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検索結果は32件です。
- 診断に苦慮した膵 solitary fibrous tumorの1例
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水谷 久太(岩手医科大学 内科学講座 消化器・肝臓内科分野)
孤立性線維性腫瘍(Solitary fibrous tumor:SFT)は紡錘形の間質由来細胞が増生する比較的稀な腫瘍で胸膜由来の報告が多い. 近年, さまざまな実質臓器に由来するSFTの報告が散見されるようになったが, 膵臓に発生することは稀である.今回われわれは術前診断に苦慮した膵原発SFTを経験したので報告する. 症例は73歳, 男性. 2012年10月に心窩部不快感を主訴に近医受診.腹部超...
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- 再発肝細胞癌に対しTACE併用SBRTが有用であった1例
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梅津 輝行(国立病院機構 仙台医療センター 消化器内科)
【はじめに】近年、肝細胞癌に対する体幹部定位放射線治療(SBRT:Stereotactic Boby Radiotherapy)の有用性が報告されている。今回、肝動脈塞栓術(TACE)併用SBRTが奏功した例を経験したので報告する。【症例】89歳、男性【現病歴】平成18年、前医にて肝S8に単発、2cm大の肝細胞癌が発見され、5月及び9月に当院でラジオ波焼灼療法(RFA)を施行。退院後は近医にてフォ...
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- 術前に確定診断が困難であった限局性結節性過形成(FNH)の一例
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西塚 麻代(日本海総合病院 消化器内科)
【症例】26歳女性【主訴】特になし【現病歴】2012年3月の人間ドックで肝腫瘤を指摘され、精査目的に当科紹介受診となった。【既往歴】特記事項なし【海外渡航歴】なし【家族歴】特記事項なし【薬剤歴】なし【検査所見】血液生化学検査やAFP、PIVKA値に異常なし。腹部超音波検査上、B-modeでは肝S2-3に最大径55mm大の境界がやや不明瞭で内部がモザイク状の低エコー腫瘤を認めた。ソナゾイド造影では、...
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- 二次治療としてpaclitaxelが奏効し、長期CRが得られている胃癌術後再発、癌性腹膜炎の1例
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善如寺 暖(山形市立病院済生館 消化器内科)
症例は40歳代、男性。他院で胃癌に対して胃全摘術、D1+β郭清、double tract再建を施行した(U, Less, Type0-IIc, por1, pT1b2(pSM2), med, INFb, ly1, v0, pN0, pStageIA, 根治度A)。7年6か月後に、食欲不振、嘔気、下腹部膨満を主訴に当科を受診した。CEA 17.9 ng/ml, CA19-9 163.2 U/mlと腫...
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- 多発肝転移を来した小型直腸カルチノイド腫瘍の1例
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渋谷 健吾(秋田組合総合病院 消化器科)
【症例】70歳、女性【既往歴】高脂血症で内服治療中。【現病歴】近医施行のUSで偶然に発見された肝腫瘤性病変の精査目的に当科紹介となった。受診時、自覚症状の訴えはなかった。当科施行USでは肝両葉にわたり、最大径26mmの高エコー腫瘤が多数認められた。造影CTでは腫瘤は造影効果に乏しかった。MRIではT1WI low intensity、T2WI high intensityを示した。転移性肝腫瘍を疑...
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- 肺動脈閉鎖症の術後経過中に多発肝腫瘍を認めた小児の1例
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今泉 博道(福島県立医科大学 消化器・リウマチ膠原病内科)
【症例】8歳、男性【主訴】なし【既往歴】0歳:肺動脈閉鎖症にて体肺動脈短絡術、1歳:両方向性グレン手術、2歳:フォンタン手術、輸血歴あり。【現病歴】出生時に肺動脈閉鎖症診断され、手術後は状態が安定し近医で経過観察されており、2007年11月の単純CTでは肝内に腫瘍を認めなかった。2013年1月手指のチアノーゼの原因検索目的の造影CTで肝内に腫瘍が多発しており、同年2月精査目的で当科紹介となった。【...
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- SVR後の多発する肝発癌に背景肝を含め集学的治療したC型肝硬変の一例
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岡本 大祐(いわき市立総合磐城共立病院 消化器内科)
【背景】C型肝炎に対するIFN治療法の進歩によりSVR症例が増える一方で、長期SVR症例からの肝発癌の報告も増えている。今回、SVR10年後から肝発癌を繰り返した症例で、脂肪化と高インスリン血症に対してPioglitazone治療を行うことで、肝発癌リスク因子の軽減化をはかりながら計6回の発癌に集学的治療した一例を経験したので報告する。 【症例】72歳 男性 【既往歴】特に無し。
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- 腸管穿孔をきたしたNK/T細胞リンパ腫、鼻型の1例
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玉川 空樹(みやぎ県南中核病院 消化器内科)
【はじめに】今回我々は、腸管穿孔をきたしたNK/T細胞リンパ腫、鼻型の1例を経験したので報告する。【症例】68才男性。2012年12月より腹部違和感持続し血便を3回認めた。近医での便潜血検査陽性であり精査加療目的に2月25日当科紹介入院。血液検査所見ではHb 12.0g/dlと貧血認め、CRP1.30mg/dlと軽度上昇していたが、CEA、CA19-9、IL2-R、HTLV-1抗体は正常範囲で結核...
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- 当科におけるH. pyloriの除菌による過形成性ポリープの変化についての検討
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吉田 健太(弘前大学 大学院医学研究科 消化器血液内科学講座)
【目的】2013年2月より、Helicobacter pylori 感染胃炎に対するHelicobacter pylori 除菌治療が保険適用となった。これまで、Helicobacter pylori と胃の過形成性ポリープとの関連性が指摘されていたが、保険適用の問題で除菌が行われず、場合によっては内視鏡的に切除されることがあったが、今後は第1選択として除...
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- 当院におけるGIST症例の検討
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三浦 真奈美(岩手県立中央病院 内視鏡科)
【はじめに】消化管間葉系腫瘍(以下gastrointestinal stromal tumor、GIST)は消化管、大網、腸間膜から発生する。2008年3月に公表された診療ガイドラインを参照し、当院のGIST症例を検討することでその傾向を明らかにした。【対象】2001年1月~2013年4月に当院で新規に診断、治療を施行した症例78例を対象とした。【結果】男性37例、女性41例。平均年齢67歳(31...
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- 発症後4年の潰瘍性大腸炎に合併したcolitic cancerの1例
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小原 恵(東北大学病院 胃腸外科)
【症例】34歳女性。【既往歴】気管支喘息、Churg-Strauss症候群の疑い、慢性胆嚢炎、胆嚢結石症。【家族歴】特記事項なし。【現病歴】30歳時、腹痛、下痢を契機に前医で全大腸型の潰瘍性大腸炎と診断された。ステロイド強力静注療法に良く反応していたが、漸減に伴い再発を繰り返していた。約2年後タクロリムスを導入するも効果不十分で、インフリキシマブを投与するも効果なく中止となった。その後上下肢に発赤...
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- 当科における十二指腸乳頭部腫瘍に対する内視鏡を用いた進展度診断の課題
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五十嵐 剛(青森市民病院 消化器内科)
【背景】近年、腹部超音波検査や上部消化管内視鏡検査の普及により十二指腸乳頭部腫瘍の発見機会も増加している。一部の症例においては、外科治療に比べ低侵襲である内視鏡的乳頭部切除術(EP)による治癒が可能である。EPもしくは外科的切除術を選択するためには正確な進展度診断が必要である。【目的】2011年4月~2013年5月までの期間で、EPもしくは外科治療が行われた乳頭部腫瘍症例について、術後標本の病理学...
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