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P-115 アルゴンプラズマ凝固療法(APC)を繰り返すことで出血コントロールが可能であった難治性放射線性胃炎3症例の比較
橋爪洋明(群馬大学病態制御内科)
【目的】放射線性胃腸炎の報告のほとんどが放射線性直腸炎であり放射線性.胃炎の報告は稀である出血性放射線性胃炎は難治でしばしば頻回の輸血を必要とするが最近ではAPCの有効性が報告されている同疾患へのAPCに関する既報の多くは数回の治療で出血がコントn一ルされているが最終的に手術を行った症例も認める.今回我々は肝硬変や門脈腫瘍栓あるいは骨髄異形成症候群などを基礎疾患に有し治療に難渋したもののAPC治療...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-116 胃腫瘍に対する内視鏡治療後出血の検討
 
【背景】胃腫瘍に対しスネアや専用デバイスで病変を切除する内視鏡的粘膜切除術Endoscopic mucosal resection:EMRや内視鏡的粘膜下層剥離術En-doscopic sub皿ucosal dissection;ESDは切除後潰瘍を形成するため術後に出血を来たすことがある.また心・血管系イベントの一次・二次予防のため抗凝固・血小板薬内服症例は増加傾向にあるが術後出血に影響する可能...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-117 前庭部早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)後に狭窄症状を呈した症例の検討
佐々尾航(自治医科大学内科学講座消化器内科学部門)
【背景】消化管ESD.は任意に切開ラインをおくことができるため大きな病変でも一括で切除でき正確な病理診断が可能であることが最大の魅力である.一方切除面積が大きいと合併症として術後狭窄が問題となり胃前庭階病変においては切除が十=二指腸にかかる症例では狭窄をきたすことも予測されるが切除が十二指腸にかからない症例でも狭窄症状を訴える患者を経験する.【目的】前庭部ESD切除後に狭窄症状を有した症例の検討【...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-118 内視鏡治療で生じた十二指腸穿孔例4例の検討
道上篤(札幌厚生病院胃腸科)
十二指腸は管腔が狭く屈曲部を有しているためスコープの操作性が悪く内視鏡治療が困難な場合が多い.さらに筋層が薄いことから治療の際には穿孔の可能性が高いと考えられる十二指腸内視鏡治療が普及してきているが治療で生じた偶発症に関しての対処法が確立されていないのが現状である.今回我々は内視鏡治療で生じた十二指腸穿孔例4例に関して年齢基礎疾患穿孔原因症状検査所見CT所見t治療方針に関して検討した.年齢は59歳...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-119 上部消化管癌性狭窄における十二指腸ステント治療の経験
長濱正吉(琉球大学消化器・腫瘍外科学講座)
【はじめに】切除不能な上部消化管癌性狭窄例は嘔吐などによって著しくQOLが損なわれる.QOLの改善を目朗として十二指腸ステントの有用性が報告されている.当科で十二指腸ステントを挿入した3例を報告する、【症例1】70歳代男性2007年7月に前1医で胃癌に幽門側胃切除・B-1再建術が施行(T2N2MO Stage M:A)されている.2009年12月頃から体重減少食欲低下が出現.前司受診し胃癌再発また...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-120 悪性胃十二指腸狭窄に対する十二指腸ステント留置に関する検討
 
【背景1悪性腫瘍による胃十二指腸独窄は郭勤摂取を不能にし様々な閉塞症状をきたす.近年まで胃空腸バイパス術が標準治療とされていたが2010年4月よりBoston一一SCientific社製のWallFlex Duodena1 Stentが保険収載となり十二指腸ステント留置の右用性が報告されている.今回当院における悪性胃十二指腸狭窄症例に対する同ステントの留置症例に関して検討した.【対象と方法】201...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-121 術前の白血球数の増加は経皮内視鏡的胃瘻造設(PEG)後の死亡リスクを増加させ血色素量の増加は死亡リスクを軽減する
中路幸之助(愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
【目的】PEG後の予後因子を検討する、【対象】2009年1月から2011年8月まで連続80症例のPEGを施行した患者のうちサンプルワイズ法を用い58症例を対象とした.男性24例女性34例で平均年齢79.8歳。基礎疾患(重複例を含む)は1脳血管障害38例脳変性疾患6例認知症4例t呼吸器疾患4例心疾患12例悪性腫瘍3例PEGから退院までの平均日数は49.4 BでPEG造設後退院葡死亡原因億肺炎11例心...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-122 胃瘻栄養を想定した人工胃液による胃内環境下半固形化栄養剤の物性変化の検討
 
【はじめに】胃痩栄養での半固形化栄養剤の物性はこれまで製品そのもので評価されているが胃内での物性変化やその影響については明らかではない.そこで今回入工胃液を用いて各種製剤に添加した際の物性を測定し半固形化栄養材の胃内部における物性変化や影響を検討した.【方法1(試験1>人工胃液を用いた薬剤の溶出試験方法に準じ半無形化栄養剤の残存性評価を入工胃液500mしに栄養剤約50mLを添加後緩やかに撹絆し入工...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-123 内視鏡的胃瘻造設術における合併症の予測因子の検討
辻川尊之(倉敷中央病院消化器内科)
【目的1内視鏡的胃痩造設術(PEG)は確立された手技となり年々造設数が増加しているがPEGに関連する合併症の頻度は無視できない.可能な限り合併症を減らすためにも術前評価で合併症の予測因子となりうるものを明らかにする.【対象と方法12008年1月から2010年12月にSeldinger法でPEGを施行した193例を対象とした. PEG術後1週間以内に合併症を生じた症例(A群)と認めなかった症例(B群...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-124 当院におけるESD教育システム~研修をうける立場から~
鈴木肇(札幌厚生病院胃腸科)
当院では2003年よりESDを導入し現在まで約900件の症例を経験してきた.安全かつ効率的にESD教育を行うために2006年からは独自の教育システムを導入し良好な治療成績を収めているため.今回この教育システムについて報告する.ESDの教育過程をいくつかのStepに分け各Stepを臨地4~5年目のトレイニーひとりひとりがトレーニングを受け順次Step upしていくシステムである.当院ではMUIti-...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸

P-125 NBI併用拡大観察診断能のラーニングカーブについての検討
伊藤錬磨(石川県立中央病院消化器内科)
【目的】胃病変質的診断テスト(以下NBIテスト)を用いることによりNBI併用拡大観察の質的診断能向上の可能性を以前報告した.今回は1年後に同様のNBIテストを行いNBI併用拡大観察診断能のラーニングカーブについて検討した.【方法】NBIテストの方法はWLI単独で診断(WLI群)NBI併用拡大観察を付加して診断(NBI群)する2通りの方法で病変に対する質的診断を行い病変各々に対して診断の確信度(最:...

第98回日本消化器病学会総会胃・十二指腸