肝炎ウイルスによる急性肝障害の実態
高木 章乃夫(岡山大・消化器・肝臓内科学)
【目的】非B非C肝炎ウイルス感染症の中で、現在、日常診療上問題となっている主な病態は急性肝障害が主体と思われる。当院は肝移植施設であり、重症例を中心に紹介患者がある。重症肝障害を来たす非B非Cウイルス性肝炎の最近の動向として、当院における最近5年間の急性肝炎症例をまとめて報告する。【方法】2006年から2010年12月までに当院にて入院加療を行った急性肝炎48例(うち21例は劇症肝炎)を対象に経過...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害

成因不明の急性肝不全における非B非C肝炎ウイルス感染の関与
中山 伸朗(埼玉医大・消化器内科・肝臓内科)
【目的】我が国の劇症肝炎およびLOHFは,31%の症例で成因が不明である。我々はデータマイニングの自己組織化マップ(SOM)法により,急性肝不全例のクラスタリングを行い,従来の病型分類とは異なる3群に分類されることを報告した。全体の40%を占めるクラスターI群は,その51%がウイルス性,30%が成因不明例だが,ウイルス性の大部分はA,B,E型肝炎ウイルスの急性感染例であった。従って,このクラスター...

第53回日本消化器病学会大会非B非C肝炎ウイルスによる肝障害