セッション |
検索結果は13件です。
- 職域検診における胃がんリスク検診(ABC検診)の有効性
-
小田島 慎也(東京大・消化器内科)
【目的】1991年よりPG法単独で胃がん検診を行っていた都内某企業グループ診療所において、2007年度から血清抗H.pylori抗体値(Hp)と血清ペプシノゲン法(PG)の併用による胃がんリスク検診(ABC検診)が職域検診として開始された。2007、2008、2009年度の総検診受診者は48,073名(男/女=3.6、平均年齢47.4歳)。受診者をHpとPGの組み合わせでA群(Hp陰性、PG陰性)...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 胃がん発生リスク分類を基盤とした効率的な胃がん検診
-
井上 和彦(川崎医大・総合臨床医学)
胃がん発生にはHelicobacter pylori(Hp)感染が必要条件と考えられ、その中でも進行した胃粘膜萎縮は高危険群である。逆にHp未感染の人に胃がんが発生することは非常に稀で超低危険群であり、罹患率が高いがんに対して行われるべき検診においてはその後の対象から除外することも可能であろう。1995年度から開始した血清Hp抗体とペプシノゲン(PG)法の組み合わせによるABC分類は胃がん発生リス...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- H.pylori除菌後の血清ペプシノーゲン値を用いた胃癌リスク分類
-
羽田 政平(北海道大病院・3内科)
【背景】効率のよい胃癌検診には胃癌高リスク群を集約した上での内視鏡検査が必要と考えられる。現在、普及してきているABC検診では、H. pylori除菌者は対象とならない。今後は、H. pylori除菌後の検診受診者が益々多くなることが予想され、効率的な胃癌検診を行うためには、除菌者を対象とした新たな胃癌リスク分類が必要である。除菌後の胃癌高リスク群の設定を目的に、除菌成功症例を基に除菌前後の血清ペ...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 大津市におけるシミュレーションからABC検診を考える-滋賀県におけるこれからの胃がん検診についてのパネルディスカッションより-
-
中島 滋美(社会保険滋賀病院・健康管理センター)
【目的】2009年10月に滋賀県の専門家が大津消化器疾患研究会でパネルディスカッション「滋賀県におけるこれからの胃がん検診」を開催した。今回は、その時のシミュレーションにより、大津市における新しい検診導入の実現可能性を検討した。【方法】大津市の胃がん検診対象者数と胃がん検診精密検査登録医療機関(登録機関)数、および社会保険滋賀病院健診のH. pylori(Hp)感染率とペプシノゲン(...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 血清trefoil factor3とペプシノーゲン法の組合せは効率的な胃癌リスクバイオマーカーとなる
-
貝瀬 満(虎の門病院・消化器内科)
【背景】ペプシノーゲン(PG)法やPG法とヘリコバクター抗体(Hp-Ab)を組み合わせた胃癌検診が行われているが、必ずしも満足できる診断感度ではない。【目的】より効率的な胃癌検診に応用できる胃癌リスクバイオマーカーを探索する。【方法】胃癌患者(診療目的の病院受診者)と非胃癌対照(人間ドック受診者)の血清trefoil factor(TFF)1,TFF2,TFF2,PGI,PGII, Hp-Abを測...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 糞便中の遺伝子発現を指標にしたFecal RNA testの大腸がんスクリーニングの実用性
-
金岡 繁(浜松医大・分子診断学)
【目的】我々は糞便中のmRNA発現を指標にした大腸がん診断法Fecal RNA test(以下FRT)を開発し、その有用性を報告してきた。今回、cyclooxygenase 2 (COX-2), matrix metalloproteinase 7 (MMP-7), beta2-microglobulin (B2M), creatine kinase B (CKB)の4マーカーについて、与えられた...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 大腸がん検診における便RNA検査の可能性
-
古賀 宣勝(国立がん研究センター東病院・臨床開発センター・がん治療開発部)
【目的】分子生物学的手技の発展により、がん診断法も飛躍的に発展している。大腸がんに関しても遺伝子変異解析を用いた便DNA検査などが研究され、臨床応用され始めた。しかしDNA検査は手技が煩雑で高価であるため、我々は比較的簡便で安価な便RNA検査を検討している。本研究ではイムノビーズにより分離した細胞から抽出したRNA(便分離細胞RNA)や便から直接抽出したRNA(便RNA)を用いた遺伝子発現解析やm...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 便中各種マーカーを駆使した新たな大腸癌スクリーニングの可能性
-
市川 裕一朗(藤田保健衛生大・消化管内科)
【目的】 便中Hb便潜血検査は腸内細菌による変性を受けやすく偽陰性化が問題である。トランスフェリン(Tf)は、Hbの経時的変性に比し便中で安定しておりTfの同時測定で、より精度の高い便潜血検査が期待出来る。また出血のみで大腸癌を検出するのには限界があるため便中炎症マーカーであるラクトフェリン(Lf)の検討も行った。糞便中Lfは大腸腫瘍性疾患で健常人に比し高値であると報告されている。【方法】 当大学...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 大腸がん検診における新しい診断法 CTコロノグラフィーの実用性
-
光島 徹(亀田メディカルセンター幕張・消化器科)
【背景・目的】どんなにスクリーニング法が改良され進歩したとしても、最終段階である精検システムがうまく機能しなければ、我が国における大腸がん検診のこれ以上の発展は有り得ない。我が国における大腸がん検診の最大の隘路は、精検法である大腸内視鏡(CS)の処理能力不足と受診者の受容性の低さである。近年欧米を中心に普及しているCTコロノグラフィー (CTC)は、検査技術が容易かつ受診者の受容性が高いにかかわら...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 検診を目的としたCO2送気3D-CT colonography(CO2CTC)の有用性と受容度
-
平山 眞章(小樽協会病院・消化器内科)
【目的】3D-CT colonography (CTC)には精密検査としての側面と拾い上げ検査としての側面がある.さらに最近,X線陽性造影剤で標識(tagging)することにより,従来の欠点を補う手法が開発されてきている.またCFでは広く行われるようになっているCO2送気を用いることにより,その吸収の早さに伴う検査の施行しやすさや検査後における腹部膨満感の改善が想定される.そこで今回, CO2CT...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- NBI併用内視鏡による食道癌スクリーニング
-
藤原 純子(がん・感染症センター都立駒込病院・内視鏡科)
【背景・目的】NBIの普及に伴い、食道癌の発見方法が変わり、ヨード染色を用いなくても、微小な病変が発見できるようになった。食道癌の拾い上げ診断におけるNBIの有用性を検討する。【対象・方法】(1) 2005年1月~2009年12月に内視鏡治療を行った食道表在癌476例中、大きさ10mm以下の126病変(微小癌52, 小癌74)について、発見方法を検討する。(2)2009年1~12月に内視鏡治療を行...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
- 早期膵癌の診断向上率をめざした造影エコー検査の成績の検討
-
高倉 玲奈(大阪府立成人病センター・検診部)
<目的>超音波診断の精度が向上し、膵の小低エコー腫瘤やのう胞がUSで指摘され、検診施設から2次精査目的で紹介となる症例が増加している。2次精査施設で造影エコー検査にて、積極的に悪性を疑う所見でないことが確認できる症例が少なからずある。造影エコー検査の成績を検討し、検診施設での膵がん早期診断率を高くするための実用性について考察する。<方法>超音波検査は膵に焦点をあてて、半座位で検査を行い、膵尾部の描...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
-
有末 太郎(斗南病院・健診センター)
...
第53回日本消化器病学会大会 >
消化器がん検診における新しい診断法の実用性
|