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P-126 在宅中心静脈栄養療法導入クローン病症例の特徴と問題点
 
クローン病(CD)で小腸の短い症例(以下短腸)では栄養障害水分電解質異常をきたし在宅申心静脈栄養(HPN)を導入する場合がある今回、 CD術後のHPN導入症例を対象とし、臨床経過を検討した.【対象】HPN導入を要したCD23例を対象とした.1方法】臨床背景別⊇N導入理由と時期HPN継続の有無.予後を検討した.1結果】残存小腸長は100㎝以下5例101-150cm14例151-200cm4例人工肛門...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-127 消化器領域におけるセルジンガー法による末梢挿入型中心静脈カテーテル挿入の有用性
 
【目的】消化器領域では絶食や化学療法などを理由に中心静脈カテーテル挿入が必要となるが時に重篤な合併症をきたす危険性をはらんでいる.一方末梢挿入型の中心静脈カテーテル(以下PICC)は合併症を回避するという立場からは支持されるが普及していない.今回我々はセルジンが一法のPICCを用い挿入時の安全性や挿入後のトラブルに関して検討を加えた.【方法】2011年4月から10月までに当院でPICCセルジンガー...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-128 クローン病栄養療法の長期予後
福田能啓(兵庫医科大学地域総合医療学)
【背景】未だクローン病を完治させる治療法はないが5-ASA副腎皮質ホルモン免疫抑制剤白血球除去吸着療法抗体製剤等の治療法が開発されたことにより活動期のクローン病の寛解期導入が比較的容易になったといえる.しかし寛解状態を長期に渡って維持することが困難な場合も少なくない、通常の食事摂取により再燃し増悪することを経験するが食事脂肪の制限やelimination dietに加えて成分栄養剤の投与で寛解状態...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-129 IBD教室による成分栄養剤投与量の増加効果について
 
【目的】当院では炎症性腸疾患〈IBD>患者およびその家族研修生を対象に栄養療法の意義を啓蒙すべく最新の薬物療法患者体験談経鼻挿管実演などをプログラム:に含むIBD教室を隼1回開催している.今回教室開催前後での成分栄養剤(eliemental diet(エレンタールe)以下ED)の投与量を調査し栄養療法に対する認識の変化を検討した.【方法】当科通院中のクローン病患者の処方歴を後方視的に調査し第1回I...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-130 当院におけるクローン病患者に対する成分栄養剤の鼻腔栄養の指導と看護
藤原恵子(家田病院)
【目的】クローン病の治療の中でも長い間多くの患者に親しまれてきた療法に栄養療法がある.栄養療法はt安全な治療法ではあるが一日の摂取カロリーの半分もしくは900kcal以上服用しないと寛解維持効果が得にくいことが報告されている当院では成分栄養剤の摂取法として鼻腔栄養を推奨している.全国的に鼻腔栄養を行なっている施設が少ないので当院で行なわれている鼻腔栄養の導λ指導法と継続させる取り組みを紹介する.【...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-131 クローン病における血漿アミノ酸分析
千葉俊美(岩手医科大学医学部消化器・肝臓内科)
【目的】CD患者における血漿アミノ酸について検討した.1対象】CD患者39名.(男性30例女性9例;平均年齢349歳)を対象とした.CDAIが150未満の23例(男性20例女性3例:平均年齢309歳)を寛解期群とし150以上の16例(男性10例女性6例:平均年齢34.3歳)を活動期群とした.【方法1早朝空腹時に血液検査を行い血漿アミノ酸の数値を算出した.【結果】寛解期群と活動期群で比較検討したとこ...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-216 極・超低出生体重児の消化器術後経過
 
本邦の低出生体重児比率は1990年頃より著しく増加し2007年には9.7%とOECD諸国平均より3%以上高値となった.一方呼吸循環器系疾患治療の進歩等により死亡率は低く保たれている.消化器術後において成熟児と異なる経過が予想され当院症例につき検討を行った.対象=2001年から2010年まで当院NICU入院.消化器手術を行った極・超低出生体重児15例.結果:女児9例男児6例.在胎23週+4日~33週...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-217 手術を施行した腸管ベーチェット病単純性潰瘍の検討
飯合恒央(新潟大学消化器・一般外科学)
【背景と目的】ベーチェット病は眼皮膚粘膜病変を主体とした炎症性疾患であるがその臨床像は多様であり特に腸管病変を主体とした特殊型は非定型的な図像を呈することが少なく診断治療に苦慮することがある.本研究では当科で手術を施行した腸管ベーチェット病・単純性潰瘍を検討し今後の問題点について考察した【方法】2000年から2011年までに腸管ベーチェット病あるいは単純性潰瘍を疑われて手術を施行した9例.男:女=...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-218 本邦におけるセリアック病の実態の臨床調査~炎症性腸疾患患者における合併の可能性について~
渡辺知佳子(防衛医科大学校内科学講座)
【目的】セリアック病は遣伝的要素に麦鶉蛋白(グルテン)の大量摂取の後天的要素がきっかけとなって発症するとされるグルテン不耐性腸症である.従来は両方の素因が日本には極めて関係が薄いため稀な疾患と見過ごされてきた.しかし海外移住日本人の発症が報告されt遺伝的・後天的の両要素がそろわなくても発症する可能性が指摘された.最近国内でもセリアック病との関達が疑われる消化管悪性リンパ腫や神経障害患者が散見し食生...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-219 腸管気腫症5例の検討
佐藤幸浩(かみいち総合病院内科)
腸管気腫症は比較的まれな病態であるがCTの汎用にて発見頻度が増えているとされている今回当院で経験した5コ口腸管気腫症例について検討をおこなった【目的】当院で経験した腸管気腫症例の検討.【方法]2009年4月より2011年10月31日までの期間に当院で腸管気腫症と診断された症例についてretrospectiveに臨床的検討を行った.【結果】年齢は70歳から91歳 平均年齢82歳男性2名 女性3名.基...

第98回日本消化器病学会総会小腸

P-220 小腸術後吻合部病変に対するダブルバルーン内視鏡下治療の有用性
 
【背景1これまで小腸応召吻合部病変の実態や内視鏡治療の有用性は明らかになっていない.【目的】当科にて小腸術後吻合部病変に対しダブルバルーン内視鏡(DBE)を試みた症例の診断・治療成績から小腸術後吻合部病変に対するDBEの有用性を明らかにする【対象と方法】2003年12月目2010年12月越小腸術後吻合部病変に対しDBEを施行した20例20病変(男性18例女性2例平均年齢60歳)を対象にした手術理由...

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