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検索結果は13件です。

経鼻内視鏡+低濃度ヨード+FICEによる食道表在癌拾い上げ診断
川田 研郎(東京医歯大・食道・胃外科)
初めに)近年,NBI等の画像強調内視鏡により,食道表在癌拾い上げが容易となっているが,画質が改良された経鼻内視鏡へのニーズも高まっている.我々は2009年より0.2~0.5%の低濃度ヨード+FICEによる強調+広角経鼻内視鏡(EG-530NW, EG-580NW, 富士フィルム)を用いた上部消化管スクリーニングを行ってきた.目的)広角経鼻内視鏡で発見した食道表在癌の臨床病理学的特徴を明らかにし,経...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

食道表在癌発見の変遷
竹村 健一(石川県立中央病院・消化器内科)
【目的】Mutoらは多施設ランダム化比較試験において,食道表在癌の早期発見におけるNBIの圧倒的な有用性を報告した.当院ではNBI市販直後に導入し,北陸におけるNBIの普及を目指し地方会等でその有用性を繰り返し報告してきた.NBIが市販されて6年以上経過し,拾い上げに貢献するクリニックや検診施設でもNBIが普及してきている.その現状を確認するため,市販前後における食道表在癌の詳細について当院及び紹...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

白色調を呈する食道扁平上皮癌の特徴
飯塚 敏郎(虎の門病院・消化器内科)
【背景】 表在食道扁平上皮癌の多くは,通常観察で発赤調を呈し,NBI拡大内視鏡ではbrownish areaとしての認識から始まり,内部の血管像の観察まで行え,存在診断とともに深達度診断まで行っているのが現状である.しかし一方で,発赤調を呈さない食道扁平上皮癌の症例も経験される.白色調を呈する部分が主体である病変の臨床病理学的な特徴は,明らかになっていない部分も多い.そこで,今回当院で経験した表在...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

食道表在癌に対する深達度診断
藤原 純子(がん・感染症センター都立駒込病院・内視鏡科)
【背景・目的】食道表在癌に対する内視鏡治療の適応拡大に伴い,より正確な深達度診断を目的として,積極的に拡大観察が行われている.食道学会分類を併用した深達度診断の精度と問題点の検討を目的とした.【対象・方法】1)2011~12年の2年間に内視鏡治療を行った食道表在癌193病変のうち,前治療のない176病変(T1a-EP/LPM:141,T1a-MM/SM1:23,SM2以深:12)を対象とし,治療前...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

食道癌治療における新分類による拡大内視鏡診断およびヨード染色の影響
望月 洋介(滋賀医大附属病院・光学医療診療部)
【目的】近年,画像強調内視鏡の普及により表在性食道癌を診断する機会が増え,井上分類,有馬分類を簡略化した新分類(日本食道学会)が普及しつつある.検討目的は当院における新分類による診断精度およびヨード染色が内視鏡治療に及ぼす影響を明かにすることである.【方法】2009年1月から2012年12月までの期間に行った食道扁平上皮癌に対する内視鏡治療例のうち,術前のNBI拡大内視鏡像が評価可能な111症例,...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

食道扁平上皮腫瘍においてNBIでみられる上皮の茶色変化(background coloration)の組織学的解析
神崎 洋光(大阪府立成人病センター・消化管内科, 岡山大病院・消化器内科)
背景:食道扁平上皮腫瘍はNBIによってBrownish areaとして認識される.これは毛細血管の拡張増生ならびに上皮の茶色変化(いわゆるBackground coloration)によって生じるものであるが,上皮の茶色変化の原因は明らかとなっていない.目的:上皮の茶色変化の原因ならびにその意義を明らかにする.方法:2011年5月から2012年3月までに生検組織にて扁平上皮癌もしくは高異型度上皮内...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

咽頭・食道領域扁平上皮癌における上皮色調変化“Background coloration; BC”の成因に関する検討
南 ひとみ(長崎大・消化器内科)
背景 咽頭・食道領域の早期癌診断において,IPCLの変化に加え異常血管領域での上皮間の間質色調変化の重要性が報告されてきた.我々はこの色調変化をBCとし,その成因として癌細胞内のHb成分の関与を検討し報告してきた.これまでの我々の検討では,BCと癌・非癌の正診率は90.7%と高く,また癌細胞内にHbの成分が存在していること,RT-PCR,ISH(in situ hybridization)の結果か...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

表在型食道扁平上皮癌に対する範囲診断(NBIvsヨード染色)
竹内 学(新潟大医歯学総合病院・消化器内科)
【目的】食道扁平上皮癌の範囲診断にはヨード染色がgold standardである.一方NBIでは癌はBrownish Area(BA)として描出されその検出には有用であるが範囲診断に関しての詳細な報告はない.今回の目的はNBIによる範囲診断正診割合を検討することである.【方法】2012年8月から連続してESDを施行した表在型食道扁平上皮癌37例43病変(CRT後局所再発例は除く)を対象に以下の方法...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

食道扁平上皮癌でのヨード染色と表層血管観察の領域診断能についての検討
太田 俊介(東京医歯大・食道・胃外科)
背景)近年の画像強調併用内視鏡の進歩により,食道扁平上皮癌では,表層血管変化についての詳細な検討が行われ,ヨード染色観察と画像強調併用内視鏡観察とで,拾い上げ診断能についてはほぼ同等という報告もある.しかし,領域診断能についての詳細な検討は行われていない.目的)ヨード染色と画像強調併用内視鏡観察での領域診断能の差異についての検討.対象)2012年12月~2013年3月までに当科で行われたESD10...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

食道扁平上皮癌の治療戦略を決めるための拡大内視鏡と超音波内視鏡の使い分け
小馬瀬 一樹(山梨大・1内科)
【目的】食道扁平上皮癌に対する治療戦略を決める上で深達度診断は欠かせないものである.近年拡大内視鏡による深達度診断が広く行われるようになり,日本食道学会から新しい拡大内視鏡分類が提唱されたがその有用性はまだ明らかになっていない.また,超音波内視鏡による深達度診断もT1a-MM/SM1の診断率が低いなど問題点がある.今回我々は深達度毎にそれぞれの検査法による診断と病理学的診断との一致率を明らかにし,...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

ヨード不染帯とfield cancerization現象の関連に関する多施設共同前向きコホート研究 -JEC試験最終解析結果-
金子 和弘(国立がん研究センター東病院)
【目的】頭頸部・食道に扁平上皮癌が多発するfield cancerization現象とヨード不染帯の関連を明らかにするため, 多施設共同前向き試験(UMIN 1676)を行った.【対象と方法】2005年9月~2010年5月に内視鏡切除を行った食道早期癌症例を登録した. 主要評価項目は不染帯の程度別の累積食道内多発癌発生率. 副次的評価項目は1)不染帯の程度別の累積頭頸部重複癌発生率, 2)不染帯の...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

cN0,MM/SM癌内視鏡治療後のリンパ節再発診断の成績と対策
有馬 美和子(埼玉県立がんセンター・消化器内科)
【目的】食道MM/SM癌に対するESDは合併疾患から追加治療が行えないことも多く,salvage不能な状態で再発が発見される報告も少なくない.リンパ節転移の危険因子(RF)陽性でも転移陰性例も多く追加治療例の絞り込みが難しい現状である.このため根治可能なレベルでの再発診断を目指して術前診断と経過観察を行ってきた.このfollow up systemの診断能と治療成績を検証する.【対象と方法】200...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学

門馬 久美子(がん・感染症センター都立駒込病院・内視鏡科)
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第55回日本消化器病学会大会内視鏡治療時代の食道扁平上皮癌の診断学