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検索結果は11件です。

切除不能進行胆道癌に対する胆道部位別の治療成績
佐々木 隆(東京大・消化器内科)
【目的】近年進行胆道癌に対する化学療法の報告が増えてきているが、切除不能例に限定した報告は少ない。さらには切除不能進行胆道癌に対する胆道部位別の検討はほとんどなく、各胆道部位別の治療成績についてははっきりしていない。そこで切除不能進行胆道癌に対する胆道部位別の治療成績について検討する。【方法】対象は、東京大学医学部附属病院およびその関連施設において、2002年1月から2010年12月までに切除不能...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

切除不能胆道癌に対する全身化学療法の治療成績と予後因子の解析
越田 真介(仙台市医療センター仙台オープン病院・消化器内科)
【目的】Gemcitabine(GEM)またはS-1を用いた全身化学療法を施行した切除不能胆道癌症例をretrospectiveに検証し、その有効性と予後因子を解析する。【対象】1次治療としてGEMまたはS-1を1クール以上施行した切除不能胆道癌(主要動脈浸潤や遠隔転移を伴うstage IVa-b症例) 52例を対象とした(IVa/IVb:13/39, GEM/S-1:28/24)。またGEM認可...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

切除不能/再発胆道癌に対する予後因子の検討
羽場 真(愛知県がんセンター中央病院・消化器内科)
【目的】当院における切除不能/術後再発胆道癌(胆嚢癌,胆管癌)に対する化学療法(化療)の成績を検討し,その予後因子を明らかにすること.【対象】2001年1月~2009年12月に当院で切除不能/再発胆道癌と診断し,化療を施行した79例(男 41例;女 38例.平均 63.6±10.5歳).【方法】全生存期間(OS),無増悪生存期間(PFS)を解析した.年齢;性;PS;膵胆管合流異常(PBM)の有無;...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

切除不能胆道癌に対する全身化学療法と長期予後因子の検討
中村 和貴(千葉県がんセンター・消化器内科)
【目的】現在切除不能胆道癌に対しgemcitabine (GEM)+CDDPの有効性が報告されているが、本邦では保健適応となっていないため、GEMとS-1を用いた全身化学療法が行われている。当院では臨床試験としてGEM+S-1併用(GS)療法を行ったが、GS療法およびそのほかの治療を比較し、長期予後につながる因子について探索した。【対象】2007年から2010年に当院にて全身化学療法を行った切除不...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

切除不能胆管癌の予後の検討と治療戦略
林 洋毅(東北大・肝胆膵外科)
【はじめに】胆管癌症例において、長期生存が期待出来る治療は外科的R0切除のみであるが、現実には切除不能症例や切除したものの癌の遺残を来してしまう症例が数多く存在する。【目的】当科における胆管癌非切除症例の予後を検討する。【対象】当科における胆管癌非切除症例165例、胆管癌切除症例375例(CurA, B, Cはそれぞれ143、110, 122例)。胆嚢癌、肝内胆管癌、乳頭部癌は対象外とした。【結果...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

胆道癌に対するR2手術+化学療法例の検討
味木 徹夫(神戸大・肝胆膵外科)
【目的】胆道癌に対する外科的根治切除は長期生存を得る最良の方法である。しかし、手術時に根治切除不能因子が判明した場合、単開腹+化学療法とするか、減量切除を行い化学療法とするかのコンセンサスは無い。今回、当科でR2手術となった後に化学療法を施行した症例の成績を非切除例と比較して検討した。【方法】2002-2010年までにR2手術となり、術後に化学療法を施行した進行胆道癌39例(胆嚢癌12例、肝外胆管...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

切除不能肝門部胆管癌に対する化学放射線(3次元原体照射)療法の有用性の検討
山田 晃正(大阪府立成人病センター・消化器外科)
【緒言】肝門部胆管癌に対する治療は,切除が第1選択であるが,局所過進行/残肝容積不足が要因で切除不能とされる症例も少なくない.切除不能例に対する治療として, Gemcitabine(GEM)等の新規抗癌剤が登場し,治療成績が向上してきているが,長期生存や根治を得ることは未だに困難である.当院では,局所過進行による切除不能例での,(1)長期生存や根治を得ること,(2)切除可能例へのConversio...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

切除不能胆嚢癌における動注化学放射線療法の検討
後藤 拓磨(旭川厚生病院・消化器科)
目的:切除不能胆嚢癌症例の予後規定因子を検討するとともに,抗腫瘍療法についてRetrospectiveに解析した.特に動注化学放射線療法(AI+RT)の有用性について検討した.対象・方法:2004年1月から2011年1月までに当院で経験した切除不能胆道癌124例のうち,予後の追跡が可能であった胆嚢癌41例を対象とし,予後規定因子につき比例ハザードモデルを用いて検討した.また,抗腫瘍療法の治療効果は...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

非切除胆道癌に対する胆道ステントの選択方針
向井 強(岐阜市民病院・消化器内科)
【目的】非切除胆道癌に対する胆道ステント別の治療成績を比較し,現時点における胆道ステントの選択方針について検討する.【方法】2010年12月までに胆道ステント留置術を行った非切除胆道癌305例を対象とし,肝外と肝門部胆道閉塞に分けて胆道ステント別の治療成績について調査した.【結果】肝外150例,肝門部155例.使用ステントは肝外;Plastic Stent(PS)79例,Covered Metal...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

切除不能胆道癌に対するメタリックステントによるマルチステンティングの有用性
加藤 博也(岡山大病院・消化器内科)
【目的】切除不能胆道癌に対して化学療法を継続して行うためには黄疸や胆管炎のコントロールが重要であり、特に肝門部胆道狭窄を伴う胆道癌においては必須である。当院ではこれらの症例に対し、メタリックステント(以下MS)のマルチステンティングを併用した化学療法を行っており、その有用性について検討した。【対象と方法】対象は2003年3月から2010年12月までにMSのマルチステンティングを行った肝門部胆道狭窄...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス

非切除中下部悪性胆道狭窄に対するEMSの選択 - Axial Forceの視点から-
丸山 雅史(信州大・消化器内科)
【目的】非切除中下部悪性胆道狭窄に対する経乳頭的metalic stent(MS)留置についてretrospectiveに検討する。【対象】当科及び関連施設で2001年から2011年2月までに非切除中下部悪性胆道狭窄に対して経乳頭的にMS留置した174例。膵癌:PC群 114例、胆管癌+胆嚢癌:BT群 53例、リンパ節転移 24例、乳頭部癌 7例。【方法】疾患別、Coverの有無、ステントの種類(...

第53回日本消化器病学会大会非切除胆道癌の治療のコンセンサス