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検索結果は11件です。
- 当院における原因不明消化管出血症例(特に血管性病変)の検討
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福島 政司(神戸市立医療センター中央市民病院 消化器センター内科)
【目的】バルーン内視鏡、カプセル内視鏡(capsule endoscopy;CE)の出現により、原因不明消化管出血(obscure gastrointesinal bleeding;OGIB)の診断、治療は進歩している。当院では2003年よりダブルバルーン内視鏡(double balloon endoscopy;DBE)、2008年よりCEを導入し、小腸疾患の診断、治療を行っている。今回我々はCE...
第095回近畿支部例会 >
- 当院で内視鏡的止血術を施行した静脈瘤以外の上部消化管出血684例についての検討
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籔田 隆正(市立堺病院 消化器内科)
【目的と対象】最近の上部消化管出血の実態を明らかにするために、2004年1月から2011年4月までに当院で内視鏡的止血術を施行した上部消化管出血807例中、静脈瘤以外の上部消化管出血684例(ESD後出血は含まず)に絞り背景因子、治療成績および偶発症について、2005年までのI期、2006~2008年のII期、2009年以降のIII期に分けて検討した。【結果】平均年齢はI期59歳、II期68歳、I...
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- 早期胃癌ESD後潰瘍に対する内視鏡的ドプラ超音波プローブによる後出血の予防:第2相試験
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太田 高志(大阪府立成人病センター 消化管内科)
【目的】早期胃癌ESDの偶発症として後出血がある。露出血管の凝固やPPI投与によりその頻度は減少しているが、それらの処置にも関わらず吐下血で緊急止血を要する例を経験する。中でも、ESD適応拡大病変[2cm<,UL(+)]は後出血の高危険群(後出血率 12.5%)である。内視鏡的ドプラ超音波プローブ(DOP-US)は先端の血流シグナルを音に変換し聴取する器械で、出血性胃潰瘍の再出血予測に対する有用性...
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- 原因不明消化管出血に対する緊急小腸カプセル内視鏡の有用性
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堀江 秀樹(京都府立医科大学 消化器内科)
原因不明消化管出血に対する緊急小腸カプセル内視鏡の有用性【背景】低侵襲な小腸内視鏡検査であるカプセル内視鏡検査は、様々な小腸疾患の診断において有用であることが報告されている。中でも、原因不明の消化管出血(OGIB)症例の診断においては圧倒的な威力を発揮する事が知られている。一方で、顕出血の最終的な責任病変診断率についてはいまだに高いとは言いがたい。その一因として、顕出血からVCEをおこなうまでのタ...
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- 非静脈瘤性上部消化管出血に対する緊急内視鏡的止血治療の変遷
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碕山 直邦(京都第二赤十字病院 消化器科)
【目的】当院における非静脈瘤性上部消化管出血に対する緊急内視鏡的止血術の10年前と最近との止血成績を、患者背景の変化と合わせて検討する。【対象と方法】当科で緊急内視鏡的止血術を施行した1995年1月から2000年6月まで(前期群)の非静脈瘤性上部消化管出血例222例(男性181例、女性41例)と2006年1月から2010年12月まで(後期群)の307例(男性213例、女性94例)を対象とし、後向き...
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- 当院における胃静脈瘤破裂に対する緊急内視鏡止血術の現況
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中谷 泰樹(日本赤十字社和歌山医療センター 消化器内科)
胃静脈瘤破裂症例は出血量も多く,また重篤な基礎疾患を有していることが多いため, 適切な止血治療を行いショック状態から早期に離脱し, 出血後肝不全に対する対応が重要である.しかしながら胃静脈瘤破裂に対する止血治療の選択については各施設でばらつきがあり, 決まった治療法が確立していないのが現状である. 当院における胃静脈瘤破裂症例の初期診療の現状を明らかにし, 胃静脈瘤に対する治療方針について検討する...
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- 当院における上部消化管出血に対する緊急内視鏡検査の現状
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岩崎 竜一朗(国立病院機構 大阪医療センター 消化器科)
【背景・目的】近年、内視鏡技術の進歩により消化管出血は様々な処置具を用いることで安全かつ確実に内視鏡止血術を行うことが可能となった。しかし、消化管出血の病態は多岐にわたり、止血困難例や再出血、死亡例も存在する。今回、上部消化管出血における当院での緊急内視鏡検査の特徴について検討した。【方法】2006年4月から2010年3月までの5年間に行われた緊急内視鏡検査622例のうち、上部消化管内視鏡検査を施...
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- 当院における出血性胃十二指腸潰瘍の内視鏡的止血困難例の検討
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間嶋 淳(京都第一赤十字病院 消化器科)
【目的】出血性胃十二指腸潰瘍の治療において、何らかの理由により内視鏡的に止血しえずに第二選択の治療へ移行した症例(内視鏡的止血困難例)を経験することがある。これらの症例の検討を行い、内視鏡的止血困難例の治療方針に関する考察を行う。【方法】2007年4月から2011年2月まで(過去3年11カ月間)に当院にて加療した出血性潰瘍228例(男性154例、女性74例)を対象として、内視鏡的止血困難例の臨床的...
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- 門脈圧亢進症における上部消化管出血症例の検討
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鈴木 亮(関西医科大学 消化器肝臓内科)
【目的】門脈圧亢進症患者においては、食道・胃静脈瘤のみならず肝硬変に合併した胃前庭部毛細血管拡張症(GAVE)なども消化管出血の原因となりうる。食道・胃静脈瘤出血はしばしば肝予備能良好例においても認められる場合があり、また、GAVEは肝硬変や腎・心疾患などの基礎疾患を有することが多いが、それらの背景因子は明らかでない。今回我々は、門脈圧亢進症における上部消化管出血症例の背景因子について検討した。【...
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- 当院における小腸出血症例の現状と最近の動向
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婦木 秀一(社会保険神戸中央病院 消化器科)
今回、我々は、当院における小腸出血症例の現状と最近の動向について検討した。対象は2009年10月から2011年5月までに、当院にて、小腸カプセル内視鏡検査を施行した延べ42症例である。方法としては、上部消化管及び小腸出血症例の精査は、EndoCapsule(Olympus)を用いて施行した。年齢は、25歳から87歳で、男性24例、女性18例であった。検査理由は、OGIBが35例、遺伝性毛細血管拡張...
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- 胃腫瘍ESDにおける後出血例の検討と対策
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朝隈 豊(近畿大学 医学部 消化器内科)
【目的】胃腫瘍ESDにおける後出血例の臨床的特徴と対策を検討した。【定義】後出血は吐下血を来たすかもしくはHb2g/dl以上の低下を認めたものとした。【検討1と結果】対象は2002年7月から2007年12月までに胃腫瘍に対してESDを施行した330例、386病変。術後翌日に内視鏡検査を行い、露出血管を認めれば止血処置を行った。後出血は15例(3.9%)あり、L領域10例、病変2cm超10例で有意に...
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