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検索結果は13件です。

偽陰性がんからみた胃がんの発育と胃内視鏡検診の間隔について
小林 正夫(京都第二赤十字病院・健診部)
【目的】当院人間ドックの胃がん検診では、受診者の80%程度が内視鏡検査を受けている。胃内視鏡検診は胃がん発見率が高く、特に早期胃がんは内視鏡治療可能な大きさで発見されることが多い。一方、内視鏡偽陰性も思っているより多いことが判明している。偽陰性がんの検討から、胃がんの発育について言及し、有効な検診間隔を求めることを目的とした。【対象と方法】対象は2002年4月から2010年3月までに当院人間ドック...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

胃癌内視鏡検診における妥当な検診間隔
辻 陽介(NTT東日本関東病院・消化器内科)
【目的】胃内視鏡検診は胃癌診断法として精度が高いが偶発症リスクやマンパワーの問題があり、効率的な方法を採用することが望ましい。今回我々は当院検診データ分析から内視鏡胃癌検診における有効な間隔を検討した。【対象】2006年1月~2010年12月に当院ドックで施行した胃内視鏡検診42640例(平均49歳±11.0SD)。【結果】胃癌検出率は0.21%(88例)でうち早期胃癌95.5%(84例)、癌検出...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

胃がん,大腸がんの発育速度と有効な検診間隔
入口 陽介(東京都がん検診センター)
【目的】胃がんと大腸がんの発育速度を内視鏡経過例から推測し,有効な内視鏡検診間隔について検討した.【方法】過去10年間に,当センターで経験した胃癌のうち,5年以内に内視鏡検査歴がある278例中,過去の上部内視鏡像の見直し診断で異常を指摘できた胃がん121例を対象として,肉眼型別に発育進展を解析し,検診間隔について検討した.上部内視鏡検査は,検査時間8~10分,胃静止画観察40コマ以上.また,大腸が...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

内視鏡的経過からみた早期胃癌から進行癌への時間的推移
長浜 孝(福岡大筑紫病院・消化器内科)
【目的】内視鏡的経過からみた早期胃癌から進行癌への時間的推移より,検診間隔の設定を考察する.【対象】当院または紹介病院で内視鏡的(遡及的あるいは前向き)に6ヶ月以上の経過があり,初回検査画像より早期胃癌と推定された112病変(初回検査時深達度M:SM 97病変:15病変)を対象とした.【方法】1)初回検査から終回検査までの観察期間を発育進展期間と定義し,早期癌→進行癌であった病変を進展例,早期胃癌...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

内視鏡治療を目指した早期胃癌発見のための適切な検査間隔
出口 久暢(和歌山県立医大・2内科)
【目的】内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の普及がすすみ、今後はいかに早い段階で胃癌を発見し内視鏡治療に持ち込むかが大切である。また、内視鏡治療後も異時性多発の問題があり、さらに H.pylori 除菌による発癌予防も背景粘膜の状態に左右されることもあり、慎重なfollow upが必要となる。
【方法】当科でESDを施行した胃腫瘍性病変、553病変に対して、病変の発見6ヵ月以上前...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

大腸癌抑制のための適切な大腸内視鏡検査間隔に関する多施設共同研究 ―第一報―
河村 卓二(京都第二赤十字病院・消化器科)
【目的】内視鏡的に大腸癌および前駆病変を発見するための適切な検査間隔を推定する。【方法】日本国内の異なる4施設において、検査目的や過去の検査・治療既往を調査し、advanced neoplasia (浸潤癌・m癌・高度異型腺腫・絨毛腺腫・10mm以上の腺腫) の発生をアウトカムとして同時に測定した(横断研究)。【対象】2010年4月より2011年2月の間に、文書により同意の得られた5381例。うち...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

無症状性大腸癌の発育速度と有効な検診間隔
光島 徹(亀田メディカルセンター幕張)
【目的】我々が1983年から実施しているscreening colonoscopy(SCS)にて発見された大腸癌症例を分析することにより、我が国における無症状性大腸癌の発育速度と有効な検診間隔を考える。
【対象・方法】1983年4月から2008年3月までの25年間に、我々の人間ドックSCSを受診したのは男性94,819名、女性30,187名、計125,006名。これらの重複を排した受診者の実...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

大腸上皮性腫瘍の自然史と経過観察に関する検討
鈴木 憲次郎(仙台市医療センター仙台オープン病院・消化器内科)
【背景】がん対策基本法に基くがん対策推進基本計画や大腸内視鏡検査の普及により、多くの大腸上皮性腫瘍が発見されている。発見された病変については、主に大きさの観点から経過観察や内視鏡的摘除が行われている。しかし、その自然史は十分解明されておらず、surveillance programについてもコンセンサスは得られていない。【目的】腫瘍径5mm以下の小型の大腸上皮性腫瘍の自然史を検討し、適切なsurv...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

全大腸内視鏡検査による長期観察症例での累積大腸腫瘍発生に関する検討
川久保 実和(自衛隊中央病院・内科)
【目的】大腸腫瘍(腺腫・癌)既往歴例ではclean colon後も、従来の多くの報告では大腸腫瘍を発生しやすいと報告されている。今回全大腸内視鏡検査(total colonoscopy;TCS)で長期観察し得た症例を5年以上と10年以上経過観察例に分類し、初回所見で腺腫群、癌群、正常群に分類し累積腫瘍発生率の検討を行った。【方法】対象は当院で1985年2月~2011年1月の間にTCSを、1年以上の...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

大腸内視鏡サーベイランスの設定にAberrant crypt foci (ACF)測定は有効か?
内山 崇(茅ヶ崎市立病院・消化器内科, 横浜市立大大学院・分子消化管内科学)
【目的】大腸癌は本邦においてに罹患率・死亡率ともに年々増加している疾患であり,その対策・予防が急務とされている.現在大腸内視鏡検査,および内視鏡的ポリープ切除により大腸癌二次予防が行われているが,一方で大腸ポリープ切除後のサーベイランスの間隔あるいは危険因子の確立に関して明確なエビデンスはない.本研究では大腸腺腫,癌と相関があるAberrant crypt foci (ACF)が大腸ポリープ再発の...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

膵臓癌の早期発見のために適正な検診間隔を検討するための無作為割り付けII相試験
井岡 達也(大阪府立成人病センター・検診部)
はじめに 膵癌は難治癌だが、StageI/IIの早期癌では5年累積生存率も50%以上の比較的良好な成績である。しかし、早期に診断される症例が非常に少なく80%以上の症例が進行したStageIVで診断されている。高危険群を対象とした厳重な経過観察が必要と考えられているが、今回、我々は適正な検診間隔を検証するための無作為割り付け試験を開始した。 まず、膵癌高危険群の設定をおこなった。1999年より20...

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

分枝型IPMN症例に発生した膵癌の発育速度と有効な検診間隔の検討
羽廣 敦也(琴似ロイヤル病院・消化器病センター)
【目的】近年、分枝型IPMN症例を膵癌高危険群とすることが効率的な膵癌検診になり得るのか注目されている。本研究では、分枝型IPMN症例における膵癌検診の有効な検診間隔を明らかにするため、膵癌の発生頻度、発育速度について検討した。【対象と方法】EUS・ERCPを施行し、1年以上の経過観察を行った分枝型IPMN 129例を対象とした(男女比82:47、平均年齢67.7±10.4歳)。平均観察期間88....

第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔

芳野 純治(藤田保健衛生大坂文種報徳会病院・内科)
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第53回日本消化器病学会大会消化器がんの発育速度と有効な検診間隔