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検索結果は12件です。
- 心血管イベント発生に及ぼす肝脂肪化の影響
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藤田 尚己(三重大大学院・消化器内科学)
【目的】メタボリック症候群(MeS)を代表とする様々な生活習慣病は心血管イベント発生の重要な因子となり、その発生予測に内膜中膜複合体厚(IMT)などの頚動脈エコー所見が有用とされている。一方、肝におけるMeSの表現型であるNAFLDが注目され様々な病態解析がすすめられているが、肝脂肪化の心血管イベント発生に及ぼす影響には不明な点も多い。そこで今回我々は以下の検討を行った。 【方法】対象は当院...
第53回日本消化器病学会大会 >
全身疾患における肝病変
- 非アルコール性脂肪性肝障害例での非肝疾患のインパクト:HCV例との比較
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荒瀬 康司(虎の門病院・肝臓センター, 虎の門病院・健康管理センター)
【目的】非アルコール性脂肪性肝障害(NAFLD)の心・脳血管系病変、悪性腫瘍等の長期的な予後を調査し,非肝病変がどの程度予後に関連するかにつき検討した. 【方法】対象は過去16年間にNAFLDと診断され,初診時60歳以上であった1600例とした.内訳は男性1200例,女性400例,平均値62.3歳,body mass index(BMI)=25.1,AST=29IU/L,ALT=37IU/L...
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全身疾患における肝病変
- 糖尿病患者における非侵襲的肝線維化予測値と全身合併症との関連の検討
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細川 貴範(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】NAFLD、NASHはメタボリック症候群の肝臓での表現形とされ、同様にメタボリック症候群と関連する心血管イベントや悪性腫瘍といった他の全身疾患の高危険群であることが予想される。そこで今回、糖尿病患者および健診受診者において非侵襲的肝線維化予測値であるNAFLD fibrosis score(NFS)とFIB-4を算出し、線維化進行例の頻度や臨床像、その予後を比較検討した。【方法】当院にて2...
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全身疾患における肝病変
- IgG4関連全身疾患の肝胆道病変-IgG4関連硬化性胆管炎と原発性硬化性胆管炎の比較-
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内藤 格(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
【目的】近年、その疾患概念が定着しつつあるIgG4関連硬化性胆管炎(IgG4-SC)はIgG4関連全身疾患の肝胆道病変と考えられている。一方で自己免疫性肝胆道疾患のひとつとされている原発性硬化性胆管炎(PSC)との鑑別は時に困難であるが、両者は治療法、予後が異なるため、適切な鑑別診断が重要である。今回、IgG4-SCはIgG4関連全身疾患であるという観点から両者の相違点を明らかにする目的で検討を行...
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全身疾患における肝病変
- 全身性エリテマトーデス(SLE)患者における肝障害の検討
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高橋 敦史(福島県立医大・消化器・リウマチ膠原病内科)
【目的】膠原病では、肝臓にも種々の病変が出現する。その発症には自己免疫的な機序が関与しているが、肝障害の原因には膠原病自体による肝障害、副腎ステロイド剤による脂肪肝、薬剤による肝障害などがある。本研究ではSLE患者における肝障害の実態を明らかにすることを目的とした。【方法】SLE患者206名(男37名、女169名)を対象とし、肝障害(AST>33IU/L、ALT>27IU/L、ALP>359IU/...
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全身疾患における肝病変
- 肝生検を施行した肝機能障害を伴う不明熱症例の検討
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中井 隆志(大阪市立総合医療センター・肝臓内科)
【目的】肝機能障害を伴う発熱性疾患は少なくなく、日常診療にてしばしば経験し、またコンサルテーションを受ける機会も多い。その原因検索として肝生検の役割は重要であり、診断のみならず治療法決定のための一因となることもある。今回、不明熱・肝機能障害にて肝生検を施行した症例について検討した。【方法】対象は1994年1月から2010年12月までに、当科にて不明熱・肝機能障害を主訴とし、肝生検施行まで病名未確定...
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全身疾患における肝病変
- 血液疾患における肝病変
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蓮池 悟(宮崎大・消化器血液学)
【目的】どのような血液疾患がALT上昇や黄疸を伴うのか、血液疾患治療前のHBV感染の実態、について明らかにする。【方法】2006年1月から2010年12月に当科で初回入院精査加療を行った血液疾患患者171名を対象に、患者背景、診断、生化学検査値、HBV感染を後ろ向きに検討した。【成績】男性97人 女性74人、年齢中央値63.2(17.8-89)歳で、診断疾患群は、リンパ系腫瘍 106人、急性骨髄性...
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全身疾患における肝病変
- C型慢性肝炎に対するリバビリン・インターフェロン併用療法における血小板減少はHelicobacter pylori感染の有無に関連する
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池澤 和人(筑波記念病院・消化器内科)
【背景と目的】リバビリン・インターフェロン(PEG-IFN+RBV)併用療法は、C型慢性肝炎に対する標準的な治療法である。しかしその経過中には、血小板(PLT)数がほぼ全例で減少する。PLTが減少すれば投与薬剤の減量が必要となり治療効果へ大きく影響を及ぼすため、可能な限りPLTを低下させない工夫が重要である。一方、Helicobacter pylori(HP)除菌療法は特発性血小板減...
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全身疾患における肝病変
- 透析患者におけるHCV感染症例の検討
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世古口 悟(京都第一赤十字病院・消化器科)
【目的】透析患者のうちHCV陽性症例の臨床的特徴に関して検討を行った。【方法】2001年から現在までに入院加療を行った透析患者1487例を対象とした。【成績】透析患者の平均年齢は66.6歳(16歳~96歳)、男性912例、女性575例であった。肝疾患合併例は75例あり、HCV抗体陽性61例(全透析症例の4.1%)、HBs抗原陽性3例、アルコール性肝障害5例、原因不明6例であった。HCV抗体陽性61...
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全身疾患における肝病変
- 肥満・生活習慣病と肝疾患の病態進展ーB型慢性肝疾患を中心にー
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中島 知明(札幌厚生病院・3消化器科(肝臓科))
【背景と目的】C型あるいは非B非C (NBNC) 肝疾患では肥満や糖尿病などの生活習慣病が病態の進展に関与することが報告されているが、B型慢性肝疾患ではその関与は明らかではない。当院でフォローしているB型慢性肝疾患と肥満や糖尿病・高血圧症の合併率を病態別に検討し、B型肝硬変例においては、C型、アルコール、NBNC例とBMI値についての比較を試みた。【対象と方法】1) B型慢性肝疾患403例 (慢性...
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全身疾患における肝病変
- 口腔扁平上皮癌患者における多重複癌とインスリン抵抗性~HCV感染の視点から
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長尾 由実子(久留米大・消化器疾患情報)
【目的】頭頚部扁平上皮癌(SCC)は、全身の癌を母集団とした場合に比して、有意に多重複癌の発症率が高いことが知られている。一方、C型肝炎ウイルス(HCV)は種々の病態を引き起こし、前癌病変である扁平苔癬や口腔SCCもその1つである。口腔SCC患者は、他の消化器癌の中でHCV感染率が高く (Nagao et al: J Oral Pathol Med 1995)(Nagao et al...
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全身疾患における肝病変
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関谷 千尋(北海道社会保険病院)
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