- カプセル内視鏡検査におけるRAPID® Access 6.5 Quickview有効利用の検討
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山中 義之(川崎医大・消化管内科)
【背景】Quickviewは特徴的な画像のサンプリングを行う読影支援ソフトであるが、従来のシステム(RAPID® Reader、 RAPID® 5 Access)の画像サンプリング感度の閾値は、3段階(高、中、低)の設定となっているが、以前の検討により、感度を高にしても、有意な病変のサンプリングに失敗することがあり、有用性が十分でないことを報告した。 (J Gastroentero...
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カプセル内視鏡の進歩
- 系統的カプセル内視鏡の読影教育と効率的な診療ネットワークの必要性
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佐藤 公(山梨大・1内科)
背景:カプセル内視鏡(CE)は小腸疾患の診療に有用であるが、その教育とともに、小腸疾患の特徴に合った効率的なCEの運用が求められている。方法:当院ではCEを導入後、2008年1月から2011年3月末までに109件(96名)の検査を実施した。1)全検査を総括し、その特徴と位置づけを明らかにする。特にOGIBについては、最終診断、他院からの紹介状況、確認できる最終出血のエピソードから検査までの時間を検...
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カプセル内視鏡の進歩
- FICEを用いたカプセル内視鏡による小腸病変検出能に関する検討
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今川 宏樹(広島大・内視鏡診療科)
【背景】 既報のごとく我々はカプセル内視鏡(CE)読影において、FICE (Flexible spectral Imaging color enhancement) がangioectasia、びらん・潰瘍、腫瘍の画質を向上させることを報告した(Gastrointest Endosc 2011;72:299-306)。【目的】CEにおけるFICE読影が通常読影と比較して小腸病変の検出能を向上させる...
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カプセル内視鏡の進歩
- Red spotsの鑑別にカプセル内視鏡FICEは有用である
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前田 光徳(獨協医大・消化器内科)
【目的】Red spotsには、angioectasiaや小腸炎の発赤(炎症性発赤)等あるが、カプセル内視鏡(CE)の読影の際、これら疾患の鑑別に苦慮することがある.そこで今回、angioectasiaと炎症性発赤の鑑別にflexible spectral imaging color enhancement (FICE)の有用性について検討したので報告する.【対象と方法】2003年2月から2011...
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カプセル内視鏡の進歩
- 小腸病変に対するコントラストカプセル内視鏡検査の有用性についての検討
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小形 典之(昭和大横浜市北部病院・消化器センター)
【目的】2000年にカプセル内視鏡が登場し、低侵襲で簡便に全小腸の観察を日常臨床にて行えるようになった。近年、内視鏡による画像強調観察技術の発展が目覚ましく、広く臨床に役立てられている。オリンパス社から、ヘモグロビンの吸光率の高い波長領域の発光強度が高くなる白色LEDを使用した小腸用カプセル内視鏡、オリンパスEC type1(コントラストカプセル)が開発されている。このコントラストカプセルは、大き...
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カプセル内視鏡の進歩
- カプセル内視鏡による小腸浮腫所見から肝静脈圧較差を推定する試み
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藤森 俊二(日本医大・消化器内科)
【背景】カプセル内視鏡検査では肝硬変患者に腸管浮腫を認めることが多く, 腸管浮腫は肝硬変による門脈圧亢進とかかわっている可能性がある. しかし, 内視鏡像と門脈圧の相関関係の有無は明らかではない. 門脈圧を直接測定することは容易ではないが肝静脈圧較差(Hepatic Venous Pressure Gradient: HVPG)が門脈圧と相関することが広く知られている. 【目的】小腸内視鏡所見とH...
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カプセル内視鏡の進歩
- 潰瘍性大腸炎の小腸病変:カプセル内視鏡による検討
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日暮 琢磨(横浜市立大・消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎(UC)は原因不明の炎症性腸疾患であるが、これまでその病変は大腸に限局すると考えられてきた。しかし、近年backwash ileitisや大腸全摘後のpouchitis、といった小腸に関連した病変の報告が散見されるようになってきた。一方で小腸病変はその解剖学的な特徴により粘膜病変を直接視覚的にとらえて解析することが困難であったためまだ不明な点が多い。今回、我々はUCにおける小腸...
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カプセル内視鏡の進歩
- 小腸カプセル内視鏡(VCE)の適応拡大に向けて:Agile-J patency capsule (AJP)の有用性と安全性
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大宮 直木(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】今回、大阪市立大学とAJPの共同臨床試験を行い、VCEの適応拡大に向けてのAJPの有用性と偶発症について検討した。【方法】VCEの開通性評価のために、Radio Frequency Identification tagのない日本独自のAgile-J patency capsule(AJP)を使用した。対象は56例(既存クローン病33例、腹痛6例、悪性リンパ腫3例、ベーチェット病3例、Peu...
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カプセル内視鏡の進歩
- 大腸用カプセル内視鏡による潰瘍性大腸炎患者の病勢評価
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細江 直樹(慶應義塾大・内視鏡センター)
[目的] 潰瘍性大腸炎(Ulcerative Colitis: UC)の診断は、大腸内視鏡検査などを行って、大腸病変の性状や罹患範囲などを確認する。一方、カプセル内視鏡(Capsule Endoscopy: CE)は、非侵襲的に腸粘膜の観察が可能であり、欧州ですでに臨床使用されている大腸用CEは、主に大腸癌スクリーニングとして使用されている。しかしながら、大腸CEは大腸内視鏡検査と同等以上の前処置...
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カプセル内視鏡の進歩
- 大腸カプセル内視鏡の側方発育型腫瘍(LST)に対する検出能の検討
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角川 康夫(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター・検診開発研究部, 国立がん研究センター中央病院・消化管内視鏡科)
【目的】海外では5mm以上のポリープに対する大腸カプセル内視鏡の感度は58-77%とされているが、表面型腫瘍に対する検討はこれまでなされていない。そこで、大腸カプセル内視鏡の側方発育型腫瘍(LST)に対する検出能を明らかにする。
【方法】2009年から2011年までの期間に多施設共同研究で行った大腸カプセル内視鏡症例のうち、当院で大腸LSTに対しESDが施行された10症例11病変を検討対象と...
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カプセル内視鏡の進歩
- 磁場を用いた自走式カプセル内視鏡によるヒトの大腸の観察
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能田 貞治(大阪医大・2内科)
【背景・目的】カプセル内視鏡(以下CE)の診断は撮影された静止画像の解析であるため、チューブ式内視鏡と異なり、病変部を検者がリアルタイムに任意の方向から観察することができない。この欠点を克服するため、当科では龍谷大学工学部システム工学科(大塚尚武教授)と共同で、磁場を利用して駆動制御する自走式CE(self-propelling capsule endoscope:以下SPCE)の開発に取り組んで...
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カプセル内視鏡の進歩
- 体外式磁気誘導法を用いたカプセル内視鏡による全消化管病変の診断治療
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太田 英敏(札幌整形循環器病院・消化器内科)
カプセル内視鏡(CE)は重力と腸管の蠕動のみが、推進力で、走行を恣意的にコントロールすることはできず、食道・小腸以外の消化管検査への適応は困難と考えられてきた。 我々は小腸用カプセル内視鏡(SB,SB2;GivenImaging)に磁石リングを装着し、体外永久磁石の遠隔操作でCEをコントロールする技術を開発しDDWで報告してきた。特徴は、大規模な装置・電力は不要で、全てのカプセル内視鏡に適用でき、...
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寺野 彰(獨協学園)
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