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検索結果は10件です。

W8-01 B型慢性肝炎に対する核酸アナログ治療戦略
木村俊之(広島大学分子病態制御内科学)
【目的】B型慢性肝炎に対する核酸アナログの成績を解析し今後の治療戦略を立てる.【対象】核酸アナログを投与した365例のうちラミブジン(LAM)を6ヶ月以上投与した201例LAMにアデフォビル(ADV)を併用した67例核酸アナuグ未治療でエンテカビル(ETV)を投与した20例LAMからETVへ切り換えた30例.また慢性肝炎(157例)および肝硬変(64例)に対する治療成績を比較検討した.【結果】核酸...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-02 長期予後改善を目指したB型慢性肝疾患の治療戦略
黒崎雅之(武蔵野赤十字病院消化器科)
【目的】B型慢性肝疾患に対する核酸アナログ製剤の治療効果について検討した.【方法1初回治療でのLamivudine(LAM)153例Entecavir(ETV)46例LAM耐性例でのLAM・ADV併用43例ETV10例の効果を検討した.核酸アナログの発癌抑止効果を無治療242例と比較検討した.発癌後の再発抑止予後改善を肝癌局所治療45例で検討した(核酸アナログ投与16例非投与29例).【成績】初回...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-03 B型慢性肝炎の治療成績と治療戦略
鈴木文孝(虎の門病院肝臓センター)
【目的】B型肝炎に対する治療としてlnterferon(IFN)Lamivudine(LMV)が主に行われてきたが現在はAdefovir(ADV)Entecavir(ETV)の投与も開始されているこれら抗ウイルス剤の長期成績を中心に解析した.【方法】1.IFNの長期成績;5年以上経過観察期間のある314例で年齢39歳(19-69)HBeAg+/一:189/125投与期間1年(O.8-14)2LMV...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-04 B型慢性肝疾患に対する核酸アナログ製剤による治療成績と現在の問題点
桑原礼一郎(久留米大学内科学講座消化器内科部門)
【目的】アデポビル(ADV)とエンテカビル(ETV)の登場によってB型慢性肝疾患の治療は新たな局面を迎えた.当科及び当科関連施設におけるLMV+ADV併用療法ETV治療の成績を検討し現状の核酸アナログ製剤の問題点を明らかにする.【方法】当科及び関連施設にてLMV耐性獲得後にLMV+ADV併用を行った148例ETVを投与した56例を対象とした.【結果】1)LMV+ADV併用を行った148例ではADV...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-05 HBe抗原陽性肝炎に対する抗ウイルス療法
髭修平(北海道大学消化器内科学)
【目的】HBe抗原陽性慢性肝炎における治療目標のひとつであるe抗原/e抗体seroconversion(SC)率に関与する要因を検討しe抗原陽性肝炎治療における薬剤選択・タイミングなどの治療戦略を確立する.【方法】対象は抗ウイルス療法を施行したe抗原陽性肝炎121例で男79例女42例.平均年齢は37.7歳(18~70歳)治療開始時平均ALTは2331U/1(18~14411U/1)平均HBV-DN...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-06 核酸アナログ製剤を用いたB型慢性肝疾患の治療成績
深井健一(千葉大学腫瘍内科学)
【目的】B型慢性肝炎(CHB)に対する最適な治療戦略を検討するため当院におけるCHBに対するlamivudine(LAM)およびentecavir(ETV)の治療成績とLAM耐性例に対するLAM+adefovir dipivoXi1(ADV)併用およびETV変更例の治療成績について検討した.【方法】対象は当院において現在LAM継続投与中の55例[LAM群男女比44:11eAg+/一 39/16投与...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-07 エンテカビル長期投与による治療効果及び耐性変異出現パターン
 
【目的1B型慢性肝炎治療としてエンテカビル(ETV)は高い治療効果に加えて耐性率の低さから初回投与例に対するfirst lineとして期待されている今回3年以上ETV治療継続例における治療効果及び耐性株の出現パターンを検討した.【方法】全国他施設共同研究により3年以上ETV投与が継続されたB型慢性肝炎患者45例(ETV初回投与(naive)22例ラミブジン不応例(LVDr)からのスイッチ23例)を...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-08 ALT正常B型肝炎に対する治療適応の検討
渥美裕之(大垣市民病院消化器科)
【目的】B型肝炎の治療は副作用の少ない強力な抗ウイルス効果を有する核酸アナログの出現により大きな変貌を遂げた。従来ALT正常B型肝炎は経過観察のみであったが中には肝発癌に至る症例も経験するt今回われわれはALT正常B型肝炎の長期予後から治療介入の適応について検討した.【対象および方法】対象は当院においてB型肝炎と診断し経過観察が3年以上肝発癌が経過観察開始から3年以降血液生化学検査を年2回以上計6...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-09 抗ウイルス療法中のB型慢性肝炎における発癌例の検討
姫野克郎(大分大学医学部消化器内科)
【目的】大分B型肝炎研究会では県内の肝臓病専門施設でラミブジン投与開始されたB型慢性肝炎患者の経過を追っている.その経過のなかで肝細胞癌の初回発癌を12例に認めた.そこでその臨床的背景を非発癌例と比較し抗ウイルス療法の発癌抑制効果について検討した.【対象】B型慢性肝炎(肝硬変を含む)に対しラミブジンを導入した181例のうちラミブジン導入前に肝細胞癌を発症した36例治療期間1年未満8例を除く137例...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略

W8-10 B型肝炎関連肝細胞癌切除例における抗ウィルス療法
久保正二(大阪市立大学肝胆膵外科学)
【目的】我々はB型肝炎(HBV)関連肝細胞癌(肝癌)切除後においてウィルス量などの肝炎ウィルス病態が肝癌再発など治療成績に影響を及ぼすことを報告してきた.そこでHBV関連肝癌切除例における抗ウィルス療法の成績を検討した.【対象と方法】1990年以降HBV関連肝癌86例に根治切除が施行された.2001年10月以前(前期)の45例中5例では術後長期間を経過した後ラミブジンが投与された.2001年11月...

第94回日本消化器病学会総会B型慢性肝疾患の治療戦略